投稿日:2024.3.29
出っ歯の矯正は痛いもの?
みなさん、こんにちは(´-`).。oO
渋谷矯正歯科です!!
今回のブログは、出っ歯矯正の痛みについてです。
「前歯が出ていて気になるけれど、矯正治療は痛いのでは?」と考えて一歩踏み出せない方へ。
矯正治療中は、個人差はありますが痛みがでるケースもあります。
しかし、我慢できないほどの痛みが出ることはほとんどなく、一時的な痛みで済むことが多いです。
出っ歯の特徴や治療方法、痛みが出るタイミングや対処方法などを解説しますので、治療中に役立ててください(*‘ω‘ *)
目次
出っ歯とは?
出っ歯とは、上の歯が唇側に傾斜したり、上の顎が大きすぎたりすることで口元が出た状態をいいます。
日本人の悪い歯並びの割合は、
出っ歯44.1%、叢生(そうせい)26.4%、すきっ歯10.4%、受け口1.8% と、
平成28年度の「歯科疾患実態調査」により明らかになっています。(参照:厚生労働省)
日本人は顎が小さく歯が並びきらない傾向にあるため、出っ歯になるリスクが高いのです。
歯科疾患実態調査でわかるように、出っ歯で悩んでいる方は多いとわかりますね。
出っ歯は、遺伝はもちろん癖や生活習慣によっても引き起こされます。
両親の顎や歯の形や大きさが似ることで、出っ歯になることがあります。
また、以下のような癖や生活習慣があると出っ歯になるリスクが高まります。
・指しゃぶり
・爪噛み
・唇を噛む
・舌で前歯を押す
・口呼吸
などが挙げられます。
遺伝は食い止められませんが、癖や生活習慣は早めに改善することで出っ歯になるリスクを抑えられますよ。
こちらのブログでは、出っ歯の治療の様子を、症例写真と一緒に紹介しています(*‘ω‘ *)
是非ご覧ください(^^♪
出っ歯の矯正治療
出っ歯の矯正治療は、歯並びや顎の状態により選択肢がさまざまです。
表側矯正
表側矯正とは、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を専用の接着剤で貼り付けてワイヤーを通す矯正方法です。
U字型のワイヤーを通すことで、歯に力をかけて整えていくのです。
最初は細いワイヤーを通しますが、徐々に太いワイヤーに交換することで出っ歯を改善します。
3週間に1回のペースで通院していただき、2年くらいで治療が終えられます。
ただし、歯の表面に装置があるため、目立つのがデメリットです。
金属のブラケットだけではなく、今では白や透明のブラケットも選択できるようになったので、矯正歯科でご相談ください。
裏側矯正
裏側矯正は、歯の裏側にブラケットを貼り付けてワイヤーを通して歯並びを整える方法です。
裏側に装置を貼り付けるため、目立ちにくいのがメリットです。
表側矯正と同じように3週間に1回のペースで通院していただき、2年くらいで治療は終えられます。
裏側矯正は、デジタルスキャンでデータを管理して、患者さんに合わせてブラケットやワイヤーを製作します。
当院では、痛みを抑えることができる「セルフライゲーションシステム」の裏側矯正を取り扱っています。
通常のワイヤー矯正は、歯が動くときにワイヤーに抵抗力がかかることで痛みが引き起ります。
しかし、セルフライゲーションの装置であれば、ワイヤーに抵抗力がかからないように設計されており、痛みを感じにくい特徴があるのです。
痛みが心配な方は、はじめから痛みを軽減できる装置を選択するのもひとつの方法ですよ。
マウスピース型矯正
マウスピース型矯正は、透明のトレーを用いた取り外し式の矯正装置を用いた治療です。
歯に装置を装着している間も、透明のため目立ちにくいのが特徴です。
食事や歯磨きの際には、トレーを外して普段通りに過ごしていただきます。
そのため、装置に食べものが詰まる心配がなく、歯磨きがしにくくなることもありません。
装置も歯も清潔に保てるため、むし歯や歯周病になるリスクが高まることも少ないでしょう。
マウスピース型矯正もデジタルスキャンによりデータを取り扱います。
そのため、矯正治療前から治療後までの歯並びの変化を画像上で確認することも可能です。
事前に歯を抜くタイミングや歯を大きく動かすタイミングが把握できるため、痛みに対処しやすいかもしれませんね。
外科手術
顎の大きさに問題がある場合は、外科手術をご提案いたします。
上の顎が大きすぎる場合は、提携している医院で顎の骨を切除する手術を受けていただきます。
その後、上下の噛み合わせが安定したら、歯並びを整える歯列矯正に移行していただく流れです。
このように、2段階の治療をして出っ歯を改善します。
外科手術を受けるのかどうかは自己判断が困難ですので、まずは矯正歯科にご相談にお越しください。
出っ歯の矯正治療は痛いときがある
出っ歯の矯正治療は、痛みがでるケースがあります。
ただし、痛みの感じ方には個人差があり、問題なく過ごせる方もいらっしゃいます。
一番痛いのはいつ?
