投稿日:2024.1.9
出っ歯だと喘息になる?関係性は?
みなさん、こんにちは!!
渋谷矯正歯科です(‘ω’)ノ
みなさんは、歯並びと身体の健康はつながりがあることを知っていますか??
出っ歯と喘息は関係性がないように思うかもしれませんが、じつは相互に関係しているのです(´-`).。oO
今回は、出っ歯と喘息の、2つの関係性などについてご紹介していきます!
目次
出っ歯とは?
まずは、出っ歯の特徴や原因をみてみましょう!!
出っ歯の特徴
出っ歯とは、上の前歯が唇側に大きく出ている状態です。
歯並びが悪く出っ歯になることもありますが、上の顎が成長しすぎて骨格的な問題により出っ歯になることもあります。
出っ歯は、専門用語では、上顎前突(じょうがくぜんとつ)と呼びます。
前歯が出ているため、見た目が気になる方はほとんどだと思います。
出っ歯の原因
出っ歯になる原因は、大きく分けて2つあります。
1,遺伝(先天的な原因)
両親どちらかが出っ歯の場合は、お子さんも遺伝により出っ歯になる可能性があります。
歯や顎の大きさや形は、遺伝することがわかっており、結果的に出っ歯になるのです。
遺伝で歯並びが似るのは2割程度といわれています。
また、歯の大きさが生まれつき大きい方や小さい方もいらっしゃいます。
遺伝ではなくても先天的に歯が大きいと、きれいに並びきらずに出っ歯になることもあるのです。
2,お口のトラブルや癖(後天的な原因)
小さいころは出っ歯ではなかったのに、徐々に出っ歯になった方や
大人になってから出っ歯になった方は、お口のトラブルや癖が原因かもしれません。
以下に当てはまる方は、出っ歯になるリスクが高まりますので注意しましょう。
・指しゃぶり
・爪噛み
・唇を噛む
・上の前歯を舌で押す
・口呼吸
・歯周病
・親知らず
赤ちゃんのころによくみられる「指しゃぶり」は、不安や寂しさなどを紛らわせるための行動といわれています。
そのため、無理に赤ちゃんのころにやめさせる必要はありませんが、3歳くらいを超えても指しゃぶりを続けているようであれば、注意が必要です。
3歳くらいになるとほとんどの乳歯が生えそろい、言葉の理解もできるようになるので、指しゃぶりをやめるようにお子さんに伝えましょう(*_*)
また、指しゃぶりと同じように、爪噛みや唇を噛む癖、上の前歯を舌で押す癖がある方は、歯の内側からの力が強くて前歯が前方に出るリスクがあります。
テレビを見ているときやソファーでくつろいでいるときに、「お口をポカン」と開ける癖がある方は、口呼吸になっている可能性があるので改善しましょう。
口呼吸は、お口をしっかり閉じていないため徐々に前歯が唇側に傾斜しやすくなります(/_;)
さらに、歯周病や親知らずなどのお口のトラブルで出っ歯になることもあります(@_@)
歯周病が進行すると歯を支えている顎の骨が溶かされるため、歯が思わぬ方向に動いたり、傾いたりすることがあります。
その結果、歯並びやかみ合わせが乱れて、出っ歯になることがあるのです。
親知らずは15歳前後で生える一番奥の永久歯で、しばしば横向きに生えたり、顎の骨の中に埋まったままだったりします。
手前の歯を押すだけではとどまらず、他の歯も前方に押し出してしまい出っ歯になることも・・・。
お口のトラブルが発見された場合は、歯並びを保つためにも早めに治療を受けましょう!!
放置するデメリット
出っ歯を放置すると、以下のようなデメリットがあります。
・コンプレックスを抱える
・しっかり食べものを噛めない
・発音が悪くなる
・口呼吸になる
・むし歯や歯周病になりやすい
・全身の健康を保ちにくくなる
出っ歯を放置すると、見た目のコンプレックスを抱えることが多く、お口元に自信が持てなくなり笑顔が減る、性格が暗くなることがあります。
また、かみ合わせも乱れて硬いものを前歯で引きちぎることが困難になります。
その他にも、上下の前歯に隙間ができるため、空気が漏れ出して滑舌が悪くなります。
「サ行」「タ行」「ラ行」が言いにくい方は、もしかすると悪い歯並びが原因かもしれませんね(+o+)
さらに、お口のトラブルだけではなく全身の健康状態も維持しにくくなります。
喘息とは?
