投稿日:2025.3.14
歯科矯正のメリットとデメリットとは?
こんにちは。
渋谷矯正歯科でございます。
「歯科矯正に興味があるからメリットとデメリットを知りたい」
「それぞれの矯正の種類の特徴は?」
歯科矯正を検討するにあたって、上記のように悩んでいる方も多いでしょう。
治療を受けることによって、美しい歯並びを手に入れられることはもちろん、健康面でもメリットがあります。
この記事では、歯科矯正のメリットとデメリットを紹介します。
歯科矯正のメリットとデメリットに関してよくある質問も詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
歯科矯正のメリット
歯科矯正は装置を付けて少しずつ歯を動かしていく治療のため、期間がかかりハードルが高く感じるかもしれません。
ですが、歯科矯正を行うことで見た目や健康面など、さまざまなメリットが存在します。
こちらでは、歯科矯正を受けることによって得られるメリットを詳しく紹介します。
見た目のコンプレックスが改善される
歯科矯正のメリットの一つ目は、見た目のコンプレックスが改善されることです。
歯並びが整うことで、第一印象が良くなり、社交的な場や日常生活でもコミュニケーションがスムーズになります。
自己肯定感を高めるだけでなく、人間関係や仕事にも良い影響を与えるでしょう。
矯正治療で歯並びが整うと、心理的にも前向きになり、人との会話や交流にも積極的になれます。
虫歯や歯周病のリスクが下がる
歯科矯正の治療を受けることによって、虫歯や歯周病のリスクが下がる効果が期待できます。
歯並びが悪いと、歯と歯のあいだなど歯ブラシが届きにくい部分が増え、プラーク(歯垢)がたまりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
歯科矯正で歯並びが整うと歯ブラシが行き渡りやすくなり、プラークを効果的に取り除けるようになるのです。
さらに、歯並びが良くなることで食べ物を噛みやすくなり、食べかすが歯と歯のあいだに詰まりにくくなります。
また、整った歯並びは口をしっかり閉じやすくし、自浄作用のある唾液の流れがスムーズになる効果もあります。
よって、歯科矯正は虫歯や歯周病を防ぎ、口内の健康を守るためにも大切な治療と言えるでしょう。
顎関節症の解消につながる
顎関節症の解消につながることも、歯科矯正の治療を受けることによって得られるメリットの一つです。
顎関節症は、噛み合わせの悪さが原因で起こるケースがあり、顎や首の筋肉に余計な負担がかかって痛みや不調につながります。
歯科矯正で歯並びが整うと、噛み合わせが改善されるため、筋肉への無理な力が軽減され、顎関節症やそれに伴う頭痛、肩こりの改善が期待できます。
歯科矯正は、こうした体の不調を和らげる助けにもなるのです。
歯科矯正のデメリット
これまで解説したとおり、歯科矯正にはメリットがあると同時に、デメリットも存在します。
ここからは、歯科矯正のデメリットを詳しく解説していきます。
矯正装置の見た目が気になる場合がある
歯科矯正を始めるとき、多くの人が気にするのが治療中の見た目です。
特にワイヤー表側矯正は金属製の装置が目立つため、仕事や普段の生活での印象が気になることもあります。
しかし、最近では目立ちにくい矯正方法がたくさん登場しています。
透明なマウスピース型矯正や裏側矯正(舌側矯正)といった治療方法なら、周りに気づかれる心配がほとんどありません。
歯科矯正を考えている人は、生活スタイルや仕事の状況に合った方法を選ぶために、歯科医師に相談してみましょう。
治療中に違和感や痛みが出ることがある
歯科矯正は治療中に、痛みや違和感が出ることがあります。
特に矯正器具を装着した直後や調整後は、歯が動くことで一時的に痛みを感じることがあります。
ただし、こうした痛みや不快感は数日で和らぐのが一般的です。
近年の矯正治療では、痛みを抑える技術が進歩しています。
たとえば、取り外し可能で柔らかい素材を使うマウスピース型矯正は、ワイヤー矯正よりも違和感が少なく、日常生活の負担を減らせる方法です。
矯正を始める前に、痛みや不快感などを歯科医師に相談して、自分のライフスタイルや痛みに対する感覚に合った治療法を選びましょう。
治療に時間がかかる
歯科矯正は、治療に時間がかかるのが一般的です。
