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投稿日:2023.7.11

マウスピース矯正は痛い?痛みを感じた時の注意点や対処法

こんにちは!!
渋谷矯正歯科の歯科衛生士の陳です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます(‘ω’)

矯正治療を始めるに当たって気になることがたくさんあると思いますが
その一つが「治療中の痛み」です。
今回の内容は「マウスピース矯正中の痛み」に着目してお話しします!!
マウスピース矯正は、透明で目立ちにくいことや、取り扱いがしやすいことから
学生さんや社会人の方にも人気の高い矯正治療です(^^♪
マウスピース矯正で起こる痛みはどんな痛みなのか
原因や対処法について詳しくお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

マウスピース矯正をする女性の画像

マウスピース矯正中は痛みを感じる?

マウスピース矯正を始めると、決まった期間にマウスピースを交換することで少しずつ歯を動かすため
ワイヤー矯正より痛みを感じにくい矯正治療です。
しかし、物理的に歯を動かすため、個人差はありますが痛みが起こることがあります。

矯正治療では、歯を一定方向に少しずつ力を加えることで歯槽骨を吸収、再生させて
炎症反応が起こることで徐々に動かしていきます。

また、歯根と歯槽骨を結び付けている線維性の結合組織(歯根膜)は、
矯正の歯を動かす力によって、伸び縮みしています。
この、歯槽骨の吸収や、歯根膜の伸び縮みが起こっている時に、痛み物質が分泌されて痛みが生じることがあります。
他にも、「マウスピースが擦れること」で痛みが起こる場合もありますが、後に詳しくお伝えします。

マウスピース矯正の歯を動かす痛みについて

痛みを感じることが最も多いのは、
「マウスピース矯正を開始してすぐ」と「治療途中でマウスピースを交換した時」です。

①矯正治療スタート時の痛み

マウスピース矯正を始めてすぐのタイミングは、
歯を動かし始める刺激が歯周組織に初めて加わることから、痛みを感じることが多い時期です。

②矯正途中のマウスピース交換時の痛み

マウスピース矯正は歯の移動に合わせて10日〜2週間ほどで新しいマウスピースに交換します。
マウスピース矯正の使い始めや、新しいマウスピースに交換してすぐのタイミングは、マウスピースが歯を動かす設計になっています。
少しきつめに装着することで歯を押す力が加わるため、痛みを感じることがあります。

③歯を動かす痛みの経過について

ほとんどの場合、痛みは2〜3日程度で収まることが多く、
我慢できないような痛みが起こることや、痛みが長引くことはほとんどありません。
また、痛みを必ず感じるわけではなく、人によってはほとんど痛みがない場合もあります。

マウスピース矯正の歯の模型

マウスピース矯正で痛みが起きやすいケース

治療スタート時やマウスピース交換時以外にも痛みが起こりやすい2ケースをご紹介します。

①長時間マウスピースの装着を忘れたケース

マウスピース矯正は歯を動かすために1日20時間以上継続して装着する必要があります。
装着を長時間の間忘れてしまうと、歯が後戻りを起こして、少しマウスピースが合わなくなってしまうことがあります。
再び口内にマウスピースを装着すると、歯に過度な力が加わり、痛みが起こる原因になることがあります。
この場合、数時間から数日で痛みが引いてくることが多いですが、
あまりにもマウスピースを長い間使わずにいると、ひどい時はマウスピースが使えなくなってしまうこともあります。
順調にマウスピースを使い続けていないと、後戻りを繰り返してしまうため、
矯正治療が計画的に進まないことにもなるため、装着時間は必ず守るようにしましょう。

②マウスピースが擦れて痛みがあるケース

稀に、マウスピースの縁やアタッチメントが口内の粘膜や舌に擦れて炎症を起こしている場合や、傷ができることがあります。
また、傷が悪化して口内炎になることもあるため、注意が必要です。
粘膜や舌に痛みがあると感じた場合は、マウスピースが当たりやすい部分を調整することができるため、
担当の歯科医師に相談するようにしましょう。

渋谷 矯正 痛み

 

マウスピース矯正中の痛みの対処法

①柔らかい食べ物を選ぶ

痛みがある場合は、硬いものを噛むと、さらに歯周組織への刺激が強くなり、痛みが増強してしまいます。
痛みを感じている時は、できるだけ食事では柔らかいものを食べるようにしましょう。
また、食材を柔らかく煮たり、食べやすいように小さく刻んだりして噛みやすいように調理方法を工夫すると良いでしょう。

②冷やすことで痛みを鎮める

歯を動かすことで起こる痛みは、歯周組織に炎症反応があることが原因なので、
物理的に冷やすことで、痛みが鎮まり楽になることがあります。
氷を包んだタオルや、濡らしたタオルを冷蔵庫で冷やしたものを頬に当てて様子をみましょう。
冷やす際の注意点としては、長時間冷やしすぎると血流が極端に悪くなり逆効果になることもあるため
アイスノンなどで長時間冷やすことは避けるようにしてください。
また、逆に温めると血行が良くなり炎症反応が強くなることがあります。
痛い時は過度な運動や飲酒を避けて、基本的に冷やすようにしましょう。

③痛み止めを服用する

強い痛みがあり、食事や生活に支障がある場合は、無理をせずに痛み止めを服用した方が良い場合もあります。
しかし、痛み止めの服用は、歯の移動に伴う炎症反応を抑制します。矯正治療は歯槽骨の吸収と再生で歯が移動するため、
痛み止めの服用で炎症反応が抑制されて歯の動きが悪くなることがあります。
痛み止めを使用する場合は、長期的な服用を避けて「どうしても我慢できない時だけ」の使用がおすすめです。
強い痛みが長引く場合には、担当の歯科医師や歯科衛生士に相談するようにしましょう。

痛み止め 薬

まとめ

今回はマウスピースの矯正治療中の痛みについてお伝えしました。
マウスピース矯正は目立ちにくく、取り扱いやお手入れがしやすいことや、
お口の中の清掃がしやすいなど、たくさんのメリットがある矯正治療です。
痛みの感じ方には個人差がありますが、歯を動かす際には多少の痛みが起こることをご理解頂くようお願いします。

マウスピースは取り外し式の矯正器具のため、患者様ご自身で継続して使用して頂くことが必須です。
できるだけ治療が中断してしまうことが無いように、歯科医師の指導に沿ってマウスピースを使用して頂くことが大切です。
痛みを感じると、矯正治療にストレスを感じてしまうこともあります。
痛いと感じた時は我慢をせず、担当の歯科医師やスタッフにその都度伝えるようにしましょう。

ご相談いただくことで、痛みの対処をスムーズに行うことができ、矯正治療も計画通り進めることに繋がります。
ご質問やお困りのことがありましたら、いつでもご相談ください。

マウスピース着脱時の痛みの対処法についてはこちらの記事をご参考にしてください♪
>>マウスピース着脱時の痛みの対処法!

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