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投稿日:2025.2.17

歯列矯正をするならワイヤー矯正を選んだ方が良い?矯正装置の選び方

こんにちは。
渋谷駅東口徒歩3分のところにある渋谷矯正歯科です。
歯列矯正をするうえで、結局どの矯正装置を選べばいいのか悩んでしまいますよね。
そもそもどのような種類があって、どのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、歯列矯正をするときの装置の選び方について、ワイヤー矯正を中心にお話していきます。

歯列矯正の種類について

渋谷矯正歯科の歯の模型

歯列矯正は大きく分けるとワイヤー矯正とマウスピース型矯正の2つに分類することができます。
それぞれの特徴についてみていきましょう。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは歯にブラケットとよばれる装置をつけ、そこにワイヤーを固定して行う矯正治療です。
ワイヤー矯正は基本的に、歯科医院で交換するとき以外はワイヤーを装着したまま過ごします。
ブラケットの装着方法によって、3種類のワイヤー矯正に分けることができます。

表側矯正はいわゆるワイヤー矯正のイメージ通り、歯の表側にブラケットを取り付けて行う方法です。
表側に装置をつけるため見た目に目立ちやすいですが、もっとも適応できる症例の多い治療法といえます。
舌に触れる位置に装置がつかないため、違和感は少なめなワイヤー矯正方法です。
裏側(舌側)矯正は歯の裏側にブラケットを取り付けて行う方法です。
目立ちにくいですが、発音や食事がしにくい・費用が高いといったデメリットもあります。
唾液が循環するため、表側矯正に比べるとむし歯になりにくい、ともいわれています。
ハーフリンガル矯正は上顎に裏側(舌側)矯正を、下側に表側矯正を行う矯正方法です。
上顎の表側に装置がついていると笑ったときなどに目立ちやすくなってしまうので、上顎は裏側に、下顎は表側に装置をつけることで目立ちにくくしています。
裏側(舌側)矯正やマウスピース型矯正をするよりはコストを抑えられるため、希望される方もいらっしゃいます。

マウスピース型矯正

マウスピース型矯正は、取り外しのできるマウスピースを作成して行う矯正治療です。
透明で目立ちにくく、着脱できてお手入れも簡単なため人気があります。

ワイヤー矯正を行うメリットとデメリット

丸バツの札と歯の模型とバインダーと模型

ワイヤー矯正にはどのようなメリット・デメリットがあるのかみていきましょう。

ワイヤー矯正を行うメリット

ワイヤー矯正では適応できる症例が多く、複雑な歯並びの方でも治療できる場合が多いです。
また、ワイヤーやゴムを使って微調整ができるため、歯並びの調整がしやすいといえます。
歯を動かす速度も調整可能なため、効率的に歯列矯正を行うことが可能です。

ワイヤー矯正を行うデメリット

ワイヤー矯正はどうしても装置やワイヤーが目立ちやすいといえます。
裏側(舌側)矯正やハーフリンガル矯正にすることで目立ちにくくすることはできますが、表側矯正に比べ費用が高くなります。
ワイヤー矯正では歯磨きがしにくく、むし歯や歯周病のリスクが上がることにも注意が必要です。

マウスピース型矯正を行うメリットとデメリット

マウスピースケースとマウスピース

マウスピース矯正のメリット・デメリットもみていきましょう。

マウスピース型矯正を行うメリット

マウスピース型矯正透明な素材で目立たないため、周りに気付かれにくいといえます。
また、ワイヤー矯正のように凸凹のある装置がないため、違和感も少ないです。
歯磨きなどのお手入れもいままで通り行えるため、清掃不良などのリスクも減らすことができます。

マウスピース型矯正を行うデメリット

マウスピース型矯正では、ご自身で矯正装置を管理する必要があります。
装着時間などの約束を守らないと、計画通り治療が進まないなどの不具合が生じてしまいます。
適応症例が少ないのも、マウスピース型矯正のデメリットといえるでしょう。
マウスピース型矯正歯を大きく動かすような矯正治療には向きません。