大人の場合は歯や顎の成長が終わっているため、歯が動くスピードが遅く、治療に数ヶ月から数年かかる傾向にあります。
また、矯正治療中に関しては、定期的に歯科を訪れて治療の進み具合を確認し、調整を行う必要があります。
矯正治療を始める前に歯科医師としっかり相談し、どのくらいの期間が必要かを確認しながら、生活のスケジュールを調整しておくことが大切です。
高額な費用がかかる
歯科矯正は、高額な費用がかかる傾向にあります。
虫歯や歯周病の治療は保険が適用されますが、歯科矯正はほとんどの場合、自費診療になるからです。
たとえば、一般的なワイヤー表側矯正やマウスピース型矯正は全体で約90~120万円、裏側矯正(舌側矯正)では100~150万円 近くかかることもあります。
このような費用の高さから、矯正治療に踏み切れない人も少なくありません。
よって、近年ではデンタルローンや医院での分割払いなど、支払いの負担を軽減できる方法が増えています。
デンタルローンでは手数料がかかる場合がありますが、分割回数を多く設定できるのがメリットと言えるでしょう。
当院のデンタルローンについての詳細はこちら>>>
治療中は虫歯や歯周病になりやすい
歯科矯正は、治療中に虫歯や歯周病になりやすいことが懸念されます。
矯正装置が邪魔になり歯ブラシが届きにくい部分が増え、食べかすやプラークがたまりやすくなるからです。
特にワイヤーを使った矯正では、装置の隙間が細菌の温床になりやすいと言われています。
そのため、治療中は普段以上に丁寧な歯のケアが大切です。
また、定期的に歯科を受診して虫歯や歯周病の早期発見・治療を行うことで、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。
抜歯が必要になることがある
矯正治療を進める際、歯が並ぶスペースが足りない場合や親知らずがある場合には、抜歯が必要になることがあります。
特に日本人は顎が小さいため、歯を並べるスペースが足りず、矯正を受ける人の約8割が抜歯をする必要があるとも言われています。
健康な歯を抜くことに抵抗を感じるかもしれませんが、整った歯並びのためには必要なこととして考えましょう。
スペースが足りないままだと、矯正がうまくいかないこともあります。
自分が矯正治療を受ける場合抜歯が必要になるかは、事前に歯科医師に相談しておきましょう。
矯正のメリットとデメリットでよくある質問
こちらでは、歯科矯正のメリットとデメリットに関することで、よくある質問にお答えしていきます。
歯科矯正をやらなきゃよかったと思うことはありますか?
歯科矯正で後悔する理由として、以下のようなものが挙げられます。
- 治療が予定より長引いたり、理想の歯並びにならなかったりする
- 矯正後に歯並びが元に戻ったり、治療中に歯を抜かれたりすることもある
- 口元が下がりすぎたりすることで、ほうれい線が目立つようになることがある
こうした後悔を避けるためには、治療を始める前に正しい知識を身につけ、カウンセリングでしっかり相談することが大切です。
歯を矯正すると顔が変わるのは本当ですか?
歯科矯正をすると、顔の印象が変わることがあります。
歯並びが整うことでフェイスラインがすっきりし、小顔に見える場合もあります。
ただし、顔つきの変わり方には個人差があり、必ずしも小顔になるとは限りません。
治療前にカウンセリングでスタッフ と話し合い、理想とする仕上がりを共有しておきましょう。
歯列矯正で変わりやすい変化の詳細はこちら>>>
まとめ
歯科矯正には、見た目の改善や虫歯・歯周病リスクの低減、顎関節症の緩和など多くのメリットがあります。
一方で、治療期間が長く費用が高いこと、装置の見た目や違和感、治療中の虫歯リスク、場合によっては抜歯が必要になるといったデメリットがあるのも事実です。
また、矯正で顔つきが変化することもありますが、個人差があります。
歯科矯正で後悔しないためにも、治療を始める前に正確な情報を得て、信頼できる歯科医院でカウンセリングを受けましょう。
当院では患者さまそれぞれのお悩みや歯並びに合わせた、オーダーメイドの治療プランをご提案いたします。
まずはお気軽に当院のカウンセリングへご相談くださいね。
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