投稿日:2023.3.12
リンガル(裏側)矯正の実際ってどんな感じで治っていくの??
皆さん、こんにちは!渋谷矯正歯科です。
リンガル(裏側)矯正は目立たない矯正としても人気を集めています。
ブラケット装置が裏側に装着されることによって、人の目に触れません。
なので、見た目の印象もよく矯正治療を始められるという大きなメリットがあります。
ですが「表側矯正のようにしっかりと綺麗な歯並びになるのかな?」「どんな矯正治療はどんな感じで進んでいくのかな?」
歯並びが綺麗に整っていく治療工程や治療結果についても、気になるところではないでしょうか。
そのような方のために、これから矯正を検討される方も矯正治療を始めているけど不安になっている方のために、
実際のリンガル矯正の症例を見ながらご説明をしていきます。
本記事が参考になりましたら嬉しいです。
ぜひ、これからの矯正治療にお役立て下さい。
目次
症例写真をご紹介します!
症例写真の前に、用語説明をします!
先に目を通しておくと分かりやすいと思います。
用語説明
初診OP
初めて当院にかかられた時の写真。
経過OP
治療途中時の写真。
今回は装置装着時、抜歯後、スペースクローズ途中をご用意してきました。
Remove時OP
装置を外す直前の写真。
それでは症例写真の紹介に参ります!
初診OP
経過OP
装置装着時
抜歯後
スペースクローズ途中
Remove時OP
まだまだ噛み合わせが不十分な箇所などありますが、最初の頃と比べると別人級に綺麗になりましたよね!!!
口元もシュッとしてさらに男前になっています。
この患者様は複雑なゴム掛けが何度もあり、処置を担当していた私でさえ、
ちょっと厳しいかな。。と思っていたのですが、とても協力的に頑張って下さいました!
現在は装置を外しています。
ディテーナーというマウスピースを使っての微調整も、もうすぐ終了しそうです!!
また、矯正中に仮歯があったのですがある程度、歯列が整い終わった時点で、
上部構造(仮歯からセラミックの被せ物)を変えてもらい、最終微調整を行っています。
基本的に、セラミックなどの被せ物は矯正が終わってから変えてもらうのですが、
中には矯正治療に被せ物をつくることもあり、ケースバイケースになっています。
初診時とRemove時の比較
本日は、リンガル矯正の症例写真をご紹介させていただきました!!
いかがだったでしょうか?
実際にお写真を見ることで、リンガル矯正時のイメージもついたではないでしょうか?
矯正装置も目立たないことが伝わったかと思います。
こちらの写真の患者さんは、初診時には上の前歯が飛び出していて出っ歯といわれる状態でした。
そこにプラスして、歯と歯の間が開きすきっ歯で、歯の回転や上下の歯の高低差も合っておらず、
綺麗な歯並びからは遠い印象だったかと思います。
しかし、難しいゴム掛けなどの作業も患者さんの意欲的な協力のお陰で、
最後には理想とする綺麗な歯並びへと整えることができました。
みなさんも最後のお写真を見て同じ人の歯並びとは思えないくらいの変化だと思ったのではないでしょうか。
このくらい歯科矯正では素敵な印象に変えることができるんです!
リンガル矯正もやればしっかりと効果はついてきます。
そんな矯正方法にしようか迷っている方や矯正に対する不安をお持ちの方もいるかと思いますので、
もう少し詳しくリンガル矯正のメリットとデメリットについてお話していきます。
※リンガル矯正についての詳しい内容は、こちらのページもあわせてご参照ください!
リンガル矯正のメリット
1.矯正装置が目立たない
1番のメリットは表側矯正と違い矯正装置が目立たないということです。
矯正装置であるブラケットとワイヤは舌側に装着するので、話しをしていても相手から見えることはありません。
矯正前とほとんど変わらない状態で矯正を始めることができます。
特に接客業や審美性を求められるような人に見られるお仕事をしている人から
選ばれることが多く人気の矯正方法となっています。
2.エナメル質が傷つきにくい
歯の表面はエナメル質といってとても硬いそうに覆われていますが、
唇側(表側)は層が薄いので矯正装置を外す際に傷を付けてしまうリスクがあります。
しかし裏側はエナメル質の層が厚いため、表側に比べるとリスクが低いです。
また、常に唾液で満たされているので表側矯正よりもむし歯になりにくい傾向があります。
だからといって歯磨きをサボっていいわけではありません。
通常に比べて磨き残しは出来やすいことには変わりありませんのでホームケアはいつも以上に意識しなければいけません。
3.表側矯正とも変わらない治療効果
ご紹介させていただいた症例でもお分かりにいただけたように、
表側矯正と同じようにリンガル(裏側)矯正でも効果をしっかりと発揮することができます。
4.適応症例の豊かさ
出っ歯やガタガタした歯並びの方、受け口、すきっ歯、
オープンバイトの方などさまざまな症例にも適応可能です。
リンガル矯正で適応できるケースになりますので、自分の歯並びはどれになるのか、
リンガル矯正でも適応できるのか気になる方はカウンセリング時にご相談下さい。
リンガル矯正のデメリット
1.歯磨きがしにくく汚れがつきやすい
特に下のはの内側は、鏡でも見えにくいところで、舌も歯ブラシの動きの妨げになってしまって、
みなさん共通して磨き残しが出来やすいです。
そこにブラケット装置やワイヤーがかかるのですから、
さらに磨きにくさがあり難易度も上がるのはイメージが付くのではないでしょうか。
汚れがついたままでは歯ぐきが腫れたり、同時にむし歯になるリスクもグンと上がってしまいます。
矯正前よりも丁寧に磨き上げるように意識して歯磨きしましょう。
矯正中の磨き方のコツやどんな歯ブラシ、ケアアイテムを使ったらよいのかは
歯科衛生士が教えてくれます。
矯正装置や自分のライフスタイルに合ったやり方で、矯正中もむし歯を作らずに頑張りましょう!
