マウスピース矯正の適応症例
みなさんこんにちは😊
渋谷にございます矯正歯科、「渋谷矯正歯科」歯科衛生士、根本です。
いつも当院ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
まだ肌寒い日もございますが、暖かさを感じる日も増え過ごしやすい季節となってきましたね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいのでみなさまお気をつけくださいませ😌
本日のお話しは「マウスピース矯正適応症例」についてです✨
2019年12月頃からコロナウイルスが流行し始めて、ずっとマスク生活でしたが今後はマスクをしなくなることが多くなりそうですね。そのため今後はさらに、矯正していることが分かりづらいマウスピース矯正やリンガル(裏側)矯正をしたい方が多く出てくると思います。マウスピース矯正希望の方や矯正治療をしたいな、と思っている方へ少しでも参考になればと思います。
歯列矯正の種類
歯列矯正には種類がありワイヤー矯正には、見た目で矯正しているのがわかりやすい【ラビアル(表側)矯正】、表から矯正装置が見えにくい【リンガル矯正】、そして今回お話しします【マウスピース矯正】があります。
【マウスピース矯正】は【ワイヤー矯正】と違って矯正装置をつけず、ご自身でマウスピースを着脱して頂いて比較的簡易的にできますが、マウスピースで動かせる歯並びと、マウスピース矯正では難しい歯並びがあります。
マウスピース適応矯正を今回お話ししていきます!
適応症例
①軽度の叢生(そうせい)
叢生というのは歯がガタガタしていることをいいます。ガタガタしている歯並びには、ガタガタが軽度の方もいれば重度なガタガタの方もいます。軽度の方はIPRと言われる歯と歯の間のやすりがけを行い、隙間を作り歯を並べるスペースを確保します。
軽度の叢生はマウスピース矯正にとても適しております!
ここで少し余談ですが、、、
健康な歯を削るのは大丈夫なの!?と心配に思う方もいらっしゃると思いますが、歯の構造的に一番硬く歯の神経から一番遠いエナメル質という部分を削ります。削る限界量が決まっておりますので歯がしみたり等の悪影響は全くございません。
②空隙歯列(すきっ歯)
空隙歯列は前歯の歯と歯の間があいていることを言います。隙間を埋めながら歯を並べていきます。
軽度の空隙歯列はマウスピース矯正に適しております。
③上顎前突(出っ歯)
上の前歯歯が下の前歯より大きく前に出ている状態をいいます。軽度の上顎前突はIPR(歯と歯の間のやすりがけ)等を行いマウスピース矯正を行うことができます。
適応外症例
①重度な叢生(そうせい)
歯のガタガタが重度だと歯を並べる隙間が無いため、ほとんどの重度な叢生の歯列の場合は抜歯が必要になってきます。マウスピースであると大きな隙間を閉じるのに限界があるため、抜歯症例はマウスピース適応外となります。
②重度な上顎前突(出っ歯)
上の前歯が下の前歯より大きく前に出ている状態が重度であると、IPR(歯と歯の間のやすりがけ)の限界量があるため抜歯が必要な場合があります。そのため重度な上顎前突はマウスピース矯正適応外となります。
③重度な下顎前突(受け口、反対咬合)
下の前歯が上の前歯より外側にいる状態をいいます。この状態は上顎前突と同様でIPR(歯と歯の間のやすりがけ)だけでは改善しない場合が多いため、抜歯が必要になります。抜歯症例はマウスピース適応外となります。
矯正の種類は患者様のお口の状態によって変わってくるため一度精密検査して頂くことをおすすめいたします。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
今回はマウスピース矯正の適応症例についてお話しさせていただきました。
今回で2回目になります衛生士根本の愛猫(めるくん)をご覧ください✨
部屋中探してもいなく、名前呼んだらここに隠れていました😳
また、私が小さい頃にお家に来た愛犬(ぷーちゃん)も是非ご覧ください😆(今後もう1匹登場させる予定です☺️)
今はもう13歳になりました!甘えん坊ちゃんですがとっても可愛いです😳
ご覧頂きありがとうございます☀️
矯正治療をご検討されております方、当院では無料カウンセリングを行っておりますので是非当院にご相談下さい。
スタッフ一同心よりお待ちしております☺︎
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