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投稿日:2024.12.18

ホワイトワイヤー矯正は本当に目立たない?メリット・デメリットを徹底解説!

渋谷駅から徒歩3分に位置する「渋谷矯正歯科」です。
歯の表面にブラケットを貼り付ける「表側矯正」は、ブラケットに加えてワイヤーが見えるため目立ちやすいことを気にされる方も少なくありません。
そこで医院によってはホワイトワイヤーと呼ばれる白色のワイヤーを選択することが可能です。
今回は、ホワイトワイヤーの特徴や種類、メリットとデメリットを踏まえてお話しいたします。

ホワイトワイヤーとは?

表側矯正のワイアーイラスト

ホワイトワイヤーとは、その名の通り白色のワイヤーのことを指します。
通常、表側矯正で使用するのは金属で、笑うとワイヤーが目立ってしまい矯正治療をしていると気付かれることも。
歯の色に近い白色のワイヤーを使用することで、できるだけ矯正装置を目立ちにくくすることが可能です。
そのため、表側矯正でも審美的なストレスを軽減することができます。

ホワイトワイヤーの種類

ポニーテールの医療従事者

ホワイトワイヤーの種類は大きく分けて2種類あります。

ロジウムコーティング

ロジウムといった白色の金属をワイヤーに採用したホワイトワイヤーです。
ロジウム液の中に金属を付けた状態で電流を流すことで、白色で薄くコーティングをすることができます。
耐久性や光沢が高まることから、指輪やネックレスなどのアクセサリーに採用される手法でもあります。
真っ白ではなく白銀色で金属のブラケットや天然歯にもなじみやすいのが特徴です。
ただし、強い力で擦ると色が剥がれることがあります。

金属に塗料をコーティング

もうひとつは、白色の塗料でコーティングした方法です。
通常使用されるニッケルやチタンの金属のワイヤーに白色に塗装することで見た目に配慮します。
塗装に使用する材料にもよりますが、真っ白やマットな見た目にできます。
ただし、天然歯に比べてワイヤーだけが浮いて見えることも。
特殊なロジウムワイヤーよりも色が剥がれやすいこともあるため、よく考えてからホワイトワイヤーを選択しましょう。

メリット

メリットのイメージイラスト

ホワイトワイヤーを使用するメリットは、以下が挙げられます。

金属よりも目立ちにくい

金属のワイヤーを使用すると銀色で目立ちやすいです。
表側矯正は、表面にブラケットを貼り付けてワイヤーを通すのですが銀色で目立つことで矯正治療をしていることが他人に気付かれやすくなります。
このようなことから、表側矯正を選択するのを踏みとどまっている方も少なくありません。
ただし、ひと昔前に比べるとワイヤーやブラケットの種類が豊富になり、表側矯正であっても目立ちにくい矯正装置で歯並びを改善することができるようになりました。
歯科医院によっては取り扱いの有無が異なりますので、事前に確認するとよいでしょう。

対応できる症例が幅広い

表側矯正は、歴史が長く対応できる症例が幅広いといえます。
歯を大幅に動かす場合であっても固定式の矯正であれば、対応しやすいです。
また、当院では歯科矯正用のアンカースクリューを用いた治療も行っています。
ワイヤー矯正と組み合わせることでより効率よく歯並びを整えることが可能です。
「このような歯並びでは矯正治療で治すことができないかもしれない」などとあきらめる前に矯正歯科にご相談にお越しください。

デメリット

デメリットのイメージのイラスト

ホワイトワイヤーは、見た目や症例の対応力などメリットはありますが、デメリットもあるため選択する前に確認することが大切です。

コーティングが剥がれる

白くコーティングする2種類のホワイトワイヤーは、取り付けた当日はもちろん白くて目立ちにくいです。
しかし、歯列矯正は歯が徐々に動くため、ワイヤーとブラケットの間に摩擦が起こり、ワイヤーについている色が剥がれる傾向があります。
歯を大きく動かす初期の段階では色が剥がれやすいでしょう。
そのため、せっかく目立ちにくいワイヤーを選択したのに逆に目立ってしまうことも。
白色のコーティングが所々剥がれるため、余計に目立ってしまうことがあるのです。
また、硬いものや粘り気のあるものを食べると色が剥がれやすいため食事にも気をつかうケースもあります。

