投稿日:2025.2.26
歯並びが悪くなる原因を探って、自分に合った治療法を知ろう!
こんにちは。
渋谷矯正歯科でございます!
皆さんは歯並びが崩れる原因を知っていますか?
どうして歯並びが崩れてしまったのかよくわからない……。と言う方も多いかと思います。
歯並びがデコボコになってしまう原因は一つではなく、実はたくさんあります。
どのようなことが歯並びを崩してしまうのか事前に知っておくことで、予防ができますし、現状から悪化させることを防ぐこともできます。
今回は、どのようなことが歯並びを崩す原因になるのか、そして原因にあった治療方法をご紹介します。
これから矯正治療を検討している方はぜひ参考にしてみて下さい。
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目次
歯並びが崩れる8つの原因と治療法を説明!
歯並びが崩れる原因は、遺伝など先天的なものと生まれた後に起きたことが原因となる後天的なものの大きく2つに分けられます。
【1.遺伝】先天的理由
原因
遺伝が原因となる先天的な理由のものは、両親や祖父母などの遺伝が受け継がれて歯並びが崩れることがよくあります。
特に骨格が原因となるもので、受け口があります。
両親どちらか、または両親とも骨格が原因で受け口になっている場合には子どもにも受け継がれる可能性が高くなります。
受け口になる原因や悪化させない対策についてはこちらを参考にしてください。
治療方法
歯並びに原因がなく、骨格性の問題で受け口を引き起こしているのであれば、歯列矯正のみで改善させることは困難です。
骨格に直接アプローチするための外科手術と歯並びを整えるための歯列矯正治療の両方をおこなうことが効果的です。
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【2.ポカンと口を開けている】後天的理由
原因
何かに集中している時やぼーっとしている時など、上下の唇が閉じていなくポカンと口が空いている方が多くいます。
口周りの筋肉が弱いことが理由になりますが、唇が閉じ切らず口が空いていることで歯並びが崩れる原因につながります。
歯並びは内側からと外側からの圧のバランスで整っていますが、口が空いていると唇側(外側)からの圧が逃げてしまい、歯が唇側に傾斜してくることがあります。
よく言われている出っ歯の状態です。
治療方法
出っ歯は歯列矯正治療をすることで歯並びを整えることができます。
しかし、ポカン口が続けばまた歯並びが崩れてくるでしょう。
口周りの筋力をつけるためのトレーニングも一緒にすることで、矯正治療で整った歯並びをキープすることができます。
【3.舌を前に突き出す】後天的理由
原因
舌を前に出すクセが子供の頃からあると大人になるにつれて歯並びが徐々に崩れてくることがあります。
舌の力で押された前歯は少しずつ唇側に倒れてきて、出っ歯や受け口、すきっ歯などの歯並びになっていきます。
舌使いのクセが原因であったり、舌の筋力が弱いことで普段から正しい舌のポジションに位置していないことで、歯並びが崩れることもあります。
治療方法
幼い子供であれば両親が声かけをして注意をしていくとよいでしょう。
大人の場合は自分で意識的に舌の正しいポジションや舌を突き出す動きをしない意識改革をすることでクセ取りをしていきます。
舌の筋力が弱いのであれば歯科クリニックでトレーニング方法を教えてもらう事もできます。
すでに歯並びに影響が出ているのであれば、矯正治療と舌のクセ取りをセットでおこなうのがいいでしょう。
【4.噛むクセがある】後天的理由
原因
ペンや爪、唇をなど噛み癖があると日常的に歯に力が加わることで傾斜してくることがあります。
よくあるのは、物を噛むことで歯がえぐれて凹みができてしまったり、出っ歯や受け口になることです。
治療方法
クセ取りをして習慣を変える必要があるので、自覚があるのであれば目立つところにメモ書きを貼っておいたり、一定時間ごとにタイマーをセットしてその都度チェックする方法があります。
