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投稿日:2024.12.26

歯列矯正で口元を引っ込めたい!メリット・デメリットとは?

皆様、こんにちは。
渋谷駅から徒歩3分のところにある「渋谷矯正歯科」です。
口元が出ていることが気になる方は、一度は矯正歯科を考えたことがあるのではないでしょうか?
じつは、口元が出ている原因が歯並びあれば矯正治療で改善することが可能です。
今回は、口元を引っ込めたい状態、歯並びの種類、歯列矯正で口元を引っ込めるメリットやデメリットを解説します。

口元を引っ込めたい状態とは?

口元が前に出ている女の横顔のイラスト

口元を引っ込めたいと思う状態は、唇を閉じた時に上下の唇がゴボっと前に出ていることが多いでしょう。
正面からは口元が出ているように見えなくても、横から見ると口元だけがゴボっと突出しているような状態になることがあります。
このような口元を一般的には口ゴボと呼び、コンプレックスを抱える方も少なくありません。
横顔を見て口元が出ていると判断する基準は、

  1. 鼻先と顎の先端に人差し指を置く
  2. 人差し指の内側に唇があるかみる

Eラインを人差し指に沿わせることで、口元が出ているかどうか簡単に判断することができます。
精密には矯正歯科でセファログラムというレントゲン写真を撮ることでわかります。
口元がどれだけでているか、なぜ出ているのかで治療の方法は異なりますので、気になる方は矯正歯科にご相談ください。

口元が前に出る歯並び

歯を鏡で見る女

口元が前に出てしまうのは歯並びが原因になることも。
ここからは、どのような歯並びが口元に影響を与えるのかみていきましょう。

出っ歯

出っ歯は、上の歯が唇側に傾斜したり、唇側から生えたりして上の唇がゴボっとしたり、歯が出てしまって唇が閉じられなかったりする状態を指します。
矯正歯科では出っ歯のことを上顎前突という悪い歯並びに分類します。
出っ歯の原因は歯だけではなく、上顎が大きすぎる、下顎が小さすぎることも挙げられます。
このように骨格的な問題がある方は、歯列矯正に加えて外科手術もご提案させていただくことがあります。

受け口

受け口は、下の歯が唇側に傾斜したり、唇側から生えたりして上下の噛み合わせが反対になっている状態をいいます。
噛み合わせが反対になることから反対咬合と呼ばれることもあり、矯正歯科では下顎前突という悪い歯並びに分類します。
受け口になると、横から口元を見るとしゃくれているように見えるためコンプレックスを抱える方も多くいらっしゃいます。
ただし、しゃくれと下顎前突は異なるもので、歯並びや噛み合わせに問題がある場合は下顎前突に分類されます。
しゃくれは歯並びや噛み合わせに問題がなくても、下顎の先端が反り出すように前に出ている状態をいいます。
しゃくれと下顎前突か判断するのが難しい方は、一度矯正歯科にご相談くださいね。
受け口になると唇をしっかり閉じられずに口呼吸になったり、口から空気が漏れやすくて滑舌が悪くなったりする方もいらっしゃいます。

上下顎前突

上下顎前突は、上下の歯並びや噛み合わせが悪くて出っ歯と受け口のどちらも同時に起こっているような状態をいいます。
一般的にこのような状態を口ゴボと呼びます。
悪い歯並びの中でも一番口元が前方に出ると思われます。
上下どちらの歯も出る状態になる原因の多くは、遺伝により骨格が大きすぎる場合や歯が傾斜してしまうことが考えられます。
歯が傾斜する原因となる以下のような癖がある方は早めに改善しましょう。

  • ・指しゃぶりをする
  • ・爪噛みをする
  • ・上下の唇を吸い込む
  • ・口呼吸

などが挙げられます。

お子様にこのような癖がありましたら、歯並びが悪くなる前に治しておくことが大切です。
赤ちゃんのころは指しゃぶりはよくみられる光景ですが、3~4歳くらいになり乳歯が生え揃ってきて言葉が理解できる年齢になったら「手をつないで寝ようね」「大きくなったから指しゃぶりはおしまいね」とやさしく寄り添ってあげると安心してやめることができますよ。
口ゴボについて詳しくはこちらのブログでご紹介しているのでぜひ一緒にご覧ください。

叢生

叢生は、歯が捻じれたり歯の生える位置がずれたりすることで、歯と歯が重なり合っている状態をいいます。
歯科疾患実態調査で叢生は日本人の悪い歯並びの中でももっとも多いとわかっています。
(出典:厚生労働省e-ヘルスネット_不正咬合より)

