投稿日:2024.8.4
歯列矯正で歯を抜かない方法はありますか?
こんにちは(^-^)
渋谷区宮益坂にございます、渋谷矯正歯科です!
今回は矯正を行うにあたって、
歯を抜く必要があるのか?抜いたほうがいいのか?のお話をさせて頂きます。
目次
はじめに
歯列矯正を始めるにあたって、健康に過ごすための口腔内や、
歯を見せて笑えるようになることはとても大切です。
矯正治療の治療方針は様々な方法があり、
その中で歯を抜く、抜かないという選択は初期段階としてとても大きな決断になります。
歯列矯正を始める方はどこの歯科医院で行おうか、まずはカウンセリングへ行きますね。
その後、検査や診断を行います。(詳しくはカウンセリングから診断の流れのブログをご覧ください)
その診断の際に、歯を抜かなくても歯列矯正が出来るかどうかをお伝えします。
何ヶ所か、カウンセリングに行っている方が、
歯科医院によって診断が違うので困っていると言っているのをよく聞きます。
ある歯科医院は、「歯を抜いて歯列矯正をする」また違う歯科医院は「歯を抜かなても歯列矯正が出来る」など、
歯科医院によって言っている事が違うとのことです。
これは正直、レアなケースという訳ではなく、
色々な方法があり、どちらも間違いでも正解でもないのです。
したがって歯を抜いて歯列矯正を行う歯科医院は悪い、
抜かなくて出来る歯科医院が良いというわけではないのです。
歯を抜いて出来る矯正、歯を抜かずに出来る矯正それぞれのメリットがありデメリットもあります。
全ての人が同じ口腔内ではないので、矯正治療にもその人に合った様々な方法があること、
方法を選んで歯列矯正が出来る事をこのブログを通してお伝え出来ればと思っています。
歯列矯正で抜歯が必要になるケース
それではここからは、抜歯が必要なケースを説明していきます(^-^)
歯の並ぶスペース不足
歯は、顎の骨の上に歯が並んでいます。
歯の並ぶ土台となる顎自体が小さいと同じ数の歯も顎のサイズが大きい人と比べて、
顎のサイズが小さい人は歯が並びきらないことは何となく想像がつくと思います。
顎自体が小さく、歯が並ぶスペースがない方は、歯抜の必要があります。
矯正は矯正器具で歯を正しい位置に動かします。
そのため動かすスペースがない場合はスペースを確保する為にも歯抜の必要が出てくるのです。
とは言っても自分が人と比べて顎が小さいかなんてわからない方が多いと思います。
矯正の相談にいらっしゃる方で、自分は矯正をするつもりで相談に来ても、
抜歯の必要があることをお話されて驚く方も多くいらっしゃいます。
また、そのため色んな歯科医院にカウンセリングへ行って、
当院は抜歯をしなくても矯正が出来ますよ、などと言われるとそちらに揺らぎがちになりますよね。
要は、抜歯をしないと歯を並べるスペースには限度があり、
完成に妥協点が必要になってくる可能性があるのかもしれません。
その話をしっかり受けたり、完成シュミレーションを確認したうえで抜歯の選択が出来るといいですね( ◠‿◠ )
上下の噛み合わせの問題
歯は上の歯と下の歯が重なり噛むことが出来ます。
顎の位置がずれてしまっていると、歯の噛み合わせも合わなくなり、
噛み合わせの改善が必要になるので、歯が出ている度合いによって、
抜歯あるいは、場合によっては顎自体をひっこめるような外科的な手術を伴う処置が必要になります。
要は、抜歯をすれば外科的な処置をせずに済む事があるという事です。
基本的に外科が必要な方は抜歯が必要な方が多いです。
親知らずが歯列の邪魔をしている
歯列を後ろに下げたい場合、親知らずがあると下がるのにも限界があるので、
親知らずを抜歯する方が多いです。
また、親知らずが生えている方でも、斜めに出ていたりすると
歯みがきが十分に出来ず虫歯の原因にもなりかねません。
