外科矯正とは、重度のかみ合わせの不正を治療する際に用いられる矯正方法です。 一般的な歯列矯正のみでは治療が難しい場合に、あごの骨格の外科手術を取り入れることによって歯を支える土台から矯正していく方法です。
「出っ歯」や「受け口」といった症状でも、歯の傾きが原因となっている場合は、一般的な歯列矯正が可能です。しかし、顎の骨の大きさや歪みが原因となっている場合にはワイヤー等を用いた歯列矯正だけでは治療が難しくなります。 そうした症状の場合に外科矯正が必要となってきます。まずは、矯正歯科に相談し、検査を受けることをお勧めします。
治療が決定しましたら、 当院で検査をし、ドクターが一貫した治療計画をたてます。
提携医療機関で外科手術を行います。手術後、歯列矯正を開始する時期は患者さまと相談して決定します。
術後の痛みが引いた後、歯列矯正を開始します。定期的に来院いただき、装置の調整を行います。
通常の矯正治療では改善できない症状を根本から改善できる。
比較的短い治療期間で美しい歯並びが手にいれられる。
治療期間の早い段階で見た目の問題が解決される。
外科矯正(サージェリーファースト)はもちろん難しい治療になります。 そのため、患者さまの骨格やかみ合わせについて正確に把握し、綿密な治療計画を立てていく必要があります。 渋谷矯正歯科では、歯科用CTを始めとし、検査、治療計画、歯科技工へのデジタル技術導入を進めています。
先進的な医科用CTスキャンで三次元的データを取得します。 取得したデータはPC上で、患者さんの治療計画を立てる際に利用します。 見えない部分まで把握できるCTは、サージェリーファーストでとても重要な役割を果たします。
渋谷矯正歯科では技工過程までがデジタル化されています。 これは院内に技工所を抱える渋谷矯正歯科だからこそ可能な、国内では珍しい体制です。 デジタル化することで、わずかな誤差をも排除し、高い精度の矯正装置の製作を目指しています。
代表的な術式として、以下の上顎骨切り術（lefort Ⅰ型）と、下顎枝矢状分割術（sagital splited ramous operation)があります。他にも前歯部歯槽骨を切る骨切り術など患者さんの症状により様々な術式を選択して理想的な骨格にまず治療します。
主に上の顎骨に変形がある場合に使用する手術方法です。上顎を図のように切り、歯の生えている部分を前方に移動させた後、固定を行います。
下顎を小さくする場合・大きくする場合のどちらにも対応できます。 具体的には、下顎の骨の側面を内側と外側に分割し、骨を後方または前方に動かし固定することで顎の大きさを変化させていきます。
手術から５日目くらいから一般的な食事が可能に。
歯列矯正治療もこの頃から可能です。
口腔内から執刀するので、顔の表面に傷が残ることは ありません。
従来の矯正は表側に装置をつけていましたが、舌側矯正（リンガルブラケット矯正）は 歯の舌側に装置をつけます。 他人から目立たないなどメリットが多いほか、後ろに引き込みやすい特質を持っているため、症状によっては歯を動かしやすい治療方法です。
矯正装置が目立たない
食事でのストレスが少ない
虫歯になりにくい
(歯の舌側はエナメル質が厚いため)
装置が当たらないので、 唇を傷つけない
矯正治療は自由診療のため、保険が適用されません。
渋谷矯正歯科では安心して治療を受けていただくために、
シンプルな費用システムを採用しております。
| カウンセリング料 | 無料 | |
|---|---|---|
| 検診・検査料 | 35,000円(税込38,500円) | |
| 外科矯正
※外科手術費用は提携医院へ、 舌側矯正費用は当院へお払いいただきます。 |
外科矯正手術 | およそ1,000,000円 |
| 舌側矯正治療 | 1,500,000円(税込1,650,000円) | |
渋谷矯正歯科は治療費に全てが含まれるトータルフィー制度です。毎回の処置料や仮に治療が延びてしまった際の追加の費用なども発生いたしませんので、安心して治療に専念いただけます。
渋谷矯正歯科では、「返金保証システム」を導入しています。装置設置後２ヶ月以内に治療の継続が難しくなった場合、全額を返還(初回検査料・処置料は除く)または追加料金等なしで治療内容を変更いたします。
渋谷矯正歯科では、現金・カードでのお支払いの他、デンタルローンを利用した分割払いにも対応しています。外科矯正の場合は手術費用もかかります。矯正治療費用の負担を軽減することができるデンタルローンもご活用ください。
舌側矯正専門クリニックとしてスタートした渋谷矯正歯科は「患者さまのために」というひとつの目標のもと、患者さまのニーズに添いながらお口の健康をトータルにサポートできるような体制を整えました。
日本人の歯並び・かみ合わせに対する意識はまだまだ高いとは言えません。また、矯正治療を専門で行っているクリニックも多いとは言えません。
患者さまが必要な時に適切な治療を受けられる。そしてその治療が患者さまにとって快適なものである。それが私の理想です。
渋谷矯正歯科 総院長 東海林 貴大 神奈川県川崎市出身。1999年3月北海道医療大学歯学部を卒業後、同大学歯学部歯科矯正科に入局。その後、札幌医科大学口腔外科を経て、2007年3月 青山通り矯正歯科を開業。2013年10月 渋谷に移転し、渋谷矯正歯科へと改名。日本矯正歯科学会所属
