投稿日:2024.6.9
親知らずがあると歯列矯正できない?必ず抜くの?【徹底解説】
こんにちは!
渋谷矯正歯科です(^_-)-☆
みなさん親知らずはまだ生えていますか?
今日は、矯正するにあたって、親知らずを抜いたほうがいいのか、抜かなくていいのか。
また抜く場合は、いつ抜いたほうがいいのについてお話していきます!
目次
親知らずとは?
親知らずとは、歯を前から数えて8番目にある永久歯です。
第三大臼歯や智歯と呼ばれることもあります。
親知らずは最大4本生えてきて、大体20歳前後でお口に中に見えてきます。
しかし、20歳過ぎても生えてこない人もいます。
現代人は顎が小さく親知らずが4本揃わないことも多いです。
また、真っ直ぐ生えるスペースがなく斜めに生えていたり、真横に生えていることもあります。
歯茎の中に埋まっていてレントゲンを見て親知らずがあることを知った人もいると思います!
親知らずの生え方
ここからは、親知らずの生え方別に説明していきます(^-^)
真っ直ぐ生えている場合
親知らずが真っ直ぐ生えていて、セルフケアがしっかりできる場合は抜く必要はありません(*^^*)
しかし、上の親知らずだけ真っ直ぐ生えていて下はまだ出てきていなく、噛み合わせがない場合は、
上の親知らずがどんどん下に落ちてきてしまうため抜く必要がある可能性もあります(´・ω・`)
斜めに生えている場合
親知らずが斜めに生えている場合は、半分だけ歯が見えていて半分は歯茎に埋まっている状態です。
日本人はこの生え方が一番多いです。
歯ブラシが届かず虫歯になってしまったり、炎症を起こしてしまうことがあるため抜いたほうが良いと判断されることが多いです。
まだ歯茎の中に埋まっている場合
親知らずがまだ歯茎の中に埋まっていて歯が見えていない場合は、抜かなくて良いと判断されることが多いです。
しかし、まれに膿の袋が形成され痛みが出てくることがあります。
痛みが出た場合には、抜く必要がある可能性があります。
親知らず抜く必要があるのか
親知らずが上下4本真っ直ぐ生えていて、噛み合わせもしっかりしている場合には抜く必要はありません!
しかし、親知らずが綺麗に生えていることは少ないため、抜く必要がある場合についてお話していきます。
斜めや横向きに生えている場合
親知らずが斜めや横向きに生えている場合、汚れが溜まりやすく虫歯のリスクが高くなってしまったり、
一つ前の歯を押してしまって前の歯の根っこを溶かしてしまう可能性があるため抜いたほうが良いと判断されるでしょう。
虫歯になってしまっている場合
親知らずが虫歯になってしまった場合、一番奥の為治療するために大きく口を開けていただく必要があり、
治療しても歯ブラシが届きにくいため、また虫歯になってしまうことがあります。
そうなると抜いてしまった方がよいと判断されるでしょう。
膿の袋が出来てしまっている場合
親知らずが歯茎の中に埋まっていて膿の袋が出来てしまった場合は、
放置していると大きくなってきて顎の骨を溶かしてしまう恐れがあるため抜く必要があると判断されるでしょう。
抜歯のリスク
抜歯をするときのリスクはこちらです(‘_’)
抜歯後に痛みや腫れが生じる
斜めや真横に生えている親知らずを抜歯する場合には、
歯茎を切ったりして抜いていくため炎症が起こり痛みや腫れが出てきます。
腫れるのは2~3日がピークでそのあとから徐々に引いていきます(*^^)v
口が開けにくくなる
親知らずは、喉に近いため抜歯して腫れていたりすると口が開けにくくなってしまいます。
腫れが引けばしっかり開けられるようになります!
ドライソケットになる可能性がある
ドライソケットとは、抜歯した穴から骨が露出したままで、骨が炎症を起こしている状態のことです。
通常は、抜歯後に血が固まり穴がふさがっていくのですが、
舌で触っていたり、強いうがいを何回もしてしまうと血の塊がなくなってしまいドライソケットになってしまいます。
ドライソケットは、強い痛みが1~2週間くらい続き、徐々に治っていきます。
上顎洞とお口の中が交通してしまう可能性がある
上の親知らずを抜くときに注意が必要なのが上顎洞(副鼻腔)です。
上顎洞に親知らずの根っこが刺さっていると抜いた時に上顎洞とお口の中が交通してしまいます。
交通すると、お水を飲んだりしたときに鼻の方に回ってしまったりします。
安静にしていれば自然と治ってきます。
しかし、強く鼻をかむなど鼻に強い圧をかけてしまうと治りかけていたものがまた交通してしまうことがあります(._.)
