投稿日:2024.6.28
大人のための歯列矯正~選択肢と注意点~
みなさんこんにちは!
渋谷矯正歯科です(*^-^*)
大人になって時間と金銭的な余裕もできたから、
そろそろ矯正を始めようかなと考えている方は多いのではないでしょうか?
学生の頃は勉強と部活で忙しかったし、矯正器具の見た目も気になって出来なかった・・。
そんな方達が大人になって歯並びをキレイに整えようと始めることが多いです。
今回は、大人になって歯列矯正を検討されている方に向けて、成人矯正治療の選択肢と注意点をご説明します。
矯正治療方法ごとのメリットとデメリットも含めて解説致しますので、ぜひご参考にして下さい(‘ω’)
大人の歯列矯正とは?
乳歯が抜け永久歯が生え揃ってから行う矯正治療のことを「成人矯正」と言います。
成人と聞くと10代・20代と若い人がやるイメージがあるかもしれませんが、
矯正治療自体は年齢に関係なくすることができます。
そのため、40代・50代・60代の方でも「長年、歯並びが不揃いだったのが気になって・・。」
「子育てが終わってやっと自分の時間ができたから」との理由で始められる方もいらっしゃいます。
子供の頃や若い頃にやるのが成人矯正ではなく、
現代では歯並びが気になるのであれば年齢、男女問わず治療ができるのが「大人の矯正」です。
歯列矯正を始めるのに遅いことはない!?
子供の頃や10代・20代と若い頃に矯正治療が出来なかった方も、
「今から矯正治療なんて・・。」と思う必要はありません!
矯正治療を始めるのに遅いなんてことはないのです。
歯と歯を支えている顎の骨が健康な状態であればいつでも歯列矯正をスタートさせることが出来ます。
年齢や性別も関係ありません。
また、大人になってからの矯正治療は種類も豊富なので
様々な選択肢の中から自分にあった治療方法を選択することも出来ます。
大人の矯正治療で治せる歯並び
どのような歯並びが大人になってからも矯正治療で治すことができるのでしょうか?
ここでは、不揃いな歯並びの種類についてご説明します。
どの歯並びが自分に当てはまるか照らし合わせて見るとより参考になるかと思います。
叢生(そうせい)デコボコ・ガタガタした歯並び
骨格の小さい方に多い歯並びです。
歯並びのラインが揃っておらず高低差があってガタガタしています。
歯並びの列からはみ出ている歯や捻転(ねんてん)、傾斜(けいしゃ)と言って歯の向きがぐるっと捻れていたり、
歯が斜めに生えているケースなどが合わさり全体的に統一性のない印象の歯並びになります。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)出っ歯
上の前歯の唇側への傾斜が強くなっている状態で出っ歯と呼ばれるものです。
上下で唇も閉じにくく、唇や口の乾燥を感じることが多くあります。
口が閉じられず普段から前歯が目立つことでしょう。
笑った時も上の前歯ばかりが強調されてしまう印象になりがちです。
下顎前突(かがくぜんとつ)受け口
正常に比べて下顎が前方に出過ぎてしまった、
または下の前歯の傾斜が唇側に強くなってしまって上の歯よりも下の前歯が出ている状態です。
受け口と言って、顎のしゃくれや横顔は三日月型の印象が強い顔立ちになります。
下顎の前突によって上下の唇が閉じにくいため、
口呼吸になっていることも多く唇や口の中の乾燥を感じることもあります。
受け口は歯並びに原因があるケースと顎の骨の異常があるケースとの2つに分けられます。
歯並びが原因で受け口になっているのであれば、矯正治療で治すことが出来ますが、
あごの骨に原因がある場合は骨を切る外科的な治療も必要になるので矯正治療のみで治すことは出来ません。
どちらに原因があるのかは検査が必要になりますので、気になる方はまずはカウンセリングから検討されるのがよいでしょう!
