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投稿日:2023.8.22

金属アレルギーでも矯正ってできるの?アレルギー反応の心配がない矯正装置を紹介

みなさんこんにちは♪
渋谷矯正歯科です★☆彡

日本人の10人に1人の割合で発症しているといわれている「金属アレルギー」ですが、年齢問わず発症し、
大人になってから「ネックレスやピアスをつけると痒くなる」「手の平が荒れる」など急に皮膚疾患に悩まされる方も珍しくありません;;

今日のブログは、よくカウンセリングで聞かれる「金属アレルギー」でも矯正治療はできるのか?という質問についてお答えしていきます!!

金属に反応しアレルギー症状が出る原因は、実は口腔内にある可能性もあります。
金属アレルギーの症状がない方でも、口腔内の金属によってアレルギー反応を起きやすいので、しっかり歯科医療と金属アレルギーについて理解しておきましょう!!!

金属アレルギーとは?

金属アレルギー 矯正治療 できる?

金属アレルギーは金属が汗や唾液で溶け出し、イオン化することによって体内のタンパク質と結合して、身体が異物と認識してしまいアレルギー反応が生じます。
そのため、すぐに症状が出ることはなく、許容範囲を超えてから発症するので、「遅延型アレルギー」とも言われています。

症状には個人差がありますが、一般的には赤いブツブツができ痒みが生じ、重症になると腫れや発熱などを発症する場合もあります。

金属はアクセサリーや歯科治療でも身の回りにたくさん存在していますが、
金属の中でもニッケル・コバルト・クロム・パラジウム・水銀は金属アレルギーを引き起こしやすく、歯科金属でも多く使用されています。

 

金属アレルギーと歯科医療

金属アレルギー 矯正 原因 種類

金属に反応しアレルギー症状が出る原因は、実は口腔内にある可能性もあります。
金属アレルギーの症状がない方でも、口腔内の金属によってアレルギー反応を起こしやすいので、しっかり歯科医療と金属アレルギーについて理解しておきましょう。

皆さんは「アマルガム」という金属をご存じですか?
水銀が50%も含まれている金属です。
1970年代に歯科治療で用いられており、現在も昔に治療したアマルガムが口腔内に入っている方もいます。アマルガムは金属アレルギーを引き起こしやすく、水俣病の原因にもなります。

金属アレルギーの中で歯科医療と関係しているのが、「全身性金属皮膚炎」とよばれるものです。
これは、金属が触れた部分や周囲に赤みや痒みがでる「接触皮膚炎」とは異なります。
全身性金属皮膚炎は、歯科治療で使用した金属が唾液によって溶け出し皮膚や粘膜から吸収されアレルギー反応を生じるものです。

・掌蹠膿疱症(手足に膿がでる病気)
・汗疱状湿疹(手足に水ぶくれができる病気)
・扁平苔癬(口の中にレース状の白色の苔のようなものや手背などに多角形の紫紅色のブツブツが出来る病気)
湿疹などを発症します。聞くだけで痛そうですね…。

アマルガムは、現在保険適用から外されており、歯科治療で用いられていることはほとんどなく、プラスチックの詰め物に変える治療が行われているのが一般的です。
ただし、アマルガムを削って除去する際に発生する熱によって、体内に取り込まれてしまう危険性があるため、適切な治療方法で除去する必要があります。

歯科矯正で用いられている金属は?

金属アレルギー 歯列矯正

従来、歯科矯正に用いるブラケットやワイヤーにもニッケルが使用されていました。
そのためアレルギー反応が出てしまう可能性がありましたが、最近では金属アレルギーが出にくいチタン合金を使用したブラケットとワイヤーが増えてきたり、
ニッケルフリーのワイヤーや金属を使わないセラミックのブラケットもあります!