下歯槽神経を傷つけてしまう可能性がある
下の親知らずの近くに下歯槽神経と呼ばれる神経があります。
親知らずを抜くときに神経を傷つけてしまうと麻酔がずっと効いているような麻痺が起こってしまいます。
麻痺が起こってしまった場合には、神経筋ブロック療法やレーザー治療などで麻痺を治していきます。
抜いた後の注意事項
ここからは、抜いた後の注意事項についてお話していきます(^-^)
処方された抗生剤、痛み止めを服用する
抜歯後は医院で処方された抗生剤、痛み止めを服用してください。
抗生剤は処方された分飲み切って、痛み止めは麻酔が切れて痛みが出てから飲むと効くまでに時間がかかってしまうため
痛みが出る前に飲んでおくと良いでしょう。
抜歯した日は安静に過ごす
抜歯後は血が固まっているだけなので、
血流が良くなる飲酒、激しい運動、湯船に浸かるなどといったことをしてしまうと止まっていた血が
また出てきてしまうことがあるため、抜歯した日は控えるようにしてください。
抜歯した日はうがいをしすぎない
抜歯後に強くうがいしてしてしまうと出来ていた血の塊が剥がれてしまって治りが遅くなってしまいます。
抜歯した所を舌などで触らない
抜歯した所を舌などで触ってしまうと、止まっていた血がまた出血してしまったり、
抜歯した穴を縫っていた場合は糸が外れて、傷口が開いてしまってドライソケットになってしまう可能性もあります。
治りが遅くなってしまうので気になっても触らないようにしてください。
抜歯後の食事について
抜歯後2~3時間は麻酔が効いている状態なので、
熱いものが感じにくかったり頬っぺたを噛んでしまう恐れがあるためすぐのお食事は控えるようにしてください。
腫れた時の対処法
腫れてしまった場合は、濡れタオルで冷やすと少し軽減されます。
しかし、冷やしすぎると血流が悪くなり腫れが引くのが遅くなってしまうことがあるので注意が必要です。
出血が止まらない時の対処法
抜歯後、数日間は出血することがあります。
多少の出血であればガーゼなどをぎゅっと噛んで圧迫して止血してください。
それでも止まらない場合は親知らずを抜いた医院に連絡してください。
歯列矯正と親知らずの関係
親知らずがあっても、歯列矯正は出来るのか?
もし抜くならどのタイミングで抜くのか、お伝えします(*^-^*)
親知らずがあっても矯正は可能です!
結論からいうと、親知らずがあっても問題ありません!
抜かずに矯正治療を始める方もいらっしゃいますし
矯正中に抜く方もいます!
それでは、いつ抜くべきなのか、ご紹介していきます(‘_’)
歯並びに影響している場合
この場合ようは、矯正前に抜く事が多いです。
矯正治療の進みが悪くなってしまったり、矯正終了後に後戻りしてしまう事があるからです。
例えば、親知らずが前の歯を押し出してしまうと、綺麗に並んだ歯が
ガタガタに戻ってしまう事があるのです(;_:)
いずれ影響しそうな場合
今はまだ外に出ていなくて埋まっていたり、痛みが無かったとしても
将来的に出てきて、前の歯(奥歯)を押してしまう可能性がありますよね。
その場合は、矯正の前に抜くか、又は矯正中、終了後など
タイミングはそれぞれですが、抜く可能性が高いのです。
スペースを確保したい場合
スペースが無く歯を動かせない場合、親知らずを抜いてスペースを作る可能性があります(‘_’)
渋谷矯正歯科では、診断時に、親知らずはいつ抜いた方が良いよと説明がありますので
ご安心くださいね(‘ω’)
こちらのブログでも、親知らずについて書いているので
是非チェックしてください(*^-^*)
渋谷矯正歯科って、どんな歯医者さん?
渋谷矯正歯科では、裏側矯正を専門に、ハーフリンガル・
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