投稿日:2024.6.7
歯列矯正中に気を付けることってなに?矯正種類別に解説!
みなさんこんにちは!
渋谷矯正歯科です(*^-^*)
歯列矯正は歯並びを整え、健康な噛み合わせを得るために重要な治療の一つです。
しかし、矯正治療中には気をつけるべき点が多く存在します。
そこで本記事では、矯正治療をスムーズに進め、トラブルを避けるため、
歯列矯正中に気を付けるべきポイントを詳しく解説いたします(^-^)
これから矯正治療を始める方、現在治療中の方は、ぜひ参考にしてみてください!!
目次
ワイヤー矯正で気を付けること
まずは、ワイヤー矯正中に気を付けることをご紹介致します(^^♪
食事
ワイヤー矯正では特に、歯面に接着したブラケットと呼ばれる装置やワイヤーが外れないよう、
食事面で気を付けなければならない点が多くあります。
具体的には、以下の特徴を持つ食べ物に注意が必要です(~_~)
硬いもの
おせんべいや氷などの硬い食べ物は、ブラケットが脱離しやすい食べ物の一つです。
矯正治療中は噛み合わせが不安定で、歯と噛み合う位置に装着されているブラケットで咀嚼してしまい、
その衝撃で外れてしまうことも少なくありません。
よって、ワイヤー矯正中はなるべく硬い食べ物は控え、
どうしても食べたい時にはなるべく小さくしてから食べるようにしましょう。
また、ブラケットを初めて装着した日、ワイヤーを調節した日から数日間は、
歯に力が加わり痛みが生じやすくなりますが、この間に硬い食べ物を食べると痛みが増してしまうため、
歯が動く痛みがある際には柔らかいものを食べるようにしましょう。
粘着性の強いもの
近年はブラケットを歯に装着する接着剤も進化し、以前に比べると外れにくくなっているものの、
キャラメルやお餅など粘着性が強いものは食べる時に注意が必要です。
また、ブラケットが外れなくとも、装置の周りにキャラメルなどがくっつきやすいため、矯正治療中はあまりおすすめはできません。
着色しやすいもの
ブラケットが外れたりなど機能的な問題を引き起こすことはありませんが、
使用中の装置によっては着色しやすいものを摂取することで、装置が黄ばんでしまうことがあります。
特に、ブラケットに引っ掛けてあるゴムや、プラスチック性のブラケットなどは、
カレーやケチャップ等を食べることで徐々に変色することもありますので、
見た目が気になる方は「食べるのを控える」「食べたらすぐ洗口する」「着色しにくい、または目立たない矯正装置を選ぶ」などの対策が必要です!
食べ物については、こちらのブログでも解説していますので
是非ご覧ください(*^-^*)
虫歯
ワイヤー矯正では、歯に装着したブラケットの周囲に食べかすが溜まりやすくなります。
そのため、歯ブラシなどのセルフケアが十分に行われていないと、
装置の周囲から虫歯が生じてしまうことがあるのです。
また、ワイヤーによりフロスがしにくくなってるため、歯と歯の間の虫歯もなりやすい傾向にあります。
治療が必要になった際、部位によってはブラケットを一時的に外さなければいけないケースもあり、
その分治療期間が延びしまったり、矯正歯科と一般歯科を行き来したりなどの負担が生じることも大きなリスクです。
装置が固定されている治療中は、歯磨きがしにくい状態ではあるものの、
必ず通常の歯ブラシでしっかりとブラッシングし、タフトブラシやフロス、歯間ブラシなどを併用しながら虫歯を予防しましょう。
特に就寝中は、口内を清潔に保つ役割も担う唾液の分泌が少なく、細菌が繁殖しやすい状態となるため、
日中忙しくても寝る前は入念にセルフケアをすることをおすすめいたします。
そのほかにも、指でブラケットやワイヤーを触らないこと、
ブラケットが外れたりワイヤー抜けたりした際には、なるべく早めに処置を受けることなどの注意点がありますので、
何かトラブルがあった際には治療中のクリニックに相談し、その指示を守るようにしてください。
マウスピース矯正で気を付けること
次はマウスピース矯正中に気を付けることについてです(^^♪
装着時間、交換頻度を守る
マウスピース矯正で最も注意すべき点は、マウスピースの装着時間や交換頻度を守ることです。
つけっぱなしのワイヤー矯正と違い、取り外しのできるマウスピース矯正は装着時間が重要になります。
推奨されているのは、20〜22時間であるため、食事の時以外はマウスピースを装着している状態が理想的です。
装着時間が不足してしまうと、歯が計画通りに動かない、
歯が戻ってしまうなどで治療期間が延びる可能性が高くなりますので、装着時間は必ず守るようにしてください。