次に、喘息を詳しくみてみましょう。
喘息の特徴
喘息は、気道に炎症が起きていることで呼吸しにくい、咳がでるなどの症状が現れる病気です。
喘息になると気道が狭くなり炎症があるため、少しの刺激でも敏感になります。
・息を吸う
・冷たい空気
・ほこり
・花粉
など、普段は何気ないことでも発作のように咳が止まらなくなります。
喘息の原因
喘息は、カビ、ダニやペットの毛などにアレルギー反応を起こすことで現れます。
他にも、風邪やストレスなどが刺激となり引き起こされることもしばしばあります。
出っ歯と喘息の関係性
出っ歯と喘息は、関係がないように感じるかもしれません。
しかし、喘息を持っている方は出っ歯になりやすい傾向にあるといえます。
ここからは、出っ歯と喘息の関係性や原因をみてみましょう!!
出っ歯だと喘息になりやすい?
出っ歯だと喘息になる可能性が高まります。
反対に、喘息の方は出っ歯になる可能性も捨てきれません。
相互に関係しているため、出っ歯になっている原因や喘息になった原因を突き止めて、適切な治療を受けることが大切です。
口呼吸が原因
出っ歯と喘息の共通点は、口呼吸をする方が多い点です。
口呼吸の方は、唇で歯を抑える力が低下するため出っ歯になりやすい傾向にあります。
そして、出っ歯の方は前歯が邪魔をしてしっかり唇が閉じられずに口呼吸になってしまいがちです(*_*)
また、ダニやほこりなどにアレルギー反応を起こして喘息になってしまった方は、鼻呼吸ではなく口呼吸をしている可能性があります。
鼻呼吸であれば、外部から身体に侵入する細菌やアレルギー物質を身体に入れないように、鼻毛がフィルターの役割を果たしてくれます。
また、鼻を通る間に空気が温められるため、気道への刺激が減るのです。
しかし、口呼吸をすると身体へアレルギー物質が送り込まれやすくなり、喘息を引き起こしやすくなります。
そのため口呼吸であることで、出っ歯や喘息になるリスクが高まります・・・(._.)
口呼吸のデメリット
出っ歯や喘息になるリスクが高まる口呼吸。
口呼吸になると、以下のようなデメリットがあります。
・口臭が強くなる
・むし歯や歯周病になりやすい
・歯並びが乱れる
・喘息が悪化する
・風邪をひきやすい
口呼吸になると、唾液の分泌量が低下するためお口の中が乾燥します。
その結果、唾液の働きである「自浄作用」や「抗菌作用」などの効果が得られません。
すると、口臭が強くなったり、むし歯や歯周病になったりとお口のトラブルが増えます。
また、口呼吸が続くと歯並びがさらに悪くなったり、喘息も悪化しやすくなったりします。
もう出っ歯だから…もう喘息だから…と諦めずに、口呼吸を改善できるように治療をすることが大切です。
さらに、細菌やウイルスを身体に取り入れやすくなり、風邪をひきやすくなる傾向にあるので、
出っ歯が原因で口呼吸になっている方は矯正治療を視野にいれましょう。
矯正中の歯のケアについてこちらの記事でご紹介しておりますので、
興味がありましたらぜひご覧ください!
出っ歯を改善して喘息を予防しよう
上記で説明してきたように、出っ歯の方は、唇が閉じられずに口呼吸になる傾向にあります。
出っ歯の見た目はそこまで気にならない!という方も、喘息などのトラブルを避けるために歯並びを整えることがおすすめです。
当院では、表側矯正だけではなく、目立ちにくい矯正である「裏側矯正」や「マウスピース矯正」もご用意しております(^_-)-☆
出っ歯の治療中もできるだけ快適に目立ちにくい装置で行いたい方は、お気軽にご相談ください!!
歯並びやかみ合わせを整えるだけではなく、全身の健康を保つためにも矯正治療をはじめてみませんか?
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