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投稿日:2024.7.19

受け口は顎の外科的な施術をしないと治らないの?

みなさんこんにちは!
渋谷矯正歯科でございます( ◠‿◠ )

このブログを読んでいる皆さんの中に、受け口に悩んで治療を考えている方も多いかと思います。
受け口の治療は矯正のみで治すことはできないのでしょうか?

今回は、受け口の中でも矯正治療で治せるものと外科的な施術が必要になるケースでは
どのような違いがあるのかについてご説明していきます。

受け口とは?

受け口 渋谷矯正歯科

受け口とは下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態で、上の歯を覆った噛み合わせになっています。
下の歯が上の歯よりも前に出ているので、三日月型のようにしゃくれた印象の顔立ちになりがちです。

 

受け口の原因は2つのパターンに分けられる

受け口の原因

受け口は2つの原因に別れていて、どちらかの理由で受け口になっているケースがほとんどです。
ここでは受け口となる2つのパターンについてお話していきます。

歯並びが原因で受け口になっている

歯並びが原因で受け口になっているケースを「歯槽性反対咬合(しそうせいはんたいこうごう)」といいます。
歯並びが上の前歯よりも前に位置していたり、下の前歯の傾斜が強く上の歯よりも前に出ていたり、
歯自体に原因があって受け口になっている状態です。

顎の骨が原因で受け口になっている

顎の骨が原因で受け口になっているケースを骨格性反対咬合(こっかくせいはんたいこうごう)」といいます。
下顎が上顎よりも大きく成長し過ぎていたり、
上顎の成長が未発達で上下の顎の骨の大きさバランスが整っていない時など、
下顎の位置が前方に出ていて受け口になっていることもあります。
このような場合の受け口は、
歯並びが原因で起きているのではなく顎の骨、つまり骨格の異常によって発生しています。

 

受け口は外科施術をしないと治らない!?

外科手術 受け口

受け口の原因は2つのパターンに分けられることをご説明しました。
歯並びが原因で起きている「歯槽性反対咬合」である受け口は、
歯並びを矯正治療することで改善させることができます。

しかし、顎の骨の大きさや位置に異常がある「骨格性反対咬合」の受け口は、
矯正治療のみで治すことは困難です(´・_・`)

顎の骨を切る外科的な治療と矯正治療を合わせて行う必要があるので、
治療内容に顎の手術が含まれることになります。

 

受け口を治す外科治療の方法と手順

顎の骨が原因で受け口になっている方は、歯並びを整える矯正治療のみでは改善されません。
納得のいく効果を得るためには、矯正治療に加えて顎の骨の手術が必要となる外科的な治療を行います。

いきなり、顎の骨の治療をするのではなく、
「術前矯正治療」と言って、手術前の矯正治療と手術後にも「術後矯正治療」をします。
ここでは、外科的な施術で受け口を治す際の順番をご説明していきます。

外科的な矯正治療を含む施術の順番としては、
術前矯正治療→顎の手術→術後矯正治療→プレート除去手術の流れで進めていきます。

術前矯正治療

術前矯正治療では顎の骨の手術後に噛み合わせが安定するように矯正をしますので、
最初は逆に噛み合わせが悪いな・・。と感じます。
術後に合わせての調整なので心配しなくて大丈夫です。

顎の骨の手術

病院には手術日の数日前から入院をすることになります。
大学病院や総合病院など全身麻酔の設備が整っている施設で行うことになります。
手術中はしっかりと麻酔が効いているので痛みを感じることなく安心して受けて頂けます。

全身に麻酔がかかったところで顎の骨を切り、
理想的な噛み合わせの位置でチタンプレートを使い切った顎の骨を固定させます。
手術が終わったあとはしばらく入院期間となりますが、早い人で5日から2週間程で退院することが出来ます。

術後矯正治療

術後矯正治療では、手術の時に合わせ切れなかった噛み合わせの調整をすることになります。
手術後の顎の骨は筋肉に引っ張られて後戻りを起こしやすい状態になっているので、
噛み合わせを定着させるために矯正したワイヤーにゴムをかけて後戻りの防止をして、キレイな歯並びへと整えていきます。