セラミックだと歯と同じような色調のため目立ちにくく審美性にも優れていて、身体にも優しい素材というところがメリットで人気があります。
どの装置を使用したらいいのか迷われている方は気軽に相談してください。

歯列矯正中に起こり得るアレルギー反応

歯列矯正 金属アレルギー 症状

上記で紹介した矯正装置でも金属アレルギーが100%出ないとは言い切れません。
矯正中に金属アレルギーが引き起こされると以下のような症状が現れる可能性があります。

口内炎

金属アレルギーによって口内炎ができる可能性があります。
ただし、ブラケットやワイヤーがお口の中の柔らかい部分に接触し続けることで、口内炎を引き起こす可能性があります。
金属アレルギーが心配な方は、矯正治療を始める前に皮膚科でパッチテストを受けておくと安心です。

歯ぐきや唇の腫れ

ニッケルなどの金属に対するアレルギー反応によって、歯ぐきや唇の腫れが見られることがあります。
症状がひどい場合は、歯科医師に相談のうえ装置の変更を検討し、皮膚科に受診する必要があります。

皮膚の赤みやかゆみ

金属アレルギーによって皮膚の赤みやかゆみ、湿疹などの症状が現れることがあります。

上記でも解説した通り、皮膚炎には接触皮膚炎と全身性金属皮膚炎の2種類があります。
前者は、すぐにアレルギー反応が生じ、接触した部分に症状が現れるのが特徴です。
後者は唾液によって溶け出した金属が全身を巡るため、接触した部分以外の皮膚や粘膜に症状が現れます。
いずれにせよ皮膚科への受診が必要になります( ;∀;)

 

金属アレルギーが不安なときは?

現在は全く金属アレルギーの症状がなくても、突然アレルギー反応が現れる可能性があります。
特に、これまで使っていたネックレスやピアスなどの金属製品で肌にかぶれや刺激を感じた経験がある場合は、注意が必要です。
ここでは、矯正治療を検討しているけれど金属アレルギーに不安を感じている方のために、2つの対処法を紹介します。

パッチテスト 金属 アレルギー

パッチテストを受ける

金属アレルギーの有無や具体的なアレルゲンを知るためには、パッチテストが有効です。
歯科医院によってはパッチテストを受けられるところもあり、アレルギー反応が出た金属の使用を避けることができます。

もし矯正治療を検討中で金属アレルギーに不安がある場合は、カウンセリングの前に皮膚科などでパッチテストを受けておくと相談がスムーズに進むでしょう。

歯科医師に相談する

金属アレルギーが不安な場合は、歯科医師に相談することが重要です。
これは矯正治療に限らず、通常の歯科治療においても同様です。

事前に相談しておくことで、金属を使用しない素材やアレルギー反応のリスクが低い材料を選択することができます。

金属アレルギーでもできる矯正治療

金属アレルギーが心配な方には「マウスピース矯正」がおすすめです。

マウスピース矯正 渋谷矯正歯科

マウスピース矯正は透明なプラスチック素材のみでできており、金属を使わない矯正装置なので安心して矯正を受けることができます。
取り外しも可能で目立たない装置のため、金属アレルギーの方だけでなくとても人気な矯正方法になっています。

矯正治療あるあるについてこちらの記事で紹介しております!
ぜひ、ご覧ください(^_-)-☆

ただし、全ての症例に対応するものではないため、骨格の問題や歯の移動量が多い場合は、ワイヤー矯正を併用するケースもあります。
マウスピース矯正が適応になるかどうかは、精密検査を受ける必要があります。
まずは無料カウンセリングで矯正専門のカウンセラーにご相談ください♪♪
無料カウンセリングはこちら★

まとめ

渋谷矯正歯科では、裏側矯正以外にも、マウスピース矯正の患者様も多くいらっしゃいます!
ワイヤー矯正、マウスピース矯正どちらも長く取り扱っていた医院だからこそ、一人ひとりの症例や、ご状況にあった装置をご案内することが可能です♫♫

当院でもし、「金属アレルギーが心配……」という患者様には、当院で使用している装置の金属成分表をお渡ししております。
ご自身でパッチテストを受けてきていただき確認してもらうと安心して治療に臨めます。
安心で安全に矯正治療をしていきましょう(`・ω・´)b

歯列矯正 渋谷 治療方法

渋谷矯正歯科ってどんなところ?

↑ついに、コロナのにとりつけたアクリル板取りました!!受付が広い!!笑

 

渋谷矯正歯科では、裏側矯正を専門に、ハーフリンガル・表側矯正も取り扱っております!
「私にはどんな治療方法があっているんだろう?」とお悩みの方はぜひ一度無料カウンセリングにお越しください♪
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