一番痛みが出るのは、矯正装置を初めて装着したときが多いです。
何十年も出っ歯で過ごされてきた方は、歯が顎の骨にしっかり固定されており、痛みを感じやすい傾向があります。
特に、子どもよりも大人の方が痛みを感じることが多いようです。
理由は、子どものうちは顎の骨の成長があり、骨の代謝(リモデリング)が多いため、
矯正治療により歯が動きやすく抵抗が少ないため、痛みを感じにくいからです。
しかし、大人になると顎の骨の成長は終わり、歯がある程度の位置で安定しているため、抵抗により痛みを感じることがあります。
矯正治療をはじめてはじめのうちは、上下の歯を噛み合わせるだけでも違和感がある方もいらっしゃいます。
徐々に痛みは落ち着いてきますので、慌てずに対応しましょう。
もちろん、我慢できないほどの痛みが出て心配なときは、放置せずに早めに矯正歯科にご連絡くださいね。
痛みのピーク
痛みのピークは、矯正治療を初めて1~2週間くらいです。
徐々に慣れるため、痛みは一時的なことが多いでしょう。
また、3週間に1回ワイヤーを交換するタイミングでも、痛みを感じることがあります。
重度の出っ歯の方は、前歯に痛みを感じやすいですが、歯並びが整ってくると痛いと感じることは減ってきますよ。
もちろん、痛みをほとんど感じない方もいらっしゃいますので、矯正治療をはじめてみなければ、一概に痛いとはいいきれません。
矯正治療中に痛みが出るタイミング
矯正治療中に痛みが出るタイミングは、以下が考えられます。
歯が動くとき
歯が捻じれたり、重なっていたりして、大きく歯を動かしたい部分は痛みを感じやすい傾向にあります。
歯を動かす力がかかると、違和感や痛みとなって現れるため、1週間くらいは様子をみましょう。
食事中
普段通りに硬いものを噛むと食事中に痛みを感じることがあります。
矯正治療の初日は、できるだけ硬いものは避けて落ち着くまでやわらかいものを食べるのがおすすめですよ(*’▽’)
矯正治療で痛みが出たときの対応
矯正治療で痛みが出たら、以下を試してみましょう。
痛み止めを飲む
痛みをよく感じる方は、矯正歯科で相談ください。
痛み止めを処方させていただきます。
もちろん、市販の痛み止めでも対処できますので、無理をせずに服用しましょう。
冷やす
血行がよくなると、痛みを感じやすくなります。
そのため、痛みが強いときは、温かいものを口にせずに、タオルなどを使用してお口周りを冷やしてみましょう。
やわらかいものを食べる
矯正装置をはじめて付ける日や、ワイヤーやマウスピースを交換した日は、
できるだけやわらかいものを選択して食事すると痛みはやわらぎます。
矯正用のワックスを使用する
ワイヤー矯正をしている方は、ワイヤーが奥から伸びてきて頬に触れることがあります。
これにより、粘膜がただれて痛みを感じることも。
このようなケースは痛み止めではなく、矯正用のワックスでカバーする方が痛みを回避できます。
ワイヤーが奥から伸びてくるということは、歯がよく動いて歯並びが改善している証拠ですので、ワックスで乗り切りましょう。
まとめ
いかがでしたか?
矯正治療中は、痛みを感じるケースもありますが、一時的なものがほとんどです。
矯正装置を初めて装着したときやワイヤーを交換するときに痛みがピークになりますが、
徐々に慣れていくので頑張りましょう!!!
痛みを軽減するためには、痛み止めの服用や冷やすこと、やわらかい食事を摂ることなどが有効です( ◠‿◠ )
また、出っ歯の特徴や矯正治療の方法、痛みのタイミングや対処方法などについても解説していきましたが
参考になればうれしいです( `ー´)ノ
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渋谷矯正歯科では、裏側矯正を専門に、ハーフリンガル・
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