投稿日:2023.9.8
食いしばりは危険?食いしばりが気になる人はチェックするべし!
こんにちは(*^^*)
渋谷矯正歯科です!
「矯正治療をはじめてから、食いしばりが気になるようになった…」
という方をよく聞きます。
食いしばりは、無意識にすることが多く気付いたときには、歯や全身に悪影響を与えることがあります(._.)
今回のブログは、矯正中に食いしばりを行うリスクや原因、改善する方法を紹介しますので、参考にしてください。
目次
食いしばりのリスク
まずは、食いしばりをするとどのようなリスクがあるのか解説します。
矯正を始める前の方やすでに始めている方どちらにも当てはまる内容ですので、食いしばりに気付いたら早めに歯医者に相談しましょう!
矯正治療が計画通りに進まない
矯正治療は、歯を上下左右などに動かすために、矯正装置で一定方向に力をかけます。
ただし、食いしばりをしていると、歯の根っこ方向に強い力がかかる状況になるため、思うように並べたい方向に歯が動かないことがあります(・.・;)
また、矯正により歯が動く原理は、顎の骨の破壊と再生を繰り返す「骨のリモデリング」によるものです。
そのため、矯正をしていない方に比べて、顎の骨がしっかり歯を支えることができないため、食いしばりによる歯や顎の骨へのダメージが大きいといえます。
歯がすり減る
食いしばりをすると歯に強い力がかかり、歯がすり減ることがあります。
全体的に歯がすり減る方もいれば、一部分で強く食いしばりをしていると数本だけ歯がすり減ってしまう方もいらっしゃいます。
また、食いしばりは就寝中など無意識のうちにすることが多く、長時間にわたり食いしばる力が歯にかかると歯が欠けたり、割れたりするリスクもあるのです。
エラが張る
朝起きたときに、顎がだるいという経験はありませんか?(◞‸◟)
もしかすると、これは就寝中に食いしばりをしているからかもしれません。
食いしばりをすると歯だけではなく、顎周りの筋肉にも負担がかかります。
何ヶ月にもわたり食いしばりを続けると、顎の筋肉が発達してエラが張ったように感じる方もしばしばいらっしゃいます。
ただし、このようなケースでは食いしばりを緩和することで、エラの張りが改善されることも多いです。
頭痛や肩こりを引き起こす
食いしばりをすると、首や肩などの筋肉にも影響を及ぼします。
首や肩の筋肉が凝り固まり、肩こりを引き起こすことがあるのです。
また、こめかみの周りには側頭筋といわれる筋肉があり、食いしばるとこめかみ周辺にグッと力が入るのがわかります。
長時間にわたり食いしばりをするのは、筋肉の疲労につながり頭痛の原因にもなり得るのです。
他にも、食いしばりによりめまいを引き起こす方も少なくありません。
原因不明だった身体の不調は、じつは食いしばりが原因だったと分かるケースもあります。
歯周病が進行する
食いしばりをすると、歯の根っこに負担がかかり、歯を支えている歯ぐきや顎の骨などの歯周組織にまで悪影響を及ぼします。
そうなると、歯ぐきに炎症が起き、顎の骨は溶かされてしまうのです☠
はじめのうちは痛みがほとんどありませんので、歯ぐきの炎症を放置する方も少なくありません。
そのうちに、歯ぐきが下がり、歯と歯ぐきの間に溝ができて、汚れが溜まりやすい環境に変化します。
汚れが溜まると、細菌が増殖しやがて歯周病に進行するリスクがあるのです。
また、すでに歯周病の方は食いしばりをすることで歯周病の進行を早めてしまうことがありますので、早めに食いしばりを改善しましょう。
知覚過敏になる
食いしばりをして歯ぐきに負担がかかると、歯ぐきが下がることがあり、歯がしみるという症状が現れます。
もともと歯ぐきに覆われていた部分は、象牙質というやわらかくて黄色っぽい色をした層で、神経に近いため刺激が伝わりやすいからです。
また、本来は硬くて白いエナメル質という層だけが歯ぐきの上に出ていますが、
やわからい象牙質が露出したことに気づかずに歯磨きをすると、象牙質だけが削れてしまうことがあります。
そうなると、歯が削れて知覚過敏の症状がひどくなることも…
さらに、食いしばりによりエナメル質がすり減ると、内部にある象牙質が露出することもあり、しみる症状が現れるのです。
食いしばりの原因
それでは、ここからは食いしばりの原因といわれる4つを解説します。
歯並びの乱れ
歯並びやかみ合わせが乱れていると、食いしばりをする原因になることがあります。
乳歯がはえそろっていないお子さんであれば、食いしばりや歯ぎしりをする様子が良く見られるのもこれが原因です((+_+))
かみ合わせが安定するまでは、頻繁にみられますが、歯が生えそろったころには自然と食いしばりが緩和されていることがほとんどですので、ご安心ください。
しかし、大人になって食いしばりがあるケースは悪い歯並びが原因であることが考えられます。
歯がガタガタして一部分だけにかみ合う力が集中してしまうことや、かみ合わせが乱れているために不適切な位置で食いしばってしまうこともしばしばあります。
悪い歯並びは、食いしばり以外にも様々な悪影響を及ぼします(+o+)
他にどんな悪影響を及ぼすのか気になる方は、合わせてこちらもご覧ください!