過蓋咬合(かがいこうごう)深い噛み込み
上の歯が下の前歯を深く噛み込み過ぎている状態です。
下の前歯が上の前歯に覆われているのでほとんど見えず、
噛み込み度合いがひどい場合は歯茎に歯が当たってしまうこともあり、傷ができたりします。
開口(かいこう)前歯が噛み合わない
カチッと噛んだときに奥歯だけが当たり、上下の前歯は噛み合わず隙間が空いてる状態のことです。
空気がスースーと逃げるので発音が聞き取りにくかったり、
奥歯に負担がかかりやすいなどの問題が起こりやすくなります。
笑った時も隙間が目立ち、美しい笑顔のバランスからは遠い印象となります。
歯間空隙(しかんくうげき)すきっ歯
歯と歯の間に隙間があり、いわゆるすきっ歯と呼ばれるものです。
話してる時や笑った時は特に口元が見えるので、すきっ歯の印象が強くでるタイミングです。
すきっ歯を気にして口元を手で隠して話したりする方もいます。
大人の歯列矯正の選択肢と注意点
大人になって歯列矯正を始める場合、どのような治療方法の種類があるのでしょうか。
矯正治療は複数種類の方法から自分にあった治療を選択しスタートすることができます。
それぞれメリットとデメリットがあります。
歯列矯正は歯並びが整うまで2〜3年と長期戦になるため、担当の矯正医とよく相談して納得のいく治療方法を選びましょう。
ここでは、歯列矯正の種類とメリット・デメリットについてご説明致します。
表側矯正
オーソドックスな治療方法でもっとも一般的に行われています。
歯にブラケットという透明な装置を付けてワイヤーを通し、
歯並びを整えていく方法でほとんどの症例に対応することが出来ます。
メリット
・幅広い症例に対応することができる
・透明な矯正装置で目立ちにくい
・費用を抑えることができる
・固定式なので自分で取り外す必要がない
デメリット
・ワイヤーが目立つ
・ブラケット装着後の違和感が強い
・頬粘膜に傷が付きやすい
・食事の度に矯正器具にものが挟まる
・金属アレルギーのリスクがある
・歯磨きの難易度が高い
裏側矯正
歯の裏側に矯正装置をつけるので、
器具が目立つことなく矯正をすることができる審美性に優れた治療方法です。
舌側に器具が装着されるため舌触りはよくありません。
メリット
・装置が見えないので審美性に優れている
・表側矯正に比べるとむし歯のリスクが低い
・固定式なので自分で取り外す必要がない
デメリット
・舌触りが悪く
・発音がしにくい
・費用が高い
・金属アレルギーのリスクがある
ハーフリンガル矯正
表側矯正と裏側矯正のメリットを合わせた治療方法です。
矯正装置が目立つ上の歯は裏側に矯正器具を付け、目立たない下の歯には表側に器具を設置します。
表側矯正よりも器具が目立たないので審美性を高めることが出来ます。
ハーフリンガル矯正について、こちらのブログで、
症例写真と一緒にご紹介しています(^_-)-☆
是非ご覧ください(*^-^*)
メリット
・審美性にも配慮できる
・裏側矯正よりも費用を抑えることができる
・裏側矯正よりも治療期間が短くなることもある
・裏側矯正よりも違和感が少ない
デメリット
・裏側矯正よりも器具が目立つ
・歯磨きがしにくい
・噛み合わせの状態によって対応できないこともある
ハイブリット矯正
表側矯正とマウスピース矯正のメリットを合わせた矯正方法になります。
最初の歯並びがガタガタしている期間は表側矯正で歯並びをある程度整えます。
その後、最終的な仕上げはマウスピース矯正を行うことで、矯正器具の目立つ期間を短くすることができます。
メリット
・目立つ矯正器具を付ける期間を短くできる
・ワイヤー矯正だけよりも違和感が少なくなる
・審美性の確保ができる
・矯正治療期間を短くできる
デメリット
・表側矯正期間中は器具が目立つ
・ワイヤーに食べ物が挟まる
・歯磨きの難易度が高い
マウスピース矯正
マウスピースを装着して段階的にマウスピースを交換することで歯の移動を進めていく方法です。
マウスピースは透明なのでほとんど人に気づかれることがありません。
審美性を気にされる方はマウスピース矯正も検討されるのが良いでしょう!
1日20時間以上の装着が必要で、食事の際は取り外すことになるため、
装着忘れや紛失に気をつけなければいけません。
自分で管理することになるのでルールに従わないと歯の移動が予定通りに進まず矯正期間が長引くことになります。
メリット
・審美性に優れている
・違和感や痛みが少ない
・矯正器具によるむし歯のリスクが低い
・通院の頻度が少なくてすむ
・金属アレルギーの心配はいらない
デメリット
・自分で管理する必要がある
・マウスピースの紛失のリスクがある
・対応できない症例がある
・装着時間を守らないと矯正が進まない
まとめ
いかがでしょうか(*^-^*)
歯並びの種類や、矯正装置の説明、メリットデメリットをお話していきました(^_-)-☆
ここまで文章で見ても、ぱっとしない方はぜひカウンセリングにきてください~!
模型などを使用して、しっかりと分かりやすい言葉でお伝えしていきます!
渋谷矯正歯科では、10~20代の方もいらっしゃいますが
30代~50代の方も多く通院して頂いております!
「矯正したい!」と思った瞬間が、矯正を始めるタイミングかと思います(^^)/
渋谷矯正歯科って、どんな歯医者さん?
渋谷矯正歯科では、裏側矯正を専門に、ハーフリンガル・
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