投稿日:2024.4.23
食いしばりと歯並びの悪さは関係しますか??
みなさんこんにちは!
渋谷矯正歯科です(^^)/~~~
「朝起きた時に顎が疲れている……。」
このような症状を感じたことはありませんか?
食いしばりや歯ぎしりは無意識に行っていることも多く、
いつの間にかお口のトラブルにつながっていることがあります。
継続して続けていると、歯や顎に負担がかかるため、改善した方がよい悪習慣です(*_*)
そこで今回は、食いしばりが歯並びの悪さと関係するかについて詳しくご紹介します!!
目次
食いしばりや歯ぎしりとは?
食いしばりや歯ぎしりは、上下の歯が強く噛み合わせている状態です。
この状態を「クレイチング症候群」ともいいます。
通常、安静にしている時には少し空間が開いている状態が正しいため、
上の歯と下の歯が接触する機会は食事をする時くらいです。
会話をしている時も上下の歯が接触する機会は少なく、1日の中でもそれほど多い時間ではありません。
しかし、「食いしばり」や「歯ぎしり」のくせがあると、上下の歯が接触している時間が長くなります。
また、無意識に行っていることも多く、体重より強い力がかかっていることも。
強い力がかかっているため、歯や歯を支えている組織、口周りに筋肉の緊張などさまざまな悪影響が引き起こされます。
食いしばりや歯ぎしりの原因とは?
食いしばりの要因は、いくつかあります( `ー´)ノ
ひとつひとつ、ご紹介していきます!!
不安や緊張・ストレスなどの精神的な要因
食いしばりや歯ぎしりはストレスが大きく関係していると考えられています。
ストレスを強く感じた時に食いしばることが習慣化してしまうことがあります。
また、寝ている時は無意識ですが、
ストレスを感じている時に強い食いしばりや歯ぎしりをしている場合があります。
日中の食いしばりや歯ぎしりは、
改善しようと意識することで改善できることがありますが、睡眠中は意識することができません。
そのため、強い食いしばりや歯ぎしりをしている場合には、
「ナイトガード」というマウスピースを作製して、歯や歯周組織を守りましょう。
歯並びの悪さ
歯並びの噛み合わせのバランスが悪いと、
一部が強く当たってしまい、食いしばりや歯ぎしりが起こりやすくなります。
歯並びは、生活習慣などで少しずつ変化する場合がありますし、
むし歯の治療をした際に被せ物を入れて、高さが変わる場合もあります。
噛み合わせのバランスが悪いと、口周りが緊張して、
首こり、肩こりなどの咬合関連痛を引き起こすこともあるため、早めに改善した方がよいでしょう。
元々歯並びや噛み合わせが悪い方は、ご自分では気づきにくいですが、
長期間噛み合わせのバランスが崩れていると、顎や歯に負担がかかります。
一部が強く当たっているなど、気になる症状がある場合には、一度歯医者で相談してみましょう。
集中している時間が多い
スポーツや集中して行うことをする時間が長い方は、無意識のうちに食いしばりをしている場合があります。
スポーツで強い力を発揮する時間や重い物を運ぶ仕事をしている方は食いしばりをしやすい傾向になります。
偏った方ばかりで噛んでいる
食事は左右バランス良く噛むことが大切です。
しかし、どちらかの歯で噛みにくかったり、
片方で噛んでいるくせがついていたりすると、噛み合わせのバランスが悪くなります。
そうすると、一部が強く当たってしまい、
食いしばりや歯ぎしりをしやすい環境になってしまいます。
また、前歯を使わずに奥歯ばかりで噛むくせも奥歯が緊張しやすくなります。
前歯を使わない要因として考えられるのが、やわらかい物ばかり噛んでいることが考えられます。
しっかり噛むことは、脳を刺激することにもつながり、認知症のリスクを下げるといわれています。
歯ごたえのある物を噛む習慣もつけることが大切です( ◠‿◠ )
食いしばりについて、こちらのブログでも解説しております(‘ω’)ノ
是非ご覧ください(^^♪
食いしばりや歯ぎしりが引き起こす5つの悪影響
それではここからは、食いしばりや歯ぎしりを放置しておくと
どんなことが起きるのか、、、
解説していきます( ;∀;)
歯が欠けたり割れたりする場合がある
食いしばりや歯ぎしりのくせがあると、強い力が歯にかかります。
