投稿日：2024.4.30
歯並びで前歯のずれだけを改善できますか？
みなさんこんにちは！
渋谷矯正歯科です(*^-^*)
「前歯の気になる部分だけを治したい……。」
「前歯のずれだけを治したい……。」
皆さんの中には、見た目の気になる部分だけを治したい方もいるのではないでしょうか。
矯正方法には、前歯などの気になる部分を矯正する「部分矯正」と
かみ合わせも含めて治療をする「全体矯正」があります！
それぞれ特徴があり、適用になる歯並びも異なるのです( ◠‿◠ )
また、セラミックで前歯の気になる部分を治療する方法もありますが、
メリット・デメリットがあります・・・(~_~)
そこで今回は！！！
前歯のずれだけを改善できるか、について詳しくご紹介していきます(*^-^*)
目次
前歯のずれだけを改善することはできる？
前歯のずれだけを改善したい場合には、部分矯正とセラミックで改善する方法があります。
それぞれ特徴があり、歯並びによっては部分矯正が適用にならず、全体矯正が必要な場合もあります。
部分矯正と全体矯正、セラミックで改善する方法についてご紹介します。
気になる一部分だけを矯正する部分矯正とは？
部分矯正は、前歯の一部分だけなど部分的に矯正をする方法です。
奥歯の噛み合わせのバランスを整えることができないため、比較的軽度な歯並びの不正に対応しています。
患者さまによって歯並びの状態は異なるため、診断が必要になりますが、
軽度の前歯のすきっ歯や前歯のずれは対象になる可能性があります。
ただし、審美的な見た目を改善したい方が対象になります。
奥歯の噛み合わせも含めて改善が必要な場合には、全体矯正が必要です。
そのため、前歯などの一部分で気になる所があり、
奥歯の噛み合わせが正しく噛み合っていることが部分矯正の適用条件になります。
部分矯正が適用になる歯並び
・軽度のデコボコの歯並び
・軽度のすきっ歯
・軽度の出っ歯
・軽度のずれ
歯並びが悪くても、部分的で抜歯の必要がない場合には、
部分矯正が適用になる可能性があります。
ただし、歯並びは上下のバランスも整える必要があるため、
上の歯並びの不正が軽度の場合でも下の歯並びが大幅に乱れている時には、全体矯正が必要なことがあります。
患者さまのお口に合わせて、よりよい矯正方法をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください(^^♪
部分矯正のメリット
①治療期間を短縮できる
部分矯正は、全体矯正と比較して歯を動かす距離が少なくなるため、治療期間が短い傾向になります。
元の歯並びによりますが、部分矯正は半年～1年半程度の治療期間のことが多いでしょう。
②治療費用を抑えることができる
ワイヤー矯正の場合には装置をつける部分が少なくなったり、
マウスピース矯正の場合には、マウスピースの枚数を減らしたりすることができます。
その分、治療費用を抑えることができます。
③セラミックで被せる方法と比較して歯を大きく削る必要がない
セラミックの被せ物をする場合には、歯を大きく削る必要があります。
部分矯正の場合には、特定の歯を大きく削る必要がありません。
部分矯正のデメリット
①適用できる歯並びが限られている
部分矯正は、奥歯を動かさないため、歯を動かす範囲が限られてきます。
抜歯が必要なケースでは部分矯正は適用にならないため、限られたスペースで歯を並べます。
そのため、適用になる歯並びが限られています。
②噛み合わせまで改善ができない
気になる一部分だけを動かす矯正のため、奥歯や噛み合わせの改善は見込めません。
そのため、大幅に歯を動かす必要がある場合や
噛み合わせの改善が必要な場合には全体矯正が適用になります。
③セラミックで被せる方法と比較して、費用が高くなる
セラミック矯正は1本だけなど少ない本数で対応が可能です。
※その分大きく歯を削る必要があるため、歯の寿命を縮めてしまう可能性があります。
そのため、気になる1本などでセラミックの本数が少ない場合には、
部分矯正の費用の方が高くなる傾向になります。
噛み合わせの改善も可能な全体矯正
