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投稿日:2025.4.24

スマイルラインとは?理想的なスマイルラインと歯並びの関係

みなさん、こんにちは!渋谷駅から徒歩3分の矯正専門医院「渋谷矯正歯科」です!
突然ですが、みなさんは笑顔が素敵な方に憧れを抱きませんか?
憧れる顔にはいろんなパーツが魅力的に感じると思いますが、笑顔が素敵だとそれだけで相手に好印象を与えることでしょう。

そんな魅力的な笑顔に重要なのが「スマイルライン」です。

あまり聞き馴染みのない言葉かと思いますが、歯並びにとても大きく関係しています。
歯並びが悪いとスマイルラインも崩れてしまうので、笑顔に自信が無くなったり、印象が悪くなる可能性もあります。
笑顔をより自信のある笑顔にするために、今回はスマイルラインのお話をしていきます!

スマイルラインとは?

スマイルラインの画像

スマイルラインとは、笑った時に上顎の歯の先端を結んだラインのことを指します。
理想的なスマイルラインには、以下の条件があります。

  1. 上顎の前歯の先端が下唇のカーブに沿っている
  2. 真ん中の前歯(中切歯)を基準に、隣の前歯(側切歯)が一回り小さい
  3. 犬歯の長さは中切歯と同じが少し長い
  4. 上顎の前歯の先端が綺麗に並んでいて、ゆるいカーブを描いている
  5. 口角が左右対称にしっかりと上がっている
  6. 上顎の前歯の先端と下唇の間に隙間がない
  7. 顔の中心と前歯の中心が合っている

決して条件に該当していないと魅力がない・美しくないというわけではありません。
歯並びや歯の大きさ・形などによってスマイルラインは異なり、どんなスマイルラインにも個性がありますが、「理想」という意味でのスマイルラインには欠けてしまうのです。
スマイルラインの種類によって印象が異なるので、ご自身はどのタイプか確認してみてください。

①カーブ型

笑った時に自然なカーブを描いた理想的なスマイルラインです。
別名「ハリウッドライン」とも呼ばれます。

②ナチュラル型

日本人に多く、前歯の先端が不規則でスマイルラインが揃っていないウェーブ状のラインです。
とても自然で親しみやすく、若々しい印象を与えます。

③ストレート型

前歯の先端が一直線に並んだ歯並びで、欧米人に多いラインです。
前歯が綺麗に並んでいるので口元が強調され、クールな印象になります。

④クローズ型

前歯の先端ライン上に並んでいますが、少し凹凸のある歯並びが特徴です。
柔らかいスマイルラインになるので、親しみやすい印象を与えます。

スマイルラインで雰囲気が変わるので、お顔の印象が重要な職業の方や自分磨きをしたい方など、
スマイルラインを意識してみるのも良いでしょう。

スマイルラインが崩れる原因

原因を考えている女性

スマイルラインは整えることもできれば、崩れることもあります。
原因は様々な理由がありますが、以下のことを予防や治療を行うと改善することができます。

スマイルラインが崩れる原因①
歯並びや噛み合わせの乱れ

歯並びや噛み合わせの悪化は、笑った時に歯のラインが左右非対称になり、スマイルラインの乱れに繋がります。
出っ歯(上顎前突)・受け口(下顎前突)・叢生・過蓋咬合・すきっ歯・交叉咬合は、理想的なスマイルラインが描けなくなる可能性が高いです。
また、歯並びや噛み合わせが悪いと口を動かす筋肉の動きも偏り、綺麗なスマイルラインを保つことが難しくなります。

スマイルラインが崩れる原因②
歯の大きさや数

歯の大きさや数によってもスマイルラインに影響を与えます。
歯の大きさについてですが、日本人の前歯の横幅は男性で平均8.6㎜、女性で平均8.5㎜です。
顎と歯の大きさの比率によっても異なりますが、9㎜以上だと前歯が大きいと言えます。

また、稀に「矮小歯」という円錐状に変形した歯が生えることもあります。
好発部位は上顎の側切歯であり、笑った時に見えるのでスマイルラインに大きく関わります。
歯の数については、28本(親知らずを含めると32本)ありますが、先天性の欠損歯過剰歯があると左右非対称になります。

