投稿日:2024.4.26
歯列矯正をするとダイエットになるの?
こんにちは!!
渋谷矯正歯科です(*^-^*)
皆さんの中には、歯列矯正をしたら、痩せた!や、
親知らずを抜くと顔が小さくなったというのを聞いたことがあるかもしれません(‘ω’)ノ
歯列矯正をするとダイエットになるのでしょうか?
それは一体、本当なのでしょうか?
今回は歯列矯正とダイエットの関係性に着目しながらお話しをさせて頂きますね。
目次
歯列矯正で痩せた例
歯列矯正をした全員が全員、痩せるわけではございません。
歯列矯正は、あくまでもダイエットの目的ではなく、噛み合わせを綺麗にし、歯を並べる治療の事です。
ダイエットをするために歯列矯正を行うわけではないですね。
ただ、場合によっては歯列矯正を行ったことによって痩せたと感じる方も中にはいます。
矯正治療中に痩せやすいと感じる理由として、いくつかあるのでご紹介させて頂きます( *´艸`)
食欲が湧かなくなる
矯正器具が歯に付いている状態をイメージしてみてください。
歯の表面に矯正の器具がつくので食事の後の歯磨きが面倒になり、そもそも食事をとりたいと思わなくなる。
食事をすることで痛みがでてしまう
歯を動かしているので、噛む衝撃を与えることによって、痛みが増すと感じることがあります。
そうなると食事をとるのが億劫になり、やわらかいものや消化に良いもの、またはドリンクで済ませてしまいたくなりますよね。
食事後の歯磨きの面倒さ
マウスピース矯正をしている方からよく聞くのですが、
マウスピース矯正はマウスピースをつけたまま食事をすることが出来ません。
食事や間食を含む全ての食事の際にマウスピースを外して食事を行わなければならないので、
それが面倒で間食が減りましたと耳にします。
マウスピース矯正はマウスピースを装着している時間が歯列矯正のキーポイントになります。
1度外すと歯磨きをしてマウスピースを再度装着しないといけないという手間があり、
そのまま装置を付けるのを忘れてしまうと装着時間を稼げないので、そのまま食事をするのを怠ってしまう方もいらっしゃいます。
ブラケット矯正の装置装着直後に食べていいもの
歯の表面に装置がつくブラケット矯正は、装置装着と共に、歯列を矯正するために装置の間にワイヤーを通していきます。
そうなると歯を動かすための圧を加えているのでじわじわとした不快感や痛みが生じてくることがあります。
その際に、硬いものを食べることを想像してみてください、痛みが発生してしまいますね…
また、装置装着後24時間は装置の接着剤がしっかり固まりにくいのでその時に装置へ負荷がかかると、装置が外れやすい原因になります。
矯正の器具をつけてから食べてはいけないものはないので、ダイエットと一見無縁な感じですが、矯正器具をつけると避けた方がいいお食事があります。
矯正治療中歯が痛いときに食べやすいもの
①簡単に食べられるもの
豆腐、ヨーグルト、プリン、ゼリー、うどんなど。
コンビニなどでも気軽に手に入りやすく簡単に食べられるものの代表です。
痛みには個人差がありますが、特に痛みがひどい場合は、噛まずに呑み込めるような物を選んで口にするようにしてください。
②コンビニで食べやすい柔らかいもの
蒸しパン、ドリア、カップスープ、味噌汁、麻婆豆腐、中華丼など
調理の仕方で食べやすいもの
①緑黄色野菜
煮込んでスープにしたり生野菜であればミキサーにかけてスムージーにすると食べやすくなります。
②ごはん(お粥)
そのままでも柔らかいですが、お水を多めにして炊いてお粥にするのもいいでしょう。
③やわらかいお肉
ひき肉にしてハンバーグやつくね、肉団子などが食べやすいです。
シチューやカレー、豚汁などの煮込み料理も軽度の痛みであれば食べられます。
④お魚
お肉に比べ比較的食べやすいです。
特に煮魚、焼き魚は噛まなくても舌ですりつぶすことができます。
⑤卵
茶碗蒸し、スクランブルエッグ、オムレツ、卵焼き、温泉卵など比較的簡単に作ることが出来ます。
栄養も豊富です。
⑥イモ類
ジャガイモ、サツマイモなど蒸したり茹でたりするととても食べやすくなります。
味噌汁の具として入れてもいいですね。
⑦フルーツ
キウイやバナナは比較的食べやすいです。
リンゴも薄くスライスしたり、すりおろしたりすると食べやすいです。
イチゴ、ブドウ、などほとんどのフルーツはミキサーにヨーグルトや豆乳、牛乳と一緒にかければ栄養満点です。
矯正中は食べにくいもの
粘着性のあるもの
①キャラメルやガム
装置にくっつきやすいため、装置外れの原因になりやすいです。
②お餅
硬いタイプは無理かもしれないですが、軽いタイプは前歯は使わず小さくして奥歯で食べるようにしてみましょう。
絡まりやすい食べ物
①えのきやほうれん草
繊維が歯に挟まったり、ブラケットに引っ掛かって食後の歯磨きに時間がかかります。
もちろん食べても大丈夫ですが、食後には歯間ブラシなどで綺麗にするようにしましょう。
②パスタなどの麺類
麺類はワイヤーと歯の間に詰まりやすいです。
同じパスタでも形状の違うペンネやニョッキなどであれば大丈夫です。
詰まりやすい食べ物
①トウモロコシやゴマ
装置や歯肉の隙間に入り込みやすく、口をゆすぐだけでは取れません。
特にゴマは小さいため歯肉の溝に入り込んだことに気づかず、歯肉炎がひどくなってしまうことがありますので注意してください。
硬い食べ物
①から揚げ
大きな口でかぶりついてしまったり、大きいまま食べてしまうと、装置が外れる原因になります。
小さく切ってから食べるようにしましょう。
このように、矯正中に食べられないものはないのですが気を付けないといけなかったり、
痛みが生じる際は必然的に口にしやすい形状のものを選び、カロリーの低いものを選びがちになっているのかもしれませんね。
こちらのブログではもっと詳しく、食事について投稿しています!
是非ご覧ください(^^♪
歯列矯正終了後に痩せやすい理由
歯列矯正をした後は、歯並びが綺麗な状態なので、物が噛みやすいです。
食べ物をしっかり咀嚼出来るようになるため、満腹中枢が刺激される事によって、食べすぎ防止になります。
十分噛んで食事を行うことによって、唾液がたくさん分泌されるので、胃の負担が減ったり、
良く噛むことで消化が良くなり、消化不良がなくなり体調が良くなることで活発的になり
結果運動量が増えることでダイエットへつながっている場合もあります。
ただ、この場合は前歯の矯正ではあまり関係のない話なので全体矯正をされている方の場合に限ります。
もともと骨格がフェイスラインに直接出てきていて、フェイスラインが角ばったお顔立ちの方や下膨れ気味の方は、
抜歯をすることによって、骨に負担が減るのでフェイスラインが整いすっきりした印象になる可能性があります。
逆に、筋肉のバランスでエラ張りの方は、歯列の悪さでお顔の筋肉のバランスが崩れがちだったり、
片方にだけ余計な筋肉がついてしまっている可能性があるので、歯列が整うことによって、
余計な筋肉がつかなくなることでフェイスラインがすっきりして見えることがあります。
矯正治療をしてダイエットになるというよりは、歯列矯正でお顔周りが整いすっきりして見えたり、
装置を装着した際に痛みが生じて、あまり食事が出来ず一時的に痩せてしまうということが、
矯正治療とダイエットとして結びついてしまうのかもしれませんね(^^)/
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