金属のワイヤーよりも歯が動きにくいことがある

金属のワイヤーに比べると、ブラケットの間の摩擦が大きくなります。
金属のワイヤーを採用したときと比べて歯は動きにくくなる傾向があるのです。
また、ロジウムのワイヤーは表面にざらつきがあるため、摩擦力が高くなるのがデメリットです。
また、従来の金属のワイヤーにはサイズがあるのですが、そのサイズに合わせてホワイトワイヤーが製作されるため、コーティングの厚みの分ワイヤー自体が細くなります。
その結果、ワイヤーにより歯にかけられる力が弱くなることも治療期間が伸びることにつながります。

色が歯と合わないことがある

ホワイトワイヤーは人工的な白さのため、天然歯のような透明感のある白色ではありません。
そのため、目立ちにくいとはいってもワイヤーが付いていることはよく見るとわかります。
歯の色が黄色っぽい方や反対にホワイトニングで歯を白くしている方は、色が合わないことも。
被せ物のようにワイヤーの色を細かく指定することはできませんので、注意しましょう。

固定式のため外すことは原則できない

ホワイトワイヤーでも、基本的には固定式のワイヤー装置のため好きなときに外すことはできません。
従来の金属のワイヤーを用いた表側矯正と同じように、矯正治療が開始したら歯並びが整うまでは自力で取り外すことは不可能です。
結婚式や成人式など大切なイベントがある方は、一時的にワイヤー矯正を取り外すことが可能ですが治療の期間が伸びたり、予想外に歯が動いたりするリスクが高まるためおすすめはできません。
カウンセリング時にこのようなご予定がある方はご相談ください。

着色するリスクがある

濃い食べものや飲みものを好む方は着色するリスクがあります。
白や透明のブラケットを選択いただいた方もブラケットにも着色する可能性があるため毎日のセルフケアはとても大切です。

目立ちにくい矯正方法

持たれた矯正装置

ここまでホワイトワイヤーをご説明しましたが、目立ちにくい矯正装置は他にもあります。
ここからは、当院で取り扱いのある装置を紹介します。

裏側矯正(舌側矯正)

裏側矯正(舌側矯正)は、歯の裏側に金属のブラケットを貼り付けて、ワイヤーを通す方法です。
表側矯正に比べて目立ちにくいのが特徴で、当院では得意としている矯正方法です。
そのため、表側矯正と同等の治療期間で治療が終えられることがほとんどです。
デジタルスキャンにより精密にブラケットやワイヤーを製作いたします。

マウスピース型矯正

マウスピース型矯正は、透明の歯に装着するトレーを用いた矯正方法です。
歯にトレーを装着することで、徐々に歯並びを整えるのですがワイヤー矯正とは異なり、取り外しができるので自己管理がとても重要です。
見た目も目立ちにくく、食事や歯磨きの際には装置を外して普段通り過ごしていただけます。

目立ちにくい矯正装置をお探しであれば当院へ

3本の矯正された歯のイラスト

目立ちにくい矯正装置のひとつにホワイトワイヤーがあり、表側矯正であってもできるだけ目立ちにくく過ごしていただけます。
ただし、歯の動きによっては色が剥がれたり、治療期間が長くなったりといったデメリットもあるため、よく考えてから選択しましょう。
ホワイトワイヤーをご希望の方は事前に歯科医師やスタッフにご相談ください。
当院では、目立ちにくい裏側矯正(舌側矯正)やマウスピース型矯正などを選択していただけますので、目立ちにくい装置をお探しの方はお気軽にお尋ねください。
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