menu
close

ブログ

投稿日:2024.7.21

裏側矯正って実際どうなの?メリットとデメリットを徹底解説

こんにちは(^-^)
渋谷矯正歯科です!

歯並びをキレイにしてかみ合わせを整える矯正歯科は、
お口が健康であれば年齢に関わらずどなたでも受けることができます。
大人になってからでも、気になる口元を整えることができるのです。

令和4(2022)年に行われた「歯科疾患実態調査」では、
矯正歯科の経験がある方の割合は、全体で7.7%との結果が出ています。

その中でも、10~14歳では28.9%と多くの子どもが治療を行っていますが、
35~39歳で29.2%、40~44歳でも22.1%と、多くの大人の方も矯正歯科を経験しているのです。

参照:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要」p33 表26

けれども、大人になるとお仕事の都合やさまざまな理由で矯正装置を人に見られるわけにはいかないと、
治療をためらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような方におすすめなのがワイヤーを歯の裏側に装着する「裏側矯正」です。
歯の裏側に装置をつけるため、ほかの人に気づかれにくい治療方法だといわれています。

「でも、裏側矯正って口が痛いんでしょう?」
「裏側矯正は治療期間が長いって聞いたけど……」などを気にされていませんか?

今回は、裏側矯正のメリットやデメリットを丁寧に解説します。

裏側矯正とは?

裏側矯正

矯正歯科には複数の治療法があります。
当院では、透明のマウスピース型矯正装置を装着して歯並びを整える「マウスピース型矯正」や、
さまざまな不正咬合に対応することができる「ワイヤー矯正」をご用意しています。

裏側矯正とは「ワイヤー矯正」のひとつで、
「舌側矯正」や「リンガルブラケット矯正」ともいいます。
歯の裏側にブラケットという器具を装着してワイヤーを通すため、
周りの人に知られることなく口元を整えることが可能です。

矯正治療は歯科医院の治療の中でも、比較的通院が長く続く治療のひとつです。
少しの期間なら矯正装置が目立つのも仕方がないと思えるかもしれませんが、
長期間続く矯正歯科の場合、やはり見た目も気になりますよね。
職業柄、目立つ歯の表側に装置をつけることができない方など、
人前に出る機会の多い大人の方に多く選ばれている治療法なのです。

表側矯正との違い

一般的なワイヤー矯正の場合、歯の表側にブラケットをつけ、
そこにワイヤーを通すことで歯を動かしたい方向に力をかけて歯並びを整えていきます。
裏側矯正と表側矯正との仕上がりに違いはないものの、
治療中の見た目や治療の手順、食事方法などに違いがあらわれます。

裏側矯正に適している症例

裏側矯正は、前歯が前に出ている方の治療に向いています。
動きにくい奥歯を固定源として前歯を動かすからです。
奥から前歯を後ろに引き込みやすいとされており、
上顎前突(出っ歯)などの治療の場合、早い段階で効果があらわれる可能性があります。

裏側矯正の治療期間の目安

症状によって個人差がありますが、裏側矯正の矯正期間は1年半〜2年半程度です。
表側と裏側とでは、治療期間に差はほとんどないといわれています。
当院では、裏側矯正に「セルフライゲーションブラケット」を採用しています。
セルフライゲーションブラケットは、
歯周組織に負担をかけない程度の力をかけることで、歯を動きやすくするブラケットです。
大人の矯正治療でも、治療期間を短くできる可能性があります。

裏側矯正のメリット

裏側矯正 メリット

それでは、裏側矯正のメリットをみてみましょう。

見た目が目立たない

裏側矯正の大きなメリットは、人に気づかれることなく矯正治療を行えることです。
表側矯正でも、目立ちにくい白や透明の装置を選ぶこともできるなどの工夫がされているものもあります。
さまざまな理由で目立つ矯正装置をつけられないという方は、
裏側矯正を検討されることもおすすめします。

前歯を引っ込める治療が得意

裏側矯正は、前歯をひっこめる治療が得意なため、
お口の状態によっては裏側矯正が向いている場合があります。

舌の悪いクセの改善につながる

装置が歯の裏についているため、舌を歯に押し付けるクセの改善につながる可能性があります。
舌は、上の歯の裏のくぼみについているのが適切な位置です。
舌が前歯を押してしまうことで、その力で歯が前に動いて歯並びを悪くする恐れがあります。
矯正治療でキレイに整った歯並びも、
舌の悪いクセで歯並びが再び乱れる原因になることがあるため、舌の悪いクセは改善するようにしましょう。
舌壁について、こちらで詳しく説明しているので是非ご覧ください(´・_・`)