もしかしたらその症状、歯が原因かもしれません…((+_+))
ストレス
悩み事を考えたり、疲れが溜まったりすると、歯を食いしばる経験をしたことはありませんか?
精神的なストレスや疲れにより食いしばることがあるといわれており、夕方から就寝中にかけて食いしばることが多くなる方もいらっしゃいます。
食いしばることで、一時的にストレスを緩和しようとするのが原因です”(-“”-)”
また、デスクワークが多い方は集中している間に食いしばりをする傾向がありますので、注意しましょう(*_*)
被せ物や詰め物が不適合
以前に被せ物や詰め物をした部分が、何らかの原因で外れかけていたり、欠けたりすることで上下のかみ合わせのバランスが崩れることがあります。
そうなると、食いしばりにつながることも。
また、治療したばかりの被せ物や詰め物であっても、かみ合わせがあっていないと食いしばりをしてしまうことがあります。
髪の毛1本でも噛むと、違和感があるほど上下のかみ合わせは繊細です。
違和感があれば、早めに被せ物や詰め物のかみ合わせの調整をしてもらいましょう。
カフェインやアルコールの摂りすぎ
カフェインやアルコールを就寝前に摂取すると、食いしばりを起こし睡眠の質が低下することがあります。
カフェインやアルコールを摂取すると、交感神経が優位になるため寝つきが悪くなるからです(◞‸◟)
通常は、昼間に交感神経が優位になり身体は活発に動け、寝るときには副交感神経が優位になるためリラックスした状態で睡眠ができます!
ただし、交感神経が優位にある状態で眠りにつくと、身体にストレスや疲れがある状態となり、食いしばってしまうことがあるのです。
食いしばりを改善する方法
最後に、食いしばりを改善する方法を紹介します。
食いしばりをしないように意識する
日中に食いしばりをすることが多い場合は、食いしばりをしていないか意識してみましょう。
たとえば、パソコン作業中に半分作業が進んだら「食いしばりしていないか?」とお口を開けてリラックスできる状況を作り出すとよいでしょう( ◠‿◠ )
矯正治療で歯並びを整える
食いしばりの原因になる歯並びやかみ合わせの乱れを、矯正治療で整えることもひとつの方法です(^^)/
矯正治療中にも食いしばりが一時的に起こることがありますが、矯正治療を終えたらかみ合わせが整うため食いしばりの緩和が期待できます。
渋谷矯正歯科では、目立ちにくい矯正装置である「リンガル矯正」や「マウスピース型矯正」をご用意していますので、お気軽にご相談ください。
ただし、食いしばりが強すぎる方はマウスピース型矯正ができないこともあります(+o+)
詳しくは無料カウンセリング時にお話ししますので、ご予約ください!!!
マウスピースの装着
食いしばりや歯ぎしりの緩和に使用するマウスピースがあります。
ナイトガードとも呼ばれ、主に就寝中に装着することで、無意識にしている食いしばりを緩和するのが目的です。
上下の歯と歯がぶつかりあうのを防ぐクッションの役割を果たしてくれます。
渋谷矯正歯科ってどんなところ?
お昼はよくスタッフみんなでご飯を食べてます(*^^*)
渋谷院の近くにおいし~~~パン屋があってみんなお気に入りです☆彡
渋谷矯正歯科では、裏側矯正を専門に、ハーフリンガル・表側矯正も取り扱っております!
「私にはどんな治療方法があっているんだろう?」とお悩みの方はぜひ一度無料カウンセリングにお越しください♪
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