投稿日:2023.4.20
歯の雑学 part1
皆さん、こんにちは(‘ω’)ノ
当院のブログをご覧いただき、ありがとうございます!!
歯科技工士の田口です!
さて、今回のブログは歯に関する雑学や興味深い話を紹介していきますね!!
目次
歯の硬さについて
みなさん、モース硬度というものをご存知でしょうか?
私は歯の勉強するまでは知らなかったのですが、硬さの尺度として使われているようです。
硬さと言っても叩いて壊れるかではなく、
ひっかいたときに傷がつくかどうかが硬さの基準です。
硬さにも種類があってびっくりしました(@_@)
【身近な物のモース硬度】
モース硬度1:チョーク
モース硬度2:岩塩
モース硬度3:珊瑚
モース硬度4:鉄、セメント質
モース硬度5:セメント質、象牙質
モース硬度6:エナメル質、象牙質
モース硬度7:人間の歯(エナメル質)
モース硬度8:エメラルド
モース硬度9:ルビー、サファイヤ
モース硬度10:ダイヤモンド
歯は体で最も堅い物質の一つです。
歯は「エナメル質」「象牙質」「セメント質」などから構成されています。
エナメル質
エナメル質は歯の表面にある透明で硬い外層(硬組織)です。
エナメル質は非常に硬く、化学的に安定しており、酸や細菌から歯を保護します。
モース硬度6程で、エナメル質は人体の中でも硬いものの一つとされています。
エナメル質が歯の最も硬い部分の為、
象牙質や神経を咀嚼時による摩耗などから歯を保護する役割があります(‘ω’)ノ
分かりやすく言えば、ヘルメットのようなものですね( `ー´)ノ
象牙質
エナメル質の下に位置し、主に歯の大部分を構成します。
象牙質は硬いですが、エナメル質よりも少し柔らかく、その硬さはモース硬度5~6程です。
半透明の為エナメル質の下にある「象牙質」が透けて黄白色に見えます。
黄白色=汚れているわけではないんです!!
象牙質はエナメル質の下にあるため、
歯の内部の強度を支え、衝撃を吸収する役割を果たします
また、象牙質と神経は細い管で繋がっており、
象牙質から刺激や温度変化などが歯の神経に伝わります。
セメント質
「セメント質」は歯の根っこを覆っている硬組織で、象牙質よりもさらに硬さが低いです。
硬さは象牙質よりも低いため、モース硬度は4~5で骨の硬さと同等です(´-`).。oO
根の表面にはセメント質が存在し、歯を歯槽骨に固定する役割を果たしています。
セメント質は歯の根を保護し、
歯を歯槽骨にしっかり固定させるので歯の安定性に大事な部分になります。
エナメル質や象牙質と比べると再生(再石灰化)が難しいです・・・。
歯について
「エナメル質」「象牙質」「セメント質」どれが欠けてもいけない大事な組織です。
再生能力や硬いからといっても限界があり、
歯には虫歯や歯周病のリスクがあるため、適切なケアが不可欠です。
歯科医による定期的な検診や歯の適切な清掃が、歯の健康を維持するために重要です。
こうして一覧で見てみると人間の歯って意外と硬いんですね(´-`).。oO
モース硬度7は、ガラスや鋼鉄などに傷をつけることができる硬さらしいです!
ちなみに、硬いことで有名な「あずきバー」は冷凍庫でカチカチに凍らせると
サファイヤやダイヤモンドに匹敵する硬さになるそうです!
ダイヤモンドの硬度はMAXの10なので、相当な硬さなのがわかりますね(+o+)
歯科矯正の歴史
ところで、歯科矯正の歴史の始まりがいつごろかご存知ですか?
①古代エジプト
②戦国時代
③昭和~平成
古代エジプト、戦国時代、昭和~平成、一体どれでしょう…(^^♪
正解は①の古代エジプトでした!
歯科矯正の始まりは紀元前2000年のエジプトにさかのぼります!!
古代エジプト~古代ローマ
エジプトと言えばミイラが有名ですが、
なんとミイラに歯科矯正の痕跡があったそうです。
審美的な理由だけでなく、
歯の噛み合わせに関する健康問題にも関心があったみたいですね。
ただ、治療のほとんどが効果が薄く苦痛を伴うものだったらしいです…。
どれだけ痛かったか考えるだけで恐ろしいですね(;_;)/~~~
また、古代ローマでも金のワイヤーを使って矯正を試みようとしていたようですね。
20世紀
皆さんが想像する矯正方法は20世紀初頭に、
エドワード・H・アンゲルさんが考えたものになります。
ブラケットという金属を歯にくっつけてワイヤーで引っぱる、
歯科矯正の効果的な治療法を確立した偉大な方です(*‘ω‘ *)
歯科関連の勉強をした方だと必ず教わるぐらいすごい方です。
21世紀
21世紀になるとデジタル技術の導入が始まり、歯科矯正の分野に革命をもたらしました。
3Dスキャン、コンピューター支援設計およびコンピューター支援製造(CAD CAM)技術が普及し、
矯正治療の効率性を向上させました。
また、透明な装置の普及もされプラスチック製のブラケットや透明なマウスピースでの矯正方法など、
見た目が目立たない歯科矯正が可能になりました。
これは特に大人の患者様にとって魅力的であり、社会的な影響を最小限に抑えることができます。
日本の歯科矯正の歴史
西洋から導入された歯科矯正の技術が日本に普及したのは比較的最近のことです。
歯科矯正の進歩、発展を目的にした日本歯科矯正学会が1926年に設立されました。
日本歯科矯正学会は日本を代表する歯科矯正学を専門とする学術団体で、
7,000名程の会員がいらっしゃるそうです( ◠‿◠ )
昭和あたりから歯科矯正の需要が増加し、今まで歯の治療のみだったものが
歯科矯正を専門にする歯科矯正医が育成され、歯列矯正の技術や装置が日本に普及しました。
ちなみにですが、渋谷矯正歯科の総院長の東海林貴大先生は5つの学会に所属しています!
日本成人矯正歯科学会 認定医、臨床指導医
日本矯正歯科学会 臨床指導医
日本舌側矯正歯科学会 認定医
世界舌側矯正歯科学会 認定医
ヨーロッパ舌側矯正歯科学会 認定医、専門医
総院長の東海林先生はめちゃくちゃすごい先生なんです!!!!
なので、安心して渋谷矯正歯科にいらっしゃってくださいね(^^)/~~~
気になった方は、ぜひ渋谷矯正歯科のサイトにて医師紹介をご覧ください♪♪
現代の日本
現代の日本では、表側、裏側矯正(ワイヤー矯正)や
マウスピース矯正など幅広い歯科矯正方法が普及されています。
今は、歯並びの改善だけでなく、美容的な要素にも重点が置かれています。
デジタル技術が歯科矯正に導入され多種多様な矯正方法が生まれました。
3Dスキャンなどを使用して、患者の歯や口腔状態を詳細に再現できるようになりました。
歯科矯正の進化がすごいですね!(^^)!
これからもっと進化していくのかと思うとワクワクが止まらないですね^_^
もしよければ、歯の雑学part2もご覧ください!!
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ここまでご覧いただきありがとうございました!
ではでは(^^)/~~~
それでは次回の更新もお楽しみに!
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