スマイルラインが崩れる原因③
歯の摩耗

歯ぎしりや食いしばり・噛み合わせの悪さ・加齢が原因で、歯がすり減り形が変形していきます。
歯の先端が削れてストレート型のようなスマイルラインになったり、歯の先端が欠けて左右非対称になる可能性もあります。
また、歯ぎしりや食いしばりによってお口周りの筋肉が緊張し、スマイルラインが左右非対称になりやすいです。
就寝時にマウスピースを使用すると、歯ぎしりや食いしばりからの負担を抑えることができます。

スマイルラインが崩れる原因④
ガミースマイル

ガミースマイルは笑った時に歯茎が大きく見える状態を指し、スマイルラインの乱れの原因の1つです。
歯並びが整っていても歯茎の露出が多いと、美しいスマイルラインを見せることはできません。
ガミースマイルの原因は、遺伝・上顎骨の長さ・お口周りの筋肉の発達などがありますが、歯列矯正で改善できる可能性があります。
骨格に問題がある場合は外科手術が必要になることもありますが、歯科矯正用アンカースクリューを使用することで、矯正治療だけでもガミースマイルの改善ができる症例が増えています。

スマイルラインが崩れる原因⑤
加齢

歳を重ねると歯がすり減り、欠損歯が多くなってきたりと口腔内の環境が変わってきます。
さらに皮膚のたるみや筋肉が衰えることで口元が下がり、スマイルラインが乱れてしまうのです。
虫歯や歯周病の予防や、表情筋を鍛えるトレーニングを行うことがスマイルラインの維持に効果的です。

誰でも簡単にできるトレーニングを1つ紹介します。
是非日常に取り入れてみて下さい。

あいうべ体操

あいうべ体操のイラスト

  1.  口を大きく開けて「あ」
  2. 口角を左右に大きく広げて「い」
  3. 唇をすぼめて前に大きく突き出し「う」
  4. 舌をできるだけ下に出し「べ」

「あ」「い」「う」「べ」をそれぞれ5秒キープします。
発音はしてもしなくてもどちらでも良いので、あいうべ体操を5~10回繰り返し、1日30回を目安に頑張りましょう。

スマイルラインと歯並びの関係

歯の模型を手で指す歯科衛生士

上記で説明したように、歯並びや噛み合わせが悪いと歯のラインが揃わないことや、笑った時に見える歯や口角、筋肉が左右非対称になることでスマイルラインが崩れてしまいます。
美しいスマイルラインを描くためには左右対称が重要なポイントになります。

そのため歯列矯正で歯の位置や角度などを調整することは、自然な笑顔と理想的なスマイルラインを作るための必要な治療になります。
矯正治療には大きく分けて「ワイヤー矯正」「マウスピース型矯正」の2種類があります。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットを固定し、ワイヤーを通して矯正力を加える方法です。
治療期間中は24時間固定されているので、見た目や歯磨き、お食事など日常生活に支障が出ることもあります。
しかし装置を付け忘れることがないので、どんな方でも治療は計画通りに終わりやすいです。
ワイヤー矯正の中でも種類があり、予算やライフスタイルなどに合わせて治療方法を選択することができます。

マウスピース型矯正

マウスピース型矯正は、通常0.5㎜の厚みの透明なマウスピースを装着し、約二週間毎にマウスピースを交換して、少しずつ矯正力を加えていく方法です。
マウスピースを装着しても見た目は気にならならず、取り外しができるので歯磨きとお食事はいつも通りに行えることが人気です。
しかし1日20時間以上の装着と、定期的なマウスピースの交換を自己管理で行わないといけないので、計画的に動かなかったり、途中でワイヤー矯正に移行する方もいます。

歯並びを整えることはスマイルラインや容姿だけではなく、全身の健康にも良い影響を与えます。
なるべく早い時期から治療すると、自分に自信が持てる人生を歩める期間が長くなり、虫歯や歯周病、体の不調や病気のリスクを軽減できます。
受診する歯科医院によっては矯正方法が限られている所もあるので、矯正治療を希望される場合は事前に確認しましょう。

まとめ

手に鏡を持った笑顔の女性

笑った時に見える上顎の前歯の先端を結んだライン「スマイルライン」と言いますが、スマイルラインはお顔の印象に大きく影響します。
理想的なスマイルラインは笑顔の美しさが向上し、自分自身の自信にも繋がるので、是非こだわって欲しいポイントになります。
スマイルラインの乱れは歯列矯正で改善できる可能性があるので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
▶︎当院の治療内容は「こちらのページ」をご確認ください。
▶︎初めての方はこちらの「カウンセリング予約」からご相談ください。
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