投稿日:2025.2.14
矯正歯科の施術は20代でもした方がいい?
皆さん、こんにちは。
渋谷矯正歯科です。
歯列矯正は成長期のお子様や、学生が行っているイメージがありませんか?
本当は歯並びを綺麗にしたいけど、高額な治療費や治療期間の長さなどにより開始するタイミングを逃したり、歳を重ねるごとに諦めてしまう方も多いでしょう。
一度感じたコンプレックスは改善するまで解消することはなく、さらに年々歯並びが悪くなる可能性もあります。
矯正治療に年齢制限はないので、20代から始める歯列矯正も全然遅くないです。
むしろメリットも多いので、20代がチャンスともいえるでしょう。
20代からの歯列矯正について説明していきますので、興味がある方は是非参考にしてください。
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目次
成長期と20代からの治療の違い
歯列矯正を始めるなら「早い方が良い」と聞いたことはありませんか?
歯列矯正を行うことに年齢制限などはないので、20代からの治療でも全く遅くないです。
当医院では成人矯正を専門に行っているため小児矯正はしていません。
しかし小児矯正と成人矯正の違いを比較したいので、簡単に小児矯正の説明をしていきます。
子供の矯正(小児矯正)
子供の矯正には、前歯が永久歯に生え変わる7歳頃から12歳までに開始する第1期治療と、永久歯が揃う12~13歳以降に開始する第2期治療の2段階に分かれます。
第1期では永久歯が生え揃うスペースを作るために、矯正装置で顎の成長を促し、上下顎のバランスを調整します。
第2期では生え揃った永久歯を綺麗に並べる治療で、大人の歯列矯正と同じです。
第1期を経由しなくても、小学校高学年~中学生の時期に第2期治療から開始することもあります。
大人の矯正(成人矯正)
成人矯正は顎の成長が終わり、全ての永久歯が生え揃ってから矯正装置を用いて歯並びや噛み合わせを整える治療です。
第2期とほとんど変わらないですが、顎が完成しているので歯並びの状態によっては抜歯の必要があり、骨格に原因がある場合は外科治療の可能性が高くなります。
成人矯正の年齢制限はなく、歯や歯肉・歯槽骨がしっかりしていれば何歳でも治療を行うことは可能です。
小児矯正と成人矯正の違いは、以下のポイントがあります。
①治療の目的
小児矯正の第1期治療は、顎骨の発育を正常に導き、永久歯を綺麗に並べるための土台作りを行うことが目的です。
一方で成人矯正は、異常な歯並びを整えて、審美性や機能性を改善することが目的であります。
②開始する年齢
小児矯正は顎の成長期の7~12歳頃までに開始することで、効果が得られる治療です。
顎の拡大が完了してから第2期で歯列矯正を行う場合は、永久歯が全て生えてからのタイミングになります。
顎の成長は上顎が早くに完成し、下顎は思春期がピークで18~20歳頃に完成します。
小児矯正は治療を開始する年齢は大体決まっているので、開始するタイミングが遅いと手遅れになる可能性があります。
成人矯正の場合は、顎の成長が完了以降から年齢制限はありません。
歯・歯肉・歯茎がしっかりしていれば、高齢の方でも歯列矯正を行うことができます。
③抜歯の必要性
小児矯正で顎を広げると、永久歯が並ぶスペースを作れるので、将来的に抜歯の確率が下がります。
しかし成人矯正は顎の大きさが決まっている中で歯を並べないといけないので、スペースを作るために抜歯するケースが多いです。
④歯の動く速さ
歯が動く仕組みは、歯と歯槽骨の間に歯根膜というクッション材があるから動きます。
歯根膜は一定の厚みを保つ性質があります。
矯正力を加えた方向の歯根膜が圧迫されると、歯槽骨が吸収され、反対側の歯根膜は伸びるので、新しい歯槽骨を再生する骨代謝を繰り返すことで歯が少しずつ動きます。
しかし年齢が若い方のほうが新陳代謝が良いので、なるべく早くに矯正治療を開始する方が歯が動きやすい傾向にあります。
