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投稿日:2024.7.9

矯正後にも装置を使うの?大事な保定について理解しよう!

みなさん、こんにちは(‘ω’)
本日も渋谷矯正歯科のブログをご覧いただきありがとうございます!

みなさん矯正後に必ず使用するリテーナーってご存じですか?
多くの方が矯正装置が外れたら何もしなくても良いと思っているのですが、
矯正治療後には必ず保定装置を使わないといけません。
使わなかった場合どうなるか想像つきますか?
歯が矯正前の元の状態に戻ってきてしまう後戻りという現象が起きてしまうんです。
せっかく歯が綺麗になって矯正も終わりだと思っていたのに歯がまた戻ってきてしまったらとても悲しいですよね…。
このブログで、矯正後の大事な保定(リテーナー)について一緒に見ていきましょう!(^^)!

保定とは

保定(ほてい)とは、歯科矯正治療後の歯並びや噛み合わせを安定させ維持するために
保定装置を使用して歯の位置を安定させます。
保定は、矯正治療後の重要な段階であり、歯の移動や元の位置に戻るのを防ぐ役割を果たします。
保定を行わないと歯の後戻りを引き起こす可能性がとても高いです。

なぜ何もしないと歯が動いてしまうの?

★歯の移動記憶

矯正治療により歯が新しい位置に移動すると歯と歯の周りの組織(歯周組織)が変化します。
歯周組織はもともとあった位置に戻ろうとする性質があります。
その性質の影響で後戻りが起こります。

★骨の再構築

歯が動いた後周囲の骨が新しい位置に安定するのは時間がかかります。
矯正治療中に歯が移動すると骨が歯の周りに再構築されますが、
治療後も骨の安定にはしばらく時間がかかるため、歯が元の位置に戻ろうとしてしまいます。

★歯周じん帯

歯の周りにもじん帯があります。
歯周じん帯は歯を骨に固定する役割を持ち、歯が移動するときに伸縮します。
矯正後は歯周じん帯が元に戻ろうとする為歯が動きやすくなります。

★生活習慣や癖

・舌で歯を押し付ける癖(舌癖)や口呼吸などにより歯が後戻りします
・歯ぎしり、食いしばりで歯に過度な力を加えると歯の位置が変わる原因となります。

★成長と老化

・成長期の子供や若者の場合、顎の成長に伴って歯の位置が変わることがあります。
・年齢と共に骨や歯茎が変化し歯の位置に影響を与えることもあります。

★矯正治療後の維持管理不足

矯正治療後に保定装置を使用しないと歯が後戻りしやすくなります。
リテーナーをしっかり使うことで後戻りを防ぎます。

では後戻りが起きないようにするにはどう対処すればよいのでしょうか?
一緒に見ていきましょう。

リテーナーとは?

歯科矯正治療後に使用される装置です。
矯正治療を終えた後、歯並びを維持する為に使用されます。
リテーナーには、取り外し可能なタイプと固定式タイプがあります。
当院では取り外しが可能なマウスピースタイプのリテーナーを使用しておりトータルフィーの中に含まれているものになります。
リテーナーは、歯の位置を維持するのに役立ち、矯正治療の成果を長期間維持するために重要な役割を果たします。

リテーナーの種類、メリットデメリットについて

リテーナーにはいくつか種類があります。
何種類かみていきましょう。

マウスピースタイプリテーナー(クリアリテーナー)

一番の特徴は取り外し可能という点です。
取り外しができるのでお食事やお口の中の清掃が容易なので綺麗に保てます。
素材は透明なプラスチックで作られています。
薄いプラスチックでできているので噛みしめや力が強くかかるだけで破損しやすい傾向にあります。
とても目立ちにくいので当院ではマウスピースで保定を行う方が多いです。
マウスピースの付け外しについて過去にまとめているのでこちらもご覧ください!

固定式リテーナー(Fixフィックス)

歯の裏側に歯に沿って曲げられた細いワイヤーを歯に直接貼り付ける保定方法です。
この装置のメリットはマウスピースよりも見た目に優れている点(裏側につけるので表からは全く見えません)、
マウスピースみたいにつけたり外したりするのが面倒な方はつけっぱなしの装置になるので楽な装置になります。
ただつけっぱなしだと困るのがお掃除です。
ワイヤーがついているとフロスでの掃除ができないので歯間ブラシや歯ブラシを細かく当ててあげないと
汚れや歯石がとてもつきやすくなってしまいます。

当院では主にこの2種類の保定方法を用いています。
固定式のFIXという装置をご希望の方は別途料金が発生します。

保定期間はどのくらい?

・初期段階

矯正治療が終了して最初の6か月間は歯が特に動きやすい時期です。
この期間はリテーナーを常に使用することを推奨します。
具体的には食事と歯磨き以外の時間、20時間以上使用するのが一般的です。

・中期段階

初期段階が終わると歯は少しずつ安定してくるので使用時間を半分くらいに減らします。
6か月~1年の間は12時間くらいを目安に使用します。
夜寝る間は必ず使用してもらい日中は外して過ごしてください。

・長期段階

矯正終了から1年経過すると比較的歯が安定している状態になります。
しかし完全に安定するまではさらに時間がかかる場合があるので夜間のみ使用を続けるようにしましょう。

・保定中の注意事項

虫歯の治療等をして歯の形が変わってしまいマウスピースがはまらなくなってしまう事があります。
きつかったりはまらないまま使用を続けたりすると歯が思わぬ方向に動いてしまったりするので
疑問があれば自己判断せずに必ずかかりつけへお問い合わせください。

リテーナーのお手入れ方法

矯正 マウスピース お手入れ 渋谷矯正歯科

マウスピースのお手入れをサボると歯はきれいに磨けていても、口臭の原因になるんです。
マウスピースの内側に歯石がべっちょりと固まってついている人かなり多いです。
ご自宅でできるお手入れの仕方簡単なのでやってみてください!

1、マウスピースを外したらまず水で流す

2、歯ブラシでマウスピースの内側についている汚れ(プラーク)を歯ブラシでこすって落とす

3、汚れをお水またはぬるま湯で流す(マウスピース用洗浄剤がない方はここまででも可)

4、マウスピースがしっかりつかる入れ物(コップやタッパー等)にお水またはぬるま湯を入れ、マウスピースと洗浄剤を入れて時間をおく

5、最後にお水またはぬるま湯で洗い流して終わり

注意!

暖かいお湯につけてしまうとプラスチックでできているマウスピースが変形してしまい
しっかりはまらなくなってしまうのでお湯の使用は厳禁です!
また歯磨き粉を歯ブラシにつけてマウスピースを洗うこともNGです。
歯磨き粉には研磨剤という成分が含まれておりマウスピースに傷がついてしまいます。
傷がついた部分は汚れがよりたまりやすくなっています為、使用は厳禁です。
もっと詳しくまとめたブログも良かったらご覧ください!

 

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