投稿日:2024.12.6
ホワイトワイヤー矯正のメリットは?銀色のワイヤーとの違いや注意点をご紹介
みなさんこんにちは!渋谷矯正歯科です。
歯並びを改善したい……。
そう思っても金属の装置の見た目が気になる方もいるのではないでしょうか。
裏側矯正(舌側矯正)やマウスピース型矯正は目立ちにくい矯正方法ですが、歯並びの症状によっては適用にならない場合もあります。
そんな時に、ホワイトワイヤー矯正を選択すると見た目が目立ちにくく、矯正中の装置の見た目のストレスを軽減します。
そこで今回は、ホワイトワイヤー矯正のメリットや銀色のワイヤーとの違いや注意点についてご紹介します。
目次
ホワイトワイヤーって何?
歯の表面にブラケット装置をつけてワイヤーを通して歯を動かすワイヤー矯正ですが、従来の装置は金属の見た目が気になってしまうことがありました。
ワイヤー矯正の金属の見た目が気になる方のために、装置の見た目が気になりにくいワイヤーをホワイトワイヤーといいます。
矯正中の装置の見た目が気になる場合に、白や透明のブラケット装置をつけてホワイトワイヤーを選択すると、矯正中の装置の見た目が気になりにくくなります。
金属のワイヤーに塗装をするため、金属アレルギーの方は使用することができません。
白くコーティングした物
主にニッケルやチタンなどの銀色のワイヤーの上に、白いコーティングをしています。
いくつか種類があり、マットなタイプや光沢のある物、摩擦を少なくするため、歯に接する面は塗装がされていない物などがあります。
口の中に入る物なので、身体への配慮はされていますが、歯ブラシなどでゴシゴシ磨いてしまうと塗装が取れてまだらになってしまうことがあります。
そのため、歯磨きをする際に圧は配慮する必要があります。
ロジウムコーティングした物
金属のワイヤーに白く見える特殊なロジウムという金属を使ってコーティングした物です。
ロジウムコーティングは簡単にはがれることはありませんが、摩擦の抵抗がある可能性があります。
ホワイトワイヤーのメリット
ブラケットを使用しているのに装置が分かりにくい
ホワイトワイヤー矯正は、従来のように金属のギラギラした見た目ではなく、白や透明の目立ちにくいワイヤーを使用して矯正治療を行うことができます。
矯正は治療期間が長くなる傾向になるため、装置の見た目が気になる方はホワイトワイヤー矯正がおすすめです。
多くの歯並びに対応している
矯正治療はいくつか種類がありますが、不正な症状が強い場合にはその矯正方法が適用にならない場合もあります。
表側矯正は、裏側矯正(舌側矯正)やマウスピース型矯正と比較すると適用になる歯並びが多いため、多くの方が選択することができます。
そのため、表側矯正しか適用にならず、矯正中の装置の見た目を配慮したい方におすすめの方法です。
ホワイトワイヤーのデメリット
歯のかけられる力が弱い
ホワイトワイヤーの場合にはワイヤーに塗装する分もあるため、金属の装置と比較すると、ワイヤーが細い傾向になります。
そうすると、歯にかけることができる矯正力が弱くなってしまうため、治療期間が長くなってしまう可能性があります。
コーティングがはげてしまうことがある
患者様の生活習慣によっても異なりますが、歯ブラシの圧が強いなどの原因で、ホワイトワイヤーがはげてしまうことがあります。
金属の部分と白い部分がまだらになってしまうと、見た目が気になりやすいため、強すぎる歯磨きを控えるようにしましょう。
金属のワイヤー
金属のワイヤーはワイヤー矯正で広く使用されていて、強度の高い素材です。
表側矯正をする時に、装置の見た目が気になってしまうデメリットがありますが、はげたりすることもなく、長年使用されてきました。
耐久性もあるため、矯正期間が長期間にわたっても摩耗や変形がほとんどありません。
そして、ホワイトワイヤーと比較すると費用を抑えることができます。
また、金属のワイヤーは、なめらかで摩擦がほとんどないため、効率的に歯を動かすことができます。
