メリット

• 審美性が高い

  人目につきやすい上顎を裏側矯正（舌側矯正）で行うことで、笑ったときのお顔の印象をほとんど変えることなく歯並びや噛み合わせを整えられます。歯列矯正は治療中の見た目を気にする方がとても多く、その点が足枷となって治療を躊躇している方も少なくありません。
  「マウスピース型矯正の対象外だけど審美性の高い治療法がいい」という方にとってハーフリンガル矯正はピッタリな方法といえるでしょう。

• 発音や滑舌に支障をきたしにくい

  発音や滑舌は舌の動きが制限されればそれだけ悪くなる傾向にあります。裏側矯正（舌側矯正）の場合、舌に装置があたって思うように動かせなくなるため発音や滑舌に影響がでやすく、傷がついて外傷性の口内炎につながることも珍しくありません。下顎を表側矯正で行うハーフリンガル矯正は滑舌や発音に支障がでにくいため、講演を頻繁に行う方や電話対応の仕事が多い方にはとくにおすすめです。

• 上下顎裏側矯正（舌側矯正）で行うよりも費用が安い

  裏側矯正（舌側矯正）は正面から装置がほぼ見えない状態になるため、透明な装置を被せるタイプのマウスピース型矯正とくらべても見た目の変化が少ない傾向にあります。ワイヤー矯正の強みも活かせることから料金が高額に設定されているケースが多く、取り扱っている歯科医院が少ないのもその理由の一つです。上顎のみを裏側矯正（舌側矯正）で行うハーフリンガル矯正は、上下顎を裏側矯正（舌側矯正）で行うよりも料金が安く設定されている傾 向にあります。