特に、歯並びが悪く、一部の歯が強く当たっているとその歯に負担がかかります。
歯には、1本1本役割があるため、全ての歯が噛み合ってバランスを保っています。
しかし、特定の歯に強く当たっていると、その歯に多くの力がかかります。
その結果、歯が欠けたり、割れたりする可能性があります。
歯周病が悪化する場合がある
歯周病は、歯を失う原因1位の疾患です。
お口の中の汚れの中にひそんでいる歯周病菌が歯ぐきに炎症を引き起こして、
悪化すると歯ぐきだけでなく、顎の骨も溶かしてしまいます。
そうすると、歯がグラグラしてきます((+_+))
歯周病の悪化している方が、
食いしばりや歯ぎしりで強い力を受けると更に悪化しやすくなります。
詰め物・被せ物が取れやすい
食いしばりや歯ぎしりで強い力がかかり続けると、詰め物や被せ物に負担がかかる場合があります。
そうすると、接着していた部分が取れやすくなってしまうことがあります。
顎関節症のリスクが増える
顎関節症は、お口を開けた時に痛みがある、音がする、口が開きにくいなどの症状を引き起こします。
通常、安静にしている時には、少し空間が開いているため、
噛み合っていないですが食いしばりや歯ぎしりは強い力がかかります。
そうすると、顎に炎症を引き起こし、顎関節症の症状を伴うことがあります。
顎関節症は、初期の段階では、口が開きにくい、朝起きた時に顎がだるいなどの症状ですが、
悪化すると、口を開けると痛みが出る、噛むと痛いなどの症状が出ます。
そのため、早めに改善した方がよい状態です(´-`).。oO
歯のすり減り
食いしばりで歯が強く当たっていたり、
こすりあわせていたりすると歯が少しずつすり減ってしまいます。
歯の表面には、固いエナメル質が覆っていますが、その内部の象牙質はやわらかいです。
エナメル質がすり減ってしまうと、
冷たい物がしみやすくなったり、むし歯のリスクが高くなったりします。
食いしばりや歯ぎしりの治療法
いろいろ悪影響があることが分かりましたね(/_;)
そうならないために治療法を載せておきますので、是非参考にして下さい!!
矯正
歯並びが悪く、噛み合わせのバランスが悪くなっている場合には、
自然に元通りに戻ることが少なく、矯正治療が必要です。
噛み合わせのバランスを整えることで、口周りの緊張が緩和します。
また、噛み合わせのバランスの悪さから首こりや肩こりなどを引き起こしている場合には
咬合関連痛の改善が見込めます。
そのほかには、審美性が改善できるため、整った歯並びで口元に自信を持つことができます。
マウスピース
マウスピースは強い力がかかるのを防ぐために使用します。
日中の時間は、意識的にコントロールしやすいですが、
寝ている時はコントロールが難しいため、就寝中につけることが多くなります。
そのため、ナイトガードともいわれています。
マウスピースをつけることで、歯や顎を保護して、食いしばりや歯ぎしりから守ってくれます。
また、正しい位置で噛み合うように促す効果も期待できます。
ストレスのコントロール
食いしばりや歯ぎしりの原因とされているストレスを緩和する方法も効果が見込めます。
日常の中でストレスを感じないようにすることは難しいため、緩和できる方法を見つけましょう。
ご自分に合った方法で、リラックスできる時間を作りましょう(^^♪
適度な運動をする、ゆったりお風呂に入る、読書をするなどストレスが緩和できるように
ゆったり過ごす時間を過ごしましょう ^^) _旦~~
【まとめ】
食いしばりや歯ぎしりはいくつか原因が考えられます。
ストレスの緩和や被せ物の高さの調整、
噛み合わせのバランスを整えるための矯正など対処できる方法があります。
また、食いしばりや歯ぎしりがある方は、
まずはマウスピースを使って強い力から歯や顎を守ることも大切です。
気になる症状があったら歯医者で相談しましょう。
当院では、食いしばりの改善のための矯正治療も対応していますので、お気軽にご相談ください。
渋谷矯正歯科って、どんな歯医者さん?
渋谷矯正歯科では、裏側矯正を専門に、ハーフリンガル・
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