歯の表面が傷つきにくい

歯の表面には、歯を覆っている「エナメル質」があります。
歯の裏側のエナメル質は、表側よりも厚いといった特徴があります。
矯正装置を外すときに歯の表面を傷つけてしまう「エナメルラック」を引き起こす恐れがあるため、
裏側矯正は表側矯正よりも歯の表面を傷つけにくいのです。

むし歯や歯周病になりにくい

矯正治療は歯に装置を装着するため、
歯が磨きにくくなってむし歯や歯周病のリスクを高めることがあります。
歯の裏側はもともと唾液の量が多く自浄作用が働くため、
むし歯になりにくい傾向にあります。
そのため、歯の裏側に装置をつける裏側矯正の場合は、むし歯や歯周病のリスクを抑えることが可能です。

装置に食べかすが挟まるのが気にならない

表側矯正の場合、装置の間に食べかすが挟まるのが気になって、
人前で好きなものを食べられないといった悩みがあります。
裏側矯正の場合、装置は人から見えないため、
人の目を気にすることなく食事を楽しむことができるでしょう(^-^)

裏側矯正のデメリット

裏側矯正 デメリット

次に、裏側矯正のデメリットをみてみましょう。
当院では、メリットだけではなくデメリットもわかりやすくお話しますので、
ご納得いただいてから治療を開始しましょう。

話しにくい

裏側矯正では、装置が舌に当たりやすく、会話がしにくい傾向にあります。
普段は舌を動かすことでスムーズな発音ができるため、
矯正装置で舌の動きが制限され、活舌が悪くなるのです。
しばらくすると慣れてくる方がほとんどですので、大切な仕事などに支障を与えないよう、
治療を始めるスケジュールは医師としっかり相談するようにしましょう。

舌に口内炎ができやすい

装置に舌が当たりやすくなることで、舌が傷つき口内炎ができやすくなります。
一方、表側矯正では、頬や唇の粘膜に口内炎ができやすくなる傾向にあります。

食事がしにくい

歯の裏側に通した上の歯のワイヤーが、下の前歯に当たって装置が壊れてしまうのを防ぐために、
奥歯に「バイトアップ」といわれるレジン(歯科用プラスチック)を使うことがあります。
かみ合わせにスペースを空けるため食事がしにくいことがありますのが、
少しずつ慣れていく方がほとんどです。

歯磨きがしにくい

矯正装置をつけているときは歯磨きがしにくいため、特に丁寧にお口のケアをする必要があります。
歯ブラシだけではなくさまざまなデンタルグッズを活用しながら、
鏡を見ながら歯を磨くことをおすすめしています。
裏側矯正は歯の裏側に装置があるため、鏡を使っても口内が見えにくく、
歯磨きの難易度が高くなる恐れがあるでしょう。
また、見えにくいため装置の間に食べものが挟まっていても気づきにくく、
むし歯や歯周病のリスクを上げる原因になることがあります。

人に気づかれにくい裏側矯正は渋谷矯正歯科にご相談ください

矯正治療にはさまざまな治療方法があります。
どの方法が自分のお口に合っているのかを判断するのは難しいでしょう。
渋谷駅から徒歩3分の渋谷矯正歯科では、
患者さまのお口の状態やライフスタイルに合わせた治療法をご提案しています。
ほかの人に気づかれにくい矯正治療がご希望の方は、裏側矯正をご提案させていただきます。
当院では、患者さまの裏側矯正がスムーズに進むようサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください(´・_・`)
※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、
日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。

渋谷矯正歯科って、どんな歯医者さん?

渋谷矯正歯科 スタッフ

渋谷矯正歯科では、裏側矯正を専門に、ハーフリンガル・表側矯正も取り扱っております!
「私にはどんな治療方法があっているんだろう?」とお悩みの方は、
ぜひ一度、無料カウンセリングにお越しください!
優しいカウンセラーさんが寄り添って親身に相談にのってくださいます(*‘ω‘ *)

無料カウンセリングのご予約はこちらから>>

また、渋谷駅徒歩三分・ヒカリエ徒歩一分と好アクセスの為、通いやすい立地となっております。
矯正の帰りにヒカリエによってお買い物するのも素敵かもしれませんね(´-`).。oO

歯医者が多くどこに行っていいかわからない…と迷っている方は、
渋谷矯正歯科のSNSをチェックしてみて下さい✓

当院のSNS

★Twitter★

☆Instagram☆

★TikTok★

X(Twitter)では、カウンセリングの空き情報や、キャンセル情報
Instagramでは症例や歯や矯正に関するコラムを投稿しています!
Tiktokでは、渋谷矯正歯科のスタッフの日常を投稿しています!

毎日更新していますので是非覗いてみてください!

ここまでブログを読んでいただき、ありがとうございました(^_-)-☆

関連ページ

« »