最初は根気がいりますが、クセを自覚することで少しずつクセの出る回数が減ってきたり、気づく回数が増えてきたりと改善がみられてきます。
すでに歯並びが崩れてしまっている場合には、矯正治療で治すことができますが、クセ取りのトレーニングも一緒に進めるのがいいでしょう。
【5.乳歯を早いうちに失った】後天的理由
原因
乳歯は永久歯の生え変わりの時期までとても重要な役割をしてくれています。
噛むという行為だけでなく、永久歯が生えるスペースの確保や正しい位置に永久歯が生えるよう誘導してくれています。
しかし、むし歯やケガなどで早期に乳歯を失うことになると、永久歯は列からズレて生えてきたり、不揃いな歯並びの原因につながります。
逆に、永久歯との交換のタイミングの時期になっても乳歯が抜けずに残っていると、これも永久歯の歯並びが崩れることになります。
治療方法
早期に乳歯を失ってしまった場合には、永久歯が生えて来るまでスペースを確保するための処置や生え変わりの時期になっても乳歯が残っている場合には、積極的に乳歯を抜く治療が必要になります。
【6.頬杖】後天的理由
原因
日常的な頬杖で負荷がかかっていると左右の顔の歪みや顎の関節に負担がかかることで、噛み合わせへの問題も引き起こすことがあります。
顎の関節へ影響が出ると、顎関節症となり口の開閉がしにくくなることもあります。
治療方法
頬杖の圧によって歯並びにズレが起きていれば矯正治療で改善ができます。
顎へ影響が起きているのであれば、頬杖による負荷を取る必要があるので、クセをとるトレーニングも必須になるでしょう。
無意識に行っていることが多いので、普段から自覚して意識的な改善をして行くことが大切です。
【7.うつ伏せで寝る】後天的理由
原因
うつ伏せで寝ることで頬杖のように顎に負荷がかかり顎関節にダメージがきたり、噛み合わせの位置がズレる原因につながることがあります。
治療方法
うつ伏せ寝を改善させるためには寝具選びが重要とも言われています。
体が硬くてうつ伏せ寝になってしまうのであれば、柔らかいマットレスに変えてみたり、枕の高さも重要になります。
自然に横向きで寝る状態を作りやすくするために、背中にクッションを置いたり試してみるのもいいかもしれません。
【8.歯ぎしりや食いしばりがある】
原因
歯ぎしりは寝ている最中だけでなく、起きている時にも無意識の中でおこなわれていることがよくあります。
歯同士がぶつかり合うことで歯がすり減ってきてしまったり、大きな力がかかる方向に歯が動いて来るので歯並びが崩れる原因になります。
ストレスが原因と言われていますが、詳しいことはよく分かっていません。
対処療法が必要になります。
治療方法
歯ぎしりや食いしばりによって、歯並びが崩れてきたのであれば矯正治療で治すことができます。
しかし、根本的な原因を作っている歯ぎしりが治らない限り、矯正をしても再び歯並びは元に戻ってしまいます。
まずは就寝中の歯同士の干渉をナイトガードなどを使って防ぎながら、起きている時には、頬杖や舌のクセ取りの時と同じようにメモ書きを目立つ位置に貼って意識をしたり、アラームをセットして定期的なチェックが効果的です。
特にPC作業や家事など、何かに集中している時に歯ぎしりや食いしばりをしてしまうことが多いので、作業をする時には意識しておくといいでしょう。
当院の矯正治療についてはこちらをご覧ください
まとめ
今回は、歯並びが崩れてしまう原因と治療方法についてご説明しました。
ほとんどのケースは矯正治療で歯並びをキレイに整えることができますが、骨格が原因である場合には外科手術も必要になります。
(当院の外科矯正についてはこちらをチェックしてください)
原因は一つだけでなく複数の良くないクセが絡み合って起きていることもあるので、何が原因になっているのか知るためにカウンセリングで相談してみるのもいいでしょう。
どのような治療が効果的であるか詳しく知ることができます。
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