叢生になると歯がガタガタと見た目でも悪いと判断されやすく、口元を隠したくなる方も少なくありません。
また、中心から数えて3番目の歯(犬歯)が唇側に出てしまう「八重歯」も叢生のうちのひとつです。
八重歯の場合は、上の唇がゴボっと膨らむため口元が出てしまうこともあります。

口元が前に出る原因

6個のボールと1本の黒いペン

口元が前にでる原因は、骨格、歯並びが考えられます。
ここからは、これらの原因を詳しくみていきましょう。

骨格の問題

骨格の問題は、上下の顎が健全に成長していないことが挙げられます。
たとえば、以下のような状態であれば口元が出る可能性が高まります。

  • ・上の顎が大きすぎるもしくは小さすぎる
  • ・下の顎が大きすぎるもしくは小さすぎる
  • ・上下どちらの顎も大きすぎる

上顎前突になる場合は、上の顎が大きく下の顎は健全、上の顎は健全だが下の顎が小さすぎる場合もリスクを伴います。
下顎前突になる場合は、上の顎は健全で下の顎が大きすぎる、上の顎が小さすぎて下の顎は健全の場合はリスクが高まります。
これ以外の組み合わせであっても上顎前突や下顎前突、上下顎前突になるリスクがある骨格的な問題は歯列矯正だけでは改善することが困難です。

そのため、当院では骨格的な問題が発見された方へ外科手術をご提案することがあります。

歯の問題

歯の問題は、歯が大きすぎたり、歯の本数が多すぎたりすることで決められた顎の大きさの中にすべての歯が並びきらない状態が挙げられます。
前歯は平均的な大きさが決まっているのですが、人によっては生まれつき大きい方もおり歯並びが乱れる原因になるのです。
また、永久歯の本数は親知らずを抜いて28本なのですが、過剰歯といってそれ以外の歯がまれに生えてくるもしくは顎の骨の中に埋まっている方がいらっしゃいます。
過剰歯がある方は、すべての歯が並びきらずに乱れる可能性は高まるでしょう。
歯がまっすぐに生えることができずに、前方に押し出されてしまうからです。

口元を矯正治療で引っ込める6つのメリット

メリットの文字と黒いペン

口元を矯正治療で引っ込めるメリットは6つが挙げられます。

Eラインが整う

冒頭でもお話ししたように横顔のラインが整い、歯並びはもちろん顔の形も美しくなることがあります。

コンプレックスが解消

口元が出ることが気になり、マスク生活が続く方もいらっしゃいます。
歯並びが整うことで口元に自信がついてコンプレックスが解消されるでしょう。

しっかり噛める

出っ歯や受け口は、前歯で食べものを噛むことが困難になる方もいるため、歯列矯正によりしっかり噛めるようになります。

お口を健康に保てる

歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが低減します。
また、口呼吸が改善されることから口臭の悩みも解消される方も少なくありません。

発音がきれいになる

上下の前歯に隙間がなくなるため、空気が漏れ出しにくく発音が鮮明になるでしょう。

顎関節症のリスクが低減する

噛み合わせが整うため、歯や顎への負担が減り顎関節症のリスクが低減します。

口元を矯正治療で引っ込める3つのデメリット

デメリットと書いた黄色いカード

次に、口元を矯正治療で引っ込める3つのデメリットを解説します。

治療に期間がある

歯列矯正は、装置にもよりますが治療期間が2年から3年くらいかかるため時間が長いと感じる方もいるでしょう。
「人生のうちのたった2~3年で歯並びが整う!」と前向きな気持ちではじめられるといいかもしれませんね。

費用がかかる

歯列矯正は自由診療のため、費用がかかります。
ただし、保険が適用できる歯並びもありますので、まずはご相談ください。

抜歯が必要になることがある

口元を後方に動かすためには、スペースが必要になるため健康な歯を抜かないといけないかもしれません。
精密検査により抜歯の有無は決定します。

口元を引っ込めたいなら歯列矯正の相談へ

歯の模型と女性医療従事者

当院では、ワイヤー矯正はもちろん取り外しができるマウスピース型矯正もご用意しております。
口元が出ている原因をカウンセリングや精密検査で突き止めて、患者様にぴったりの治療計画を立案いたしますので、お気軽にご相談ください。
予約は電話の他にWEB予約も受け付けております。
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