2.ブラケット装置がの設置ができないことがある
矯正治療に必要なブラケット装置を設置できないこともあります。
上と下の前歯が深く噛み合っている症例に起きるケースです。
その場合は、症例を見ながら上下どちらかの歯にブラケット装置を付けて、
深く噛み込んでいた噛み合わせを浅くしてから治療を進めていきますので安心して下さい。
3.ブラケットを装着した違和感が強い
リンガル矯正の場合、舌に装置が当たるので慣れるまでの違和感は強くなります。
滑舌に影響がきたりなど喋りにくさもあり、口内炎もできやすい期間が続きます。
しかし、みなさん1ヶ月もすれば徐々に慣れてきてスムーズな会話ができるようになり、
口内炎もできなくなってきます。
CAさんでもリンガル矯正を行なっている方はたくさんいらっしゃいますし、
機内アナウンスもしていらっしゃいますので安心して下さい。
よく話したほうが喋りにくさが取れて会話にも慣れてきますので、よく話す方が違和感が取れるのも早いです。
4.費用が高額になる
リンガル矯正は技術も必要になる治療でもあり、オーダーメイドで装置を作成したります。
そのため、費用が高めになるクリニックが多いでしょう。
メリットも多いリンガル矯正ですので、お財布事情と相談しながら
どのような支払い方法があるのか歯科クリニックにも相談してみて下さい。
無理なく矯正治療を始めましょう。
リンガル矯正をした患者さんの感想
通院中の患者さんで、装置を付けた頃に「噛めない・食べれない」で絶望したという方がいらっしゃいました。
(言葉は強烈ですが、今では笑い話です!と仰っていました。)
でも、お腹はすくから柔らかいお粥やうどんなどを食べて、少しずつ、
装置がついた状態でのお食事やお喋りに慣れたそうです。
私自身も、矯正治療初期に大金を払って始めたけれど、もう辞めてしまいたい!!って何度も思いました。
ですが大丈夫です。
歯科矯正は時間が掛かります。
また、いつものお食事もおしゃべりも慣れるまでは大変かもしれません。
個人差はありますが必ず慣れます!
それまで一緒に頑張りましょう!
乗り越えれば歯列が整い、笑顔に自信が持てるようになります。
これから歯科矯正を考えている方もいろいろと自分で調べていくうちになんだか不安になってきて、
どうしようかと悩んでいる方もいるかと思います。
そんな時は、当院のブログやSNSを是非、見てみてください!
また無料カウンセリングも行っております!
スタッフ一同、皆様のご来院を心よりお待ちしております。
→無料カウンセリングのご予約はこちら!
スタッフのひとこと
渋谷院 衛生士 佐藤でございます!
今週はあったかい日が続きましたね!!
ぽかぽかしていて、なんなら佐藤少し暑いなって思ってしまうほどでした!!!
皆さんはこの時期、花粉症とか大丈夫でしょうか??
渋谷院スタッフにも花粉症が数名おり、鼻はずびすびしているし
喉もやられてガラガラしているかと思いますが、ただの花粉症なのでお気になさらず!!!
渋谷院 院長 倉沢先生の鼻のかみかたが「ゾウさんみたい」とスタッフ内で話題です(笑)
患者様で聞けた方はラッキー☆彡かも?!
ちなみに3月14日のホワイトデーは院長 倉沢先生のお誕生日です!!!
診療後にスタッフみんなでお祝いします♪♪
その様子も渋谷矯正歯科のSNSでupしますので見てみてください!!!
→渋谷矯正歯科のInstagramはこちら。