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投稿日:2022.10.30

裏側矯正と表側矯正の8つの要素を徹底比較!

みなさんこんにちは☺️
渋谷にあります矯正歯科「渋谷矯正歯科」です。
今回は「表側矯正と裏側矯正の8つの要素を徹底比較」についてお伝えしていきます。
裏側矯正と表側矯正の違いに関しては以前ブログにて詳しくお話しさせて頂いておりますので、こちらのブログをご覧ください。
【裏側矯正と表側矯正の違い】

裏側矯正と表側矯正の8つの要素を徹底比較

表側矯正と裏側矯正の歯の模型

歯列矯正のワイヤー治療には表側矯正と裏側矯正があります。
矯正治療を選ぶ時に表側矯正と裏側矯正の違いを知ることで、より満足度の高い治療を進めることができます。
矯正を始めた時に気になる8つのポイントの比較をまとめました。
矯正治療をご検討の方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.見た目

表側矯正の見た目

表側矯正は、ブラケットという装置を歯の表面につけるため、口を開けた時にどうしても目立ちます。
一般的にはブラケットはメタル製の装置を装着しますが、
最近ではプラスチック製やセラミック製の装置を使用して目立ちにくくする方法もあります。
プラスチックやセラミックは見えにくくする素材ですが、あくまで歯の表面に装着するので、
ブラケットの凹凸や、ブラケットに通すワイヤーも表に見えています。

裏側矯正の見た目

裏側矯正は歯の裏側に装置をつけます。
歯の裏側は、口を大きく開けている状態を覗き込まない限り外からは見えません。
矯正装置の凹凸が口元の印象を変えることもなく、
矯正していることにほとんど気づかれにくいため、審美性に優れているといえます。
見た目を気にせずに矯正を進めていきたい方におすすめの治療法です。

2.痛み

矯正治療中には、歯が、矯正の力で動く時にはどうしても痛みが出ることがあります。

矯正治療時の痛みの種類
  • ・噛む時の痛み
  • ・ 歯が動く痛み
  • ・矯正装置が当たる痛み

通常矯正の痛みは、矯正治療が進むことで改善していきます。
表側矯正と裏側矯正では、歯と歯の距離の長さが表と裏では変わるため、痛みに少し違いがあります。

表側矯正の痛み

表側矯正の歯が動く時の痛みのピークは、調整後2〜3日程になります。
長くても1週間で慣れてくることがほとんどです。
慣れてくるとほぼ痛みを感じなくなります。

裏側矯正の痛み

裏側矯正は、表と比べて裏の歯面の歯と歯の距離が短いため、ワイヤーの長さも短くなります。
そのため、より強い力がかかりやすくなり、痛みが強く出る傾向があります。
調整後の痛みのピークは表側と同様に2〜3日程度です。
長くても1週間程度でほとんど痛みが緩和されます。

✔︎痛みが出た時の対処法

痛みの経過には個人差があるため、状況に応じて矯正器具の調整をすることもあります。
また、痛み止めを処方することもあり、できるだけ痛みが緩和するように対応させていただいています。
矯正器具が当たる時は保護するための口腔内専用のワックスをお渡ししています。

3.口内炎

矯正治療は装置の影響で口内炎ができてしまうことがあります。
裏側矯正と表側矯正では口内炎ができやすい箇所が違います。
また、口内炎ができてしまった時の対処法についてもお伝えします。

表側矯正の場合

表側に装置がつくと表の粘膜である唇の内側や頬の粘膜に装置が当たり、口内炎が出来やすくなります。
食事をするときや会話をする時の粘膜の動きには個人差があるため、
装置を装着したあと、注意深く経過を見させていただいています。
当たって痛い箇所の装置に口腔内専用のワックスを付けると、粘膜との物理的な接触を和らげることができます。
当院では痛い時にすぐ対応していただけるように、ご自身でのワックスの付け方を指導させていただき、
いつでも使えるワックスをお渡しさせて頂いております。

裏側矯正の場合

裏側矯正のように裏側に装置がつく場合は、装置が舌に物理的な接触をしやすくなるため、
舌に口内炎ができやすくなります。
こちらも装置の装着後の経過を見させていただきます。
口内炎ができる場合は、表側矯正と同様に痛みを緩和するための口腔内専用ワックスをお渡しして、
ご自身で対応して頂いています。