そのため、金属のワイヤーは治療期間が短い傾向になります。
ホワイトワイヤーの注意点
変色のリスクがある
ホワイトワイヤーのメリットである白さですが、普段食べている飲食物によっては着色をしてしまう可能性があります。
カレーやコーヒー、赤ワインなどの洋服につけるとしみになりやすい物は着色がしやすい飲食物です。
着色がついてしまうと、ワイヤーが目立ってしまうため、これらの食品を食べた時にはすぐに歯磨きやうがいをするようにしましょう。
耐久性が低い場合がある
コーティングがはがれてしまったり、劣化したりした場合には、交換する必要があります。
金属アレルギーと比較すると耐久性が劣る点はあります。
金属のワイヤーと比較すると費用が高い
ホワイトワイヤーは通常の金属のワイヤーと比較して、コーティング処理をしているため、費用が高くなる傾向になります。
劣化したり、塗装が取れてしまったりする場合に交換が必要になると、その分費用がかかる場合もあります。
定期メンテナンスが大切
ホワイトワイヤーの白さを維持して、変色や摩耗を防ぐためには毎日正しいセルフケアをすることが大切です。
特にブラケットの周りには汚れが残りやすいため、矯正用の細い歯ブラシや毛束が1つになって入るタフトブラシなどを併用しましょう。
ブラケットやゴムの色も配慮が必要
ホワイトワイヤーが白くてもブラケットが金属の物だと気になる場合があります。
より審美性に配慮する場合には、ブラケットも目立ちにくい物にすると良いですね。
一般的に金属のワイヤーと金属のブラケットが使われている物以外にいくつか種類はあります。
プラスチックブラケット
プラスチックの素材のため、透明目立ちにくい特徴があります。
ただし、メタルブラケットと比較すると耐久性が弱いデメリットがあります。
ハイブリットブラケット
ハイブリットブラケットは、プラスチックとセラミックを配合したブラケットです。
そのため、プラスチックブラケットより強度が高いメリットがあります。
セラミックブラケット
被せ物にも使用するセラミックブラケットは審美性も高く耐久性も優れていますが、プラスチックやハイブリットブラケットと比較すると費用が高くなります。
ホワイトワイヤー以外の目立ちにくい矯正
裏側矯正(舌側矯正)
歯の裏側にブラケットとワイヤーをつける方法で、矯正中の装置がほとんど見えない矯正方法です。
歯の裏側に装置がつくので高い技術力や経験が必要な矯正方法のため、治療が出来る歯医者は限られています。
▶︎裏側矯正(舌側矯正)について
マウスピース型矯正
口の中をスキャンして、口の中に合うマウスピースを作製して、少しずつ形の違うマウスピースに交換しながら歯並びを整える方法です。
マウスピースは取り外しができるため、歯磨きや食事の時のストレスを軽減することができます。
また、透明でうすいマウスピースを使用するため、矯正中の装置の見た目が分かりにくい方法です。
▶︎マウスピース型矯正について
まとめ
ホワイトワイヤー矯正のまとめ
ホワイトワイヤーは金属のワイヤーと比較すると審美性が優れている素材です。
白くコーティングしているため、歯磨きが強いとはげてしまう可能性があります。
また、金属のワイヤーと比較すると摩擦力があるため、矯正治療の期間が少し延びる場合があります。
目立ちにくい矯正は、裏側矯正やマウスピース型矯正がありますが、これらが適用にならない場合にホワイトワイヤーが検討され、ブラケットも選択できます。
ホワイトワイヤーの有無は医院によって異なるため、ご希望の方は事前に医院へ確認しましょう。
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また、渋谷駅徒歩三分・ヒカリエ徒歩一分と好アクセスなので通院しやすい立地です。
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ここまでブログを読んでいただき、ありがとうございました(^_