⑤痛み
小児矯正はまだ顎骨が成長している段階なので、成人矯正と比較すると歯が動くときの痛みは少ない傾向にあります。
⑥矯正装置
小児矯正の第1期では歯列矯正ではなく、顎をバランスよく成長させるために治療をしていくので、「拡大装置」を使用します。
その後、第2期では主に「ワイヤー装置」で歯列を整い、成人矯正では「ワイヤー装置」や「マウスピース」を選択できます。
⑦矯正費用
矯正費用は症状や矯正装置、治療期間、歯科医院によって異なりますが、小児矯正の相場は、第1期・第2期の治療が各30~50万程であることが一般的です。
成人矯正では100万前後かかるでしょう。
20代からの歯列矯正のメリット
成人矯正ではデメリットの方が感じやすいですが、20代から始めるからこそ良いこともあります。
コンプレックスが改善できる
長年コンプレックスに感じていた歯並びが綺麗になることで、顔の印象や顔立ちも変わるきっかけになります。
症状が悪いほど変化は感じやすく、綺麗な横顔の指標であるEラインも綺麗に整うきっかけになるので、美容整形よりも効果を感じられる治療になります。
外見や笑顔に自信が持てるようになるので、充実した日常生活が送れるようになるでしょう。
モチベーションが上がる
20代から治療を希望されることは、ご自身の意思で働いたお金で開始する方がほとんどなので、真面目に治療へ取り組みます。
さらに治療期間中は装置や痛みなどでモチベーションが下がりやすいですが、ご自身で希望した治療なので、ポジティブに乗り越えられる方が多いです。
矯正方法を選択できる
成人矯正では「表側矯正」「裏側矯正」「マウスピース型矯正」の3つの中から、治療方法を選択することができます。
裏側矯正は150万円ほどかかる場合もあり、マウスピース型矯正は対応しない症状もあるので注意は必要です。
性格やライフスタイルに応じて矯正方法を決められるので、目立ちたくない方は医師に相談すると良い方法を提案をしてくれるでしょう。
健康の改善にも繋がる
歯並びが良くなることで虫歯や歯周病のリスクが軽減され、さらに噛み合わせが整うことで顎関節症や顔のたるみ・歪み・肩こり・頭痛・腰痛なども改善することがあります。
噛み合わせがズレていると、次第に顔面や全身のバランスも崩れる原因になります。
噛み合わせが改善することで、お食事をしっかり噛めるようになるので胃腸の負担が軽減します。
さらにバランスが整うと筋肉に過剰な負担がかからないので、痛みや原因不明の不調に悩むことが改善されるでしょう。
治療計画を立てやすい
顎の成長が完了しているので、治療が完成するまでの流れを予想しやすく、計画を立てやすいです。
きちんと医師の指示に従って治療を行っていれば、治療期間や費用の追加もほとんどないので、結婚式や旅行などの予定も合わせやすいことがメリットです。
まとめ
小児矯正で治療を行った方が顎骨から整えることができるので、歯の負担や将来的な身体の負担は軽減しやすいです。
しかし小児矯正は本人の意思であることは少なく、ほとんどが保護者様の意思であるので、お子様の協力が必要になってきます。
小さい子にとって矯正装置は違和感が強く、煩わしい物であるので、ストレスやコンプレックスに感じてしまうこともあるでしょう。
幼少期にそのような気持ちをさせるくらいなら、20代になってからご自身の意思で治療を開始した方が、矯正期間中でもうまくモチベーションを保ち、歯を大切にする気持ちを持てる方が多いです。
ご自身に合った歯列矯正を20代から始めてみましょう。
当医院の患者さまは20代の方が多く、矯正治療や相談で来院していただいています。
20代だから遅いということは全くないので、矯正についてお悩みがある方は是非一度当医院までご相談下さい。
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