また、歯肉の中で真横に倒れている場合(レントゲンで確認が出来ます)
手前の歯の歯根を押すので、歯列が乱れる原因になります。
場合によっては抜かずに歯列矯正を行うことも出来ますが、
必要になった際に抜歯している方も多くいらっしゃいます。
親知らずを抜歯することで、矯正治療がスムーズに進むのであれば抜歯の必要がありますね。
出っ歯・受け口
出っ歯や受け口が重度な場合も抜歯の必要があります。
治療をするにあたって歯を前か後ろに動かさなければなりません。
歯を動かすという事は、その分の空間が必要になります。
抜歯を行うメリットデメリット
抜歯を行うメリットとデメリットをご紹介していきます(^-^)
メリット
矯正治療を行う上で歯を動かすスペースが確保できる
前歯の突出がある場合(出っ歯)歯列自体に十分なスペースがなく、
いわゆる出っ歯の状態になっていることが多いです。
抜歯を行うことで、矯正で歯が動くスペースが確保されるため、理想の歯並びに近づける事が出来ます。
それにより、歯が突出していた時は閉じにくかった口元が抜歯を行い、
歯列矯正で歯が下がっていくことにより、口元も閉じやすくなり、Eラインも整ってくるでしょう(^^)
口元のバランスが整うことで顔全体のバランスが良くなります。
正しい位置で噛み合わせる事が出来るようになると咀嚼機能が良くなります。
食事が以前の歯並びの時よりしやすくなったり、それにより消化機能の向上も期待できます。
抜歯を行い歯並びが整う事で、歯ブラシが届きにくかったところも歯列が整い歯が磨きやすくなります。
歯周病や、虫歯のリスク低下につながるでしょう。
デメリット
一概には言えないのですが、
抜歯を伴う矯正治療を行う必要がある場合は、歯を動かす度合いが大きい方がほとんどです。
少しのガタガタを解き、抜歯の必要がない方の矯正治療に比べると、
矯正治療期間自体が延びる事が予測できますね。
ただ、例えば抜歯の必要があったが抜歯をしたくなく、妥協して矯正治療をした方が
思ったより完成に満足いかず、その後抜歯をし再度治療を行うという場合よりは、
先に抜歯を決断した方の方が矯正治療は早く終わります。
あまり歯を抜くことに抵抗を持たず、矯正治療のシュミレーションの完成を確認し、
自分がどれだけの完成を目指したいのか目標をしっかり持つことが大切です( ◠‿◠ )
とは言っても、出来る事なら抜きたくないというのが本音でしょう。
歯を抜くというのはもちろん麻酔は行いますが、多少の痛みや不快感を伴います。
スペース確保のために抜くのですが、抜いた直後すぐにそのスペースが埋まるわけではないので、
特に前の方の歯を抜いた場合、気になるのが、一時的に歯抜け状態になります。
抜歯を伴う矯正治療の判断基準
抜歯を伴う矯正治療の判断は、患者の個々の状況によります。
重度の叢生: 歯が重なり合っている場合、抜歯が必要なことが多いです。
歯列全体のバランス:歯のサイズや顎の大きさ、欠損による非対称など抜歯によってバランスを整える事が出来ます。
歯の方向や向き:正しい噛み合わせを実現するために抜歯が必要な場合があります。
まとめ
抜歯を伴う歯列矯正は、多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。
治療を決定する際には、担当のドクターや衛生士とよくコミニケーションをとり、
自分の歯の状態や希望に合った治療法を選ぶことが重要です。
自信を持った笑顔と健康な口腔環境を手に入れるためには、自分にとって最適な治療法を選択することがとても大切です。
渋谷矯正歯科って、どんな歯医者さん?
渋谷矯正歯科では、裏側矯正を専門に、ハーフリンガル・
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