全体矯正は、前歯だけでなく奥歯や噛み合わせも含めて治療ができます。
そのため、部分矯正より適用になる歯並びが多く、
大幅に歯を動かす必要がある場合や抜歯が必要なケースも適用になります。
全体矯正のメリット
①多くの症例が適用になる
全体矯正は、奥歯の噛み合わせも改善ができるため、大幅に歯を動かす症例も対応しています。
そのため、多くの症例が適用になります。
②抜歯が必要な場合も適用になる
歯を並べるスペースが少ない場合には、抜歯が検討されることがあります。
全ての方の抜歯が必要なわけではありませんが、抜歯をすると十分なスペースを確保できるため、
出っ歯や受け口などの口元が出ているケースも改善しやすくなります。
全体矯正のデメリット
①治療期間が長くなる
部分矯正と比較して治療期間が長くなる傾向になりますが、
全体矯正でもインプラント矯正やマウスピース矯正の場合には、光加速装置などを使用すると矯正期間を短縮ができます。
②治療費用が高くなる
全体矯正は大幅に歯を動かす必要があるため、治療費用がかかる傾向になります。
その分、噛み合わせの改善や大幅に歯を動かすことができます。
デンタルローンやクレジットカード払いにも対応していますので、費用に関することもご相談ください。
セラミックの被せ物で改善する場合
前歯のずれやねじれなどを改善するために、歯を削ってセラミックの被せ物をする方法もあります。
1本から治療をすることができ、矯正治療と比較すると短期間で治療ができます。
しかし、セラミックの被せ物をする場合には、歯を全体的に削る必要があります。
神経の治療が必要な場合も多く、神経を抜くと歯がもろくなってしまう可能性もあります。
むし歯の治療と異なり、削る必要がない歯を削って治療をしますし、
歯を削ると元に戻すことができないため、慎重に検討しましょう。
セラミックの被せ物のメリット
①部分矯正より治療期間を短縮できる
歯を動かす時間がないため、部分矯正と比較すると治療期間を短縮できる。
②1本から治療が可能
気になる部分をピンポイントで治療することができます。
セラミックの被せ物のデメリット
①天然歯よりむし歯のリスクが高くなる
天然歯と比較すると、歯ぐきと被せ物の境目などに汚れが残りやすい傾向になります。
そうすると、その部分から二次むし歯や歯周病のリスクが増えてしまいます。
②歯を大幅に削る必要がある
セラミックの被せ物にするためには、健康な歯を削る必要があります。
前歯のずれが大きいほど歯を削る量が多くなる傾向になり、歯の寿命が縮まる可能性が高まります。
歯の向きや角度を大幅に修正する必要がある場合には、その分歯を削る必要があります。
一度削った歯は、元通りにはならないので、
治療方法を選択する際には、メリット・デメリットを比較して選ぶことが大切です。
まとめ
前歯のずれだけを改善することは可能！
前歯のずれだけが気になる場合には、部分矯正やセラミックで被せ物をする方法で対応ができます。
部分矯正は、噛み合わせの改善が必要な場合には、
適用にならない場合もありますので、希望される場合には、一度矯正歯科に相談しましょう。
また、セラミックで被せ物をする方法でも可能な場合があります。
その際には、歯を大幅に削る必要があることに注意しましょう。
歯の寿命を縮めてしまう可能性があるため、
それぞれの治療法を比較した上で治療方法を決定することをおすすめします。
こちらのブログでは、部分矯正とセラミック矯正について詳しく解説しています(^_-)-☆
是非ご覧ください(^^♪
最後に
前歯のずれだけを治療したい方は、一度ご相談ください。
患者さまのご希望と歯並びを考慮した矯正方法をご提案いたします。
また、メリットだけでなく、デメリットもお話させていただいた上で
治療方法を決めていただきますので、気になることは何でもご相談ください。
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渋谷矯正歯科では、裏側矯正を専門に、ハーフリンガル・
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