✔︎口内炎の対処法

口内炎ができると食事がしみたり、痛みが気になります。
物理的な痛みは口腔内専用のワックスで対応します。
必要に応じて矯正器具の調整をすることもあります。
ご家庭では、歯磨きがしにくい場合もこまめにうがいをするなど、
口腔内をできるだけ清潔にして、口内炎が悪化しないようにしましょう。
また、酸っぱいものや辛いものは刺激が強く、炎症が悪化しやすいため、
できるだけ控えるようにしましょう。

4.発音のしにくさ

表側矯正の場合

表側に装置を付けるため、最初は頬や唇に違和感はありますが、徐々に慣れてきます。
また、発音するために必要な舌の動きには影響がなく、しゃべりにくさを感じることはほとんどありません。

裏側矯正の場合

舌側に装置が付くので違和感や発音のしにくさがあります。
装置の装着後1、2週間はしゃべりにくいですが、徐々に慣れてくることがほとんどです。
表側矯正に比べると、しゃべるにくさに慣れるための期間が少し必要になるでしょう。

5.虫歯のリスク

表側矯正は装置に付いた汚れが見えやすいため、お掃除がしやすいです。
逆に裏側矯正は汚れが見えづらく、お掃除がしづらいため汚れはたまりやすくなりますが、
歯の裏側には、舌下腺から出てくる唾液が常に循環しています。
唾液には食べかすや細菌を流してくれる自浄作用や、細菌の増殖を抑える抗菌作用があるため、
虫歯予防の効果が期待できます。
ただし、汚れが残っていると、虫歯になるリスクは当然高くなります。
表側矯正も裏側矯正も装置やワイヤーの周りには汚れが付きやすいので、
毎日のセルフケアで歯垢や食べかすを丁寧に取り除くようにしましょう。

6.治療期間

表側矯正の期間

症状や使用する装置や治療内容によって変わりますが、通常1年半から2年半程度の期間が一般的です。
最初に行う精密検査をもとに歯科医師が治療計画を立てて、治療期間の目安を患者様にお伝えしています。

裏側矯正の期間

こちらも同様に症状や使用する装置、治療内容によって変わります。
基本的には表側と治療期間の差はほとんどありません。

表側矯正と裏側矯正の治療期間は、どちらも症状の難易度によって個人差があります。
歯を動かす矯正が終了した後には、後戻りを予防し、きれいな歯並びを維持するための保定期間もあるので、
詳しくは歯科医師にご相談ください。

7.仕上がり

表側矯正と裏側矯正は、歯並びを整える目的はどちらも同じなため、
最終的な仕上がりも同じ仕上がりになります。

8.費用

表側矯正の費用

表側矯正は、裏側矯正と比較すると費用が安くなります。
また、装着するブラケット装置の種類によっても金額が違います。
金属製のブラケット装置が最も価格が安く、審美性の高い目立ちにくいプラスチック製や
セラミック製の装置は金属製と比較すると値段が高くなります。
当院では目立ちにくいセラミック製のブラケット装置も対応しております。

裏側矯正の費用

裏側矯正は、技術的に難易度が高くなるため、表側矯正に比べて費用がかかります。
歯の表側は歯が平らなのに対して、歯の裏側は凹凸があるため、オーダーメイドの装置を作る必要があります。

出っ歯や受け口は表側矯正と裏側矯正のどちらが適している?

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答えは表側矯正よりも、裏側矯正の方が適しています。
歯は矯正装置が付いている方に引っ張られる性質があります。
表側矯正は外向きの治療、裏側矯正は内向きの治療に適しています。
出っ歯や受け口は、どちらも後方移動させて矯正していくので、裏側矯正の方が効率が良くなります。
また、裏側矯正は、矯正装置が唇や頬に当たらないため、口元に響かないメリットもあります。

まとめ

今回は表側矯正と裏側矯正の違いを8つのポイントで比較しました。
それぞれ、メリットとデメリットがありますが、
患者様のご要望に応じてカウンセリングでも詳しくお話しさせていただいています。
当院では実際に矯正治療を進めていく前に、精密検査を受けていただきます。
検査結果をもとに矯正治療の方針を患者様と一緒に決めていきます。
ご不安な点や、疑問点がありましたらいつでもご相談ください!

また、矯正治療をお悩みの方は、無料カウンセリングがございますので、ぜひお気軽にお越しください。
無料カウンセリングのご予約はこちら!
当院スタッフが心よりお待ちしております。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回のブログもぜひご覧ください!

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スタッフのつぶやき

歯科衛生士の根本です!
10月も半ばを過ぎ、寒さがつのってきました。
朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなってくる時季ですので、健康にはくれぐれもご留意ください(^^♪

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