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ブログ

投稿日:2022.10.2

出っ歯矯正をすると老け顔になるの?

こんにちは、渋谷矯正歯科です(^_-)-☆
今回は「出っ歯矯正をすると老け顔になるの?」というお話しです。

歯列矯正を考えられている方に一番多い理由の「出っ歯」。
その出っ歯を治そうとしているのにも関わらず、老けるなんて嫌だ!と心配される患者様も多いです。
実際は老ける可能性もあるとお伝えしています。必ず誰しもが老けるわけではありません。
では老ける原因や、どういった方がなりやすいかなど順を追ってご説明していきます。

なぜ出っ歯の矯正治療をすると老けると言われるの?

手鏡を見る女性

そもそも出っ歯の矯正方法としては、【抜歯矯正】になる可能性が高いからです。
なぜ出っ歯になっているかを考えていただくと分かりやすいのですが、私たちアジア人は欧米人に比べると顎が小さく、
近年はもっともっと人類の発達で小さくなっているようです。
顎が小さいにも関わらず、顎が大きい欧米人と生えてくる歯の本数は変わらないのが現実です。
そうなると小さいスペースに対し、生えてくる歯が多すぎので、ギューギューに歯たちが並ばないといけなくなります。
そうなると我慢できなくなった歯がピョコーンと出てきて、それが前歯であったり、
八重歯であったり、歯のデコボコを形成していくのです。
日本人に出っ歯や歯がデコボコしている方が多いのはこういった理由があるからです。

話が少し脱線してしまいましたが、「出っ歯」もスペースがそもそも足りていない状態になるので、
抜歯をしてスペースを作っていくというのが基本的ではあります。
抜歯をするとその分後ろに口元は後退します。そうなると老け顔になりやすいと言われています。
抜歯治療の症例写真
ただ、全員が全員なるわけではありません。
確かに矯正治療を始める前からほうれい線がある方などは、ちょっと濃くなってしまったりはしますが、
がっつり変わるといった患者様は見たことがありません。
口元が大幅に変わってショックでセカンドオピニオンを受診された患者様もいらっしゃいましたが、
話を聞くと完全に矯正の失敗例でした。
では、失敗しないために事前に知っておいた方がいい情報をお伝えしていきます!

「出っ歯の矯正」老けないために事前に知っておくべきこと

虫眼鏡とクエスチョンマークが書かれた積み木

はっきり言いますと、歯医者選びはとても重要です。
歯列矯正に関わらず、虫歯治療でもそうです。歯を削られる範囲を大幅にされて、
知覚過敏になっている方などもいらっしゃり、歯を守るためにはまずは歯科医院選びが肝心です!
そこで矯正を失敗しないためのポイントをお伝えします!

検査内容がしっかりしているか?

歯の知識を全く今まで知らなかった私も正直こんなに違いがあるのだと感じたところです。
歯科矯正を始める前に患者様の歯も含め口腔内、歯並び、骨格を知る必要があります。
iTeroという機会を使って、噛み合わせなどをチェックする歯医者さんが多いです。
またビフォーアフターも見られるので治療後の歯並びを想像しやすいです。
ですがそれが正解ではありません。
あくまでもAIが作成しているビフォーアフターなので、その患者様の骨格などは無視した状態で完成形を見せています。

当院ではCT撮影も検査内容に入っています。
何かといいますと骨格までもしっかり判断してからその方にあった治療計画を立てていきます。
また歯槽骨(しそうこつ)の薄さや、切歯菅(せっしかん)の位置などもしっかり把握ができるため、
矯正治療における危険察知が事前にできます。
CT撮影をせずに矯正治療を開始してしまうのは、かなりのリスクがあります。

【歯槽骨の薄さ】に関しては、人それぞれで違ってきます。
薄い人は抜歯矯正が難しいと言われています。
というのも、歯は骨の中でしか動かせないので、
その骨自体が薄くては、無理やり抜歯をして大きく動かしては、骨から歯がこぼれてきます。

