外科矯正 (サージェリーファースト)は顎変形症が原因の歯並びと顔立ちを根本的に治療する方法です。以前から外科手術の前後に歯列矯正を行う方法がありましたが、「サージェリーファースト」はその名の通り、外科手術を先に行いその後に歯列矯正を行う、という手順がはっきりしています。
ただし外科手術を伴うため難易度は極めて高く、矯正歯科であっても大学病院等の口腔外科との連携がなければ扱えない矯正方法です。
渋谷矯正歯科では「歯並び」、「かみ合わせ」、「口元の見た目」を重視した矯正治療を行うことを目的としており、必要な場合は外科矯正治療にも対応する態勢をとっています。外科矯正の場合には外科手術を提携医療機関で行い、歯科矯正部分を渋谷矯正歯科で担当しますが、検査・治療計画においては当院が指揮をとり、提携医療機関と連携して治療を行ってまいります。
上顎、下顎のどちらかが大きすぎる・大きく出ているなど顎の骨格自体問題がある際には、矯正装置を用いた歯列矯正だけでは限界があります。歯列矯正では顎の骨がある範囲で歯を動かしていかなければならいのですが、顎部分にアプローチすることで口元全体の改善に対応できます。
顎変形症(顎の骨格の問題)を抱えている場合、日々の生活上の悩みだけではなく横顔や輪郭にコンプレックスを感じていることもあります。骨格に働きかけることで、骨格・輪郭の問題を早期に解決できる特徴があります。
どの矯正治療でも同じですが、噛み合わせが改善されることによって、食べ物を噛む行為が正しくできるようになります。顎の骨格のために噛み合わせに問題を持っている場合には、矯正後、食生活が改善するというとても大切な変化を実感いただけることが多いです。
治療が決定しましたら、 当院で検査をし、ドクターが一貫した治療計画をたてます。
提携医療機関で外科手術を行います。手術後、歯列矯正を開始する時期は患者さまと相談して決定します。
術後の痛みが引いた後、歯列矯正を開始します。定期的に来院いただき、装置の調整を行います。
顎の骨を切ったり削ったりする完全な外科手術ですから手術は渋谷矯正歯科と提携した医療機関で行います。代表的な術式として、上顎骨切り術(lefort Ⅰ型)と、下顎枝矢状分割術(sagital splited ramous operation)があります。他にも前歯部歯槽骨を切る骨切り術など患者さんの症状により様々な術式を選択して整った骨格にまず治療します。
外科手術ということで傷跡は多少残りますが全てお口の中となります。一切、顔などの皮膚の表面には傷をつけません。患者さまの精神的負担にも配慮し、傷跡となる箇所は単に口を開けただけでは見えないような場所になります。
他のクリニックで矯正治療ができないと判断された方もあきらめずにご相談ください。渋谷矯正歯科では難しい症状の患者さまにも、できる限り希望に沿って治療を受けていただきたいと考えています。あきらめる前に一度、あなたの悩み、お気持ちをご相談ください。
全体 | 部分 | |
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上顎 | Le fortⅠ | 上顎歯槽骨切り術 |
下顎 | SSRO | 下顎歯槽骨切り術 /オトガイ形成術 |
準備中
準備中
SMAPとはSuper Mini Anchor Plateの略で、プレートタイプの矯正用インプラントの1つです。
治療期間 | 術前矯正:なし~半年程度(該当患者のみ) 手術:手術1日+入院期間4日~ (※あくまで目安となり、病院や担当する歯科医師によって異なります) 術後矯正:半年~1年程度 ※治療期間には個人差があります。 |
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保定期間 | 2年程度 |
通院頻度 | 3~6週間毎 ※通院頻度には個人差があります。 |