menu
close

ブログ

投稿日:2024.1.14

マウスピース矯正中に虫歯になったら?

皆さん、こんにちは(‘ω’)ノ渋谷矯正歯科です!
さて今回のブログは、マウスピース型矯正の特徴やむし歯になったときの処置を進行状態に分けて解説していきます!
矯正治療は、目立ちにくいマウスピース型矯正にしたいと考えている方も少なくありません。
しかし、マウスピース型矯正の治療中に「むし歯になったらどうしよう」と不安もあるでしょう。

これから矯正治療をする方はぜひ参考にしてくださいね( ◠‿◠ )

マウスピース型矯正とは?

マウスピース型矯正とは、目立ちにくい矯正治療のひとつで、最近の流行りでもあります!
その特徴とメリットを詳しくみてみましょう!!

マウスピース矯正

特徴

マウスピース型矯正は、取り外しができる矯正装置です。
一般的に広く知られている矯正方法は、マルチブラケット装置というワイヤーを用いた矯正装置で
歯に固定するためご自分で取り外すことはできません。

また、使用する装置は透明なので装着している時間も目立ちにくいのが特徴です。
基本的には、食事と歯磨き以外の時間はマウスピース型のトレーをご自分で装着していただきます。
装着する時間は、20時間以上とされていますが使用する時間は歯科医師の指示に従いましょう。
1つのトレーは2週間くらい使用していただき、ご自分で新しいトレーに変更していただくことで徐々に歯並びが改善されます。

通院する回数は、最大で2ヶ月に1回くらいでよいのも特徴です。

当院でもマウスピース型矯正装置を取り扱っており、インビザラインシステムのマウスピースを使用して歯並びを整えます。
インビザラインのマウスピース型矯正は、専用のスキャナーを使用して型取りをすることができ、事前に矯正治療中や矯正後の歯並びを目で確かめることができるのもポイントです。

そして、ワイヤー矯正治療に比べるとマウスピース型矯正の方が痛みは少ない特徴があります。
インビザラインのトレーは、独自の素材を使用しており歯にフィットして違和感が少なく製作されます。
そして、インビザラインで治療した世界中の方の歯並びを基に治療を綿密に計画するため、患者さんに無理なくできるだけ痛みを抑えた治療が実現できるのです。

 

メリット

マウスピース型矯正を使用するメリットは、

・他人に気付かれにくい
・一時的に装置を外せる
・歯磨きがしやすい
・食事が普段通りでよい
・矯正治療中にむし歯の治療ができる

などが挙げられます。

マウスピース型矯正で使用する装置は透明のため装着していても周りの人から気付かれることが少ないでしょう!
そのため、美容師やアナウンサーなど他人から見られる立場にある職業の方に人気です。
また、装置はご自分で外すことができるため、矯正治療中に結婚式や成人式など人生の大切なイベントがあるときだけ、装置を外しておくことも可能です(^_-)-☆
その場合は、歯科医師に相談してみましょう。

さらに、歯磨きや食事は普段通りでよいため、歯や装置を清潔に保てます。
装置を外して食事ができるため、装置に食べ物が詰まることもなく、歯磨きもしやすいでしょう。
そのため、ワイヤー矯正に比べるとむし歯や歯周病になるリスクが低減します。
万が一むし歯になった場合も、マウスピース型矯正であれば装置を外した状態で治療が受けられるのもメリットです。
食事中に装置を外せるのも治療中の痛みが少なくなるメリットにつながっています。

他にも、マウスピース型矯正であれば歯並びを整えながら歯を白くする「ホワイトニング」を受けることもできます。
ワイヤーを用いた矯正治療の場合は、ホワイトニングができない可能性があるため
結婚式や成人式までにお口元を美しくしたい方は、マウスピース型矯正を視野に入れるとよいでしょう。

 

マウスピース型矯正中にむし歯になったらどうするの?