また、マウスピースの交換日数を勝手に早めてしまうと、歯に対し強すぎる矯正力がかかり歯茎が下がってしまったり、
マウスピースが合わなくなって作り直さなければならないことにも繋がるため、担当医から指示された交換日数は守りましょう。
マウスピース矯正は手軽というイメージがありますが、自己管理が不可欠な分ワイヤー矯正より難しい一面もあります。
自己管理が苦手な方、自信がない方はワイヤー矯正を検討することも一つの手です。
装置を入れた状態での飲食を控える
マウスピースを入れた状態では、食事をすることができません。
これは、マウスピースを入れた状態で咀嚼することで、破損に繋がってしまうためです。
飲料の場合は、特に砂糖が入っているものに注意するようにしてください。
マウスピースと歯の隙間に糖分が停滞して虫歯を誘発するリスクもあるため、
糖分の入った飲み物はマウスピースを外し、その後歯磨きか洗口をしてから再装着する必要があります。
糖分の入っていないお茶やコーヒーなどは虫歯のリスクはないものの、
マウスピースが着色する可能性がありますので、気になる方は飲む時に外すといいでしょう。
マウスピースの保管
マウスピース矯正中に特に多いトラブルが、マウスピースの紛失です。
外食時に外しティッシュに包んだまま、またはケースに入れた状態でお店に忘れてしまい、
そのまま捨てられてしまうという方が多くいらっしゃいます。
外食時に外したマウスピースは必ずケースに入れ、忘れないようにご自身のカバンに入れておくことをおすすめいたします。
また、中にはマウスピースを愛犬に壊されてしまったという方もいらっしゃいますので、
ペットと暮らしている方は特に自宅でもきちんとケースに保管することをおすすめいたします。
全ての矯正治療で気を付けるべき口腔習癖
治療中、全ての治療方法において注意することがあります。
これは、口腔習癖と呼ばれる癖です。
この口腔習癖とは具体的に、以下の癖が挙げられます。
・口で呼吸をする
・舌で前歯を押す
・前歯で唇を噛む
・指をしゃぶる
これらの習癖は継続されることで、舌や頬、唇からの過剰な圧力によって歯が動き、
歯並びを悪くする要因となってしまいます。
矯正治療中にこれらの癖が行われていると、歯がスムーズに動かず治療期間が延びる、
装置を外した保定期間中に後戻りが生じる、などのトラブルが起きやすくなってしまうのです。
矯正治療中は担当医の指示に従い、できる限り悪い癖をしないようにし、
以下の点に注意しながら治療が終わった後も継続できるようにしましょう(‘_’)
鼻で呼吸をする
口呼吸は頬や唇、舌などの筋力が低下して歯並びに影響を与えるほか、
口内が乾燥することによって虫歯や歯周病のリスクが上昇してしまう習癖です。
無意識下の就寝中以外はなるべく口を閉じて鼻呼吸を心がけ、
慢性的な鼻詰まりなどによって鼻呼吸が難しい場合には耳鼻科を受診するようにしましょう。
舌を正しい位置に置く
舌には正しい位置があることをご存知でしょうか?
通常、舌は上顎に吸い付くように挙上している状態が正しく、舌の先端は前歯に触れない位置(スポット)にあることが理想的です。
反対に、舌がだらんと下がり下顎にある状態は「低位舌」と呼ばれる不正な状態であり、改善が必要とされます。
舌の筋力が低下していると最初は疲れるかもしれませんが、
矯正治療中も舌は正しい位置に置くように心がけ、さらに舌で前歯を押さないように注意してください。
正しい嚥下の方法を覚える
飲食物を飲み込む時、通常舌は上顎にありますが、
間違った方法で嚥下している方は飲み込む瞬間に舌を前歯に押し付けてしまっています。
この癖がある方は、出っ歯や前歯で噛めない開咬であることが多く、
ご本人もあまり自覚がない状態で放置されていることがほとんどです。
正しくない嚥下は、治療の遅れや歯並びの悪化に繋がります。
正しく嚥下ができていない方は、担当医と相談しながら必要に応じてトレーニングを受け、徐々に改善できるようにしましょう。
まとめ
歯列矯正は、美しい笑顔や健康な口元を取り戻すための重要な治療ですが、
その過程で不十分な歯磨きによる虫歯や舌癖という習慣的な癖などによって、治療に影響を与えることがあります。
しかし、適切な食事や担当医による指導内容の遵守、適切な歯磨きを実践することで、
矯正中に起こりうるトラブルのリスクを下げることが可能です。
治療中は自己判断での対処は避け、担当医からのアドバイスに従いながら、今回ご紹介したポイントに注意しましょう。
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