また【切歯菅と前歯の距離が近い】ことに関しても、抜歯矯正は難しいと言われています。
切歯菅は神経が通っている管なのですが、この切歯菅は前歯の後ろ(上顎にある管)に位置していて、
前歯との距離も人それぞれです。
特に前歯を引っ込めたい方などはこの距離がとても重要で、距離が近ければ切歯菅に前歯が当たってしまいます。
そうなると前歯がそれ以上下がることもなく、そのままの位置で止まってしまう事や、
切歯菅に当たる衝撃で、歯の根っこ(歯根)が短くなり、歯の寿命を縮めてしまいます。
そのリスクかあるかどうかは、CTを撮らずには判断できません。
実際にCT撮影せず治療をおこなってしまった患者様が、
抜歯したスペースが埋まらずに治療が終わってしまったということも聞いたことがあります。
必ず精密検査にCT撮影が含まれているのかを確認しましょう!

ちなみに、渋谷矯正歯科の治療内容の詳細は、こちらからご確認いただけます☆

最終の歯並びがどうなるのかをしっかり見せてくれるか?

冒頭でもお伝えしたように、iTeroを使用しているクリニックはほとんどで、ビフォーアフターを見せてくれますが、
それだけでは自分の歯並びが具体的にどうなるかの判断はできません。
しっかりとCT撮影、iTero、口腔内写真、顔写真、口腔内環境を見て全てが揃ってやっと最適な治療方法を立てることができます。
治療方法はすぐに作れるものではなく、歯科医師が一人一人の分析を行ってやっているので、
検査してから数週間後に検査結果を受けに来るようお伝えがあるはずなので、
その時にしっかりと自分の歯並びがどうなっていくのかを想像ができ、
ここで任せられるなと判断ができたらそこの医院を選択しましょう!

渋谷矯正歯科では、患者様に安心して検査を受けていただけるよう、
デジタル設備も揃っております!→当医院の設備はこちら。

前歯の位置をご自身でもチェックしよう

矯正治療中は歯の動きをしっかりご自身で観察するのをおすすめします。
前歯の位置も今の場所で止めてほしいとなれば、担当医にご相談していただけると、止めることも可能です。
今は矯正治療も進歩していて、最近ですとアンカースクリュー(矯正用のネジ)を使用する治療が主流になっています。
ですので、そのネジを使用し、動きを止めることや、速く動かすことができます。
ですので、しっかりと歯の動きを観察するのもかなり重要になります。
特に前歯を引っ込めることは矯正治療でできますが、前歯を再び前に出すことはとても難しいので、
前歯が引っ込んでしまってからではもう遅いです。
ですので、老け顔にならないためにもご自身での観察がかなり重要になります。
では、老け顔になってしまった場合はどうすれば良いのかご説明していきます。

老け顔になってしまった時の対処法は?

悩む女性のイメージ画像

先ほどもご説明したように、前歯が引っ込むと元に戻すことは難しいので、別の方法になります。
今回はご自身でできることをご紹介します。
まず矯正治療中は、物をなかなかうまく噛むことができず、噛む筋力が衰えてしまいます。
そうなると、口周辺の筋力が衰えることによっての老け顔に導かれている可能性もあります。
そこで、ご自身で口周辺の筋肉をつけるためにできるエクササイズをご紹介します!

おあえいう運動

大きく口を動かすように「お・あ・え・い・う」と一つ一つ丁寧に大きく動かします。
これを30回ほど繰り返すとかなり口周辺がきつくなってきます。

舌を口の中で大きく回す

ほうれい線が気になる方はこれをするとかなり効果的です。
口はなるべく開けないようにして、口の中で舌を大きくぐるぐる回します。左右どちらも回します。
各15回を2~3セットを目安にお風呂に入っている間や、テレビを見ている時などにしてみてください!

まとめ

確かに出っ歯の矯正治療をして100%老け顔になりません!とは言い切れませんが、
老け顔になるべくならないような選択はできるはずです。
老け顔になるのが特に嫌な方は、抜歯をしなくていい治療方法がないのか?など、いくらでも歯科医院にご相談はできます。
必ず気になること不安なことに関しては治療が始まる前に解決しておくべきです。
医院選びを怠ってはいけないので、ご自身が信用できる医院を選択してください。

最後に、渋谷矯正歯科では無料カウンセリングを実施しています。
出っ歯などにの歯並びにお悩みの方は、ぜひ一度、当医院にご相談ください( ◠‿◠ )
無料カウンセリングのweb予約はこちら!

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