マウスピース型矯正中にむし歯になる可能性も捨てきれません。
このような場合、どのように対応していくのかむし歯の進行状態に分けてチェックしてみましょう。

根管治療

初期むし歯(CO)

初期むし歯は、歯の表面が白く濁っている状態で、穴は空いていません。
この状態であれば、矯正治療を続けてもらい歯磨きやフッ素塗布で様子を見ます。
歯を削るなどの治療はせず、フッ素塗布を行いむし歯が自然治癒するのを促すのです。

フッ素塗布をすると、むし歯菌の活動を抑制したり、虫歯にならないような強い歯に育てる、
また、初期のむし歯を自然治癒する唾液の働きを促進することが期待できます( `ー´)ノ

 

エナメル質のむし歯(C1)

エナメル質とは、歯の表面の質で白くて硬い部分です。
歯の表面が黒や茶色っぽくなったり、小さな穴が開いたりすることもあります。
この段階では自覚症状はほとんどありませんので、痛みやしみるなどでむし歯と気付くことは少ないでしょう。

歯の表面にあるむし歯の部分を削り、開いた穴に歯科用プラスチックを埋める治療を行います。
これをCR(コンポジットレジン充填)治療といいます。
歯の色に合わせた白い樹脂を詰めるため、目立つことはほとんどありません。
マウスピース型矯正のトレーを外して、その日のうちに治療は終えられます。

 

象牙質まで進行したむし歯(C2)

象牙質は、エナメル質の下にある層で黄色っぽくてやわらかい質です。
そのため、進行が早く見た目より広い範囲でむし歯になっていることもしばしばあります。

むし歯の範囲が狭い場合は、むし歯の部分を削りCR治療を行います。
進行が広い場合は、むし歯の部分を削った後、型取りを行い詰め物の製作をします。
この詰め物をインレーと呼び、保険の金属のものや自由診療の白いセラミックの材質から選択することができます。
マウスピース型のトレーは、矯正終了時までの分が最初に製作されるため、詰め物をぴったり合わせる必要があります。
場合によっては、むし歯の部分を削った後に、仮の詰め物をして矯正治療終了まで様子を見ることもあるので覚えておきましょう。

 

神経まで進行したむし歯(C3)

神経まで進行したむし歯の場合は、強い痛みやしみるなどの症状が現れます。
そのため、我慢することが難しく矯正治療にも悪影響を及ぼすでしょう。
麻酔をしてからむし歯の部分を削り、歯の根っこの内部の感染部分も取り除く治療を行います。
この治療を根管治療と呼び、細い針のような器具を用いて2~4回くらい通院して痛みを取り除きます。

マウスピース型矯正を行っているため、できるだけ歯の頭の部分を削らずに歯の裏側やかみ合う面に穴を開けて治療を行います。
根管治療が終わったら、歯の内部に細菌が感染しないように薬を入れて密閉します。
そして、歯の土台を立てて型取りをした後、金属やセラミックの被せ物を取り付けます。
矯正治療中は、最終的な被せ物を装着せずに、仮歯で様子を見ることが多いです。
ただし、神経を取り除いた歯は動きが悪くなることがありますので、矯正治療を行っている歯科医師とよく相談してから治療を進めましょう。

 

歯の根っこのみが残っている状態のむし歯(C4)

歯の根っこのみが残っている状態をC4と呼びます。
ここまでむし歯が進行すると、歯を残しておくことが難しくなるため抜歯を視野にいれましょう。
抜歯になった場合は、入れ歯やブリッジ、インプラントなどの人工歯で補う必要があります。
矯正治療後に計画を立てていきましょう。

虫歯についてこちらの記事で詳しい解説をしております。
ぜひご覧ください(∩´∀`)∩

まとめ

マウスピース型矯正中の場合は、虫歯になる事があると思いますが、
定期的に矯正歯科に行くため、C4まで進行することは考えにくいです。

矯正治療中に虫歯がみつかってしまうと、治療の妨げになってしまい、
期間が延びてしまいます・・・。
そのため、マウスピース矯正を始める前に、虫歯のチェックに必ず行きましょう!!

ここまでブログを見ていただき、ありがとうございました!!

スタッフ 差し入れ 理事長

当院のSNS

当院のSNSはこちらです!
キャンセル情報や、歯に関するコラム・症例、また渋谷院のスタッフの様子を載せています!
是非ご覧ください( ◠‿◠ )

★Twitter★

☆Instagram☆

★TikTok★

関連ページ

« »