ワイヤー矯正はこんな方におすすめ

2つのワイヤー矯正の模型

次のような方は、ワイヤー矯正を行うとメリットを実感しやすいでしょう。

  • 歯を大きく動かす必要がある
  • 仕上がりの美しい矯正治療を希望している

マウスピース型矯正とは違い、ワイヤー矯正では歯の位置をさまざまな方向に動かすことが可能です。
一言で歯列矯正と言っても、歯を動かす向きや角度などによっては治療が複雑になることもあります。
どのような仕上がりを希望しているのかなど、最終目標も決めて伝えておくと安心です。

マウスピース型矯正はこんな方におすすめ

お花とマウスピース

次のような方は、マウスピース型矯正を行うとメリットを実感しやすいでしょう。

  • 毎日決められた時間マウスピースを装着することができる
  • 違和感が少なく、清掃も普段通り行えるほうがよい

マウスピース型矯正は取り外しが可能である、という点がワイヤー矯正とは大きく異なるため、そこをうまく扱えるかどうかがポイントになってきます。
清掃や食事のしやすさ・目立ちにくさなどメリットも多いようにみえますが、きちんと管理できなければ効果を実感できません。
マウスピース型矯正は、しっかりと自己管理できる方におすすめの治療法といえます。

目立ちにくいワイヤー矯正という選択肢

考える女性の医療関係者

ワイヤー矯正はどれも目立ちやすいものばかりだと思っていませんか?
ここでは、ワイヤー矯正のなかでも目立ちにくいものをいくつかご紹介します。

裏側(舌側)矯正やハーフリンガル矯正

裏側(舌側)矯正は、矯正装置を歯の裏側に固定しているため、おしゃべりをしてもほとんど見えることがありません。
ハーフリンガル矯正は、上顎に裏側(舌側)矯正、下顎に表側矯正を行うことで、いちばん目立つ部分のワイヤーを隠す事ができます。
これらのワイヤー矯正は経験と技術が必要なため、施術できる歯科医師は限られています。
当院では、矯正治療に精通した歯科医師が担当しますので、安心して施術を受けることが可能です。

目立ちにくい表側矯正も存在する

表側矯正以外での治療は難しいと言われたけど、表側矯正は目立つから避けたい、とお考えの方も多いかと思います。
銀色のブラケットとワイヤーが見えていると、確かに見た目には目立つと感じるでしょう。
そんな方のために、表側矯正でも目立ちにくいものも存在しています。
ブラケットやワイヤーの色が目立ちにくいように、歯の色に近い白や透明になっているのです。
これらの装置は一般的な表側矯正に比べると費用がかかってしまいますが、目立ちにくさは実感できるでしょう。
そういったものも取り扱っているのか、まずは相談してみるとよいかもしれませんね。

まとめ

歯を指さす白衣の男性

矯正装置の選び方について、お話してきました。
矯正装置には大きく分けてワイヤー矯正とマウスピース型矯正があり、それぞれ以下のようなメリット・デメリットがあります。

ワイヤー矯正のメリット

  • 適応できる治療の幅が広い
  • 過去の症例が多く実績がある

ワイヤー矯正のデメリット

  • 見た目が目立ちやすい
  • 違和感がでやすく、清掃もしにくい

マウスピース型矯正のメリット

  • 見た目が目立ちにくい
  • 違和感が少なく、清掃しやすい

マウスピース型矯正のデメリット

  • 適応できる症例が限定される
  • 自己管理をしっかりとする必要がある

ワイヤー矯正もマウスピース型矯正も、どちらが優れているというものではありません。
ご自身の生活スタイルや歯並びなど、さまざまな条件を総合的にみて、どちらが向いているかを検討していく必要があります。
ワイヤー矯正でも目立ちにくいものもありますし、矯正治療にはさまざまな方法が存在します。
まずは歯科医院で、どのような治療が可能であるか、おすすめなども相談してみるとよいでしょう。
当院ではカウンセリング予約を承っております。
ぜひ矯正治療のお悩みや不安をお聞かせくださいませ。
カウンセリング予約フォーム

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