 

プレートの除去手術

プレートの除去手術では、顎の骨をとめるために使用したチタンプレートを取るために行います。
手術は、顎の骨の後戻りが落ち着き定着してきた頃をみて行いますが、
術後1年後以降にすることが多いようです。
顎の骨を削ったりすることはしませんので、
1回目の手術よりも患者さんの負担も少なく入院期間も短いのが一般的です。
プレート除去手術は必ず全員がするわけではなく、
口腔外科の先生の判断と患者さんとの相談で決めることになります。

サージェリーファースト

当院では、サージェリーファーストを起用しています。
そのため術前矯正治療がありません。
最初に手術をしてから矯正をするので、保険でやる矯正よりも圧倒的に矯正期間は短くなります。
こちらで、詳しく解説しているので是非ご覧ください(´・_・`)

受け口を治すために外科的な施術をする7つのメリット

受け口を治すのに、一般的に行われている矯正治療だけでは改善効果が得られない方にとって
外科的な施術を含めた矯正治療をするメリットはたくさんあります。
ここでは、どのようなメリットがあるのかについて詳しく解説していきます。

 

矯正治療のみでは改善効果の低い受け口に対応できる

重度な受け口のケースや顎の骨が原因の受け口、顎が左右非対称で顔が歪んでいる方など、
骨格に問題が起きている場合には歯列矯正のように歯並びを並べただけでは改善効果が薄くなります。
矯正治療のみでは改善が難しいケースでも、
外科的な治療を取り入れることで根本的な原因となっている骨にアプローチすることが出来ます。

顎の骨を正しい位置に治し歯並びも整えてあげれば、
噛み合わせや顔立ちも変わり美しいお顔の印象にもなります。

歯の周りの組織に負担をかけずに治療ができる

顎の骨に大きなズレがある受け口では矯正治療のみで治そうとすると、
歯の周りの組織でもある歯ぐきや靭帯などの組織に大きな負担をかけてしまうことになります。
外科治療では口腔外科の専門医が執刀し高度な技術と知識のもと手術を行ってくれますので、
組織への負担を極力減らして治療を進めることが出来ます。

顔立ちがキレイに整う

矯正治療では歯並びのみの変化になりますが、外科治療をして受け口を治した場合は、
骨格を変えることになるので口元や顔の歪みも改善されてキレイな輪郭に顔立ちが整います。
改善効果が大きく得られるのも外科的な施術を入れるメリットになるでしょう!

健康面や精神面の改善ができる

噛み合わせのよくない受け口では、頭痛や肩こり顎の痛みなど体の不調もおこりやすくなる他、
顔の印象など見た目へのコンプレックスを抱えている方も多いでしょう。
しかし、外科的な治療で骨格から根本的に治療をすることで歯並びがキレイに整うだけでなく、
顔の歪みが解消され自分の顔に自身が持てるようにもなります!

コンプレックスがなくなることは人生の満足度にも大きな影響を与えてくれるでしょう!

高額医療費の還付制度が使える

同一月内(同月の1日〜31日まで)に
同一の医療機関でかかった自己負担額の限度額(年収によって異なる)を超えた分に支給される制度になります。

入院が月をまたいでしまった場合など、金額が限度額まで達しないと支給されないこともあるので注意が必要です。
入院や手術などで費用がかかる予定がある時には、同一の病院で月の初めから治療をするのがよいでしょう!
1ヶ月の治療で支払う自己負担額は年収によって決まります。
入院や手術の費用が自己負担額を越えていれば、それ以上の費用はかかりません。

高額療養費貸付制度を利用できる

高額療養費給付を受けるには一度3割負担で支払わうことになります。
還付までは数ヶ月程の時間がかかることもあるので、
経済的な余裕がない場合は、後日還付される金額を担保として融資を受けることができる高額療養費貸付制度もあります。
他にも、還付金を見越して自己負担額のみの支払いにする委任払制度を利用できることもありますので、
詳しくは病院の医事課や加入の保険組合、市町村などに相談してみましょう!

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渋谷矯正歯科では、裏側矯正を専門に、ハーフリンガル・表側矯正も取り扱っております!
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