投稿日:2024.9.20
アナタは当てはまる?歯並びが悪いことで発生する弊害まとめ
こんにちは。渋谷矯正歯科です!
歯並びが悪いと見た目がコンプレックスになることがありますが、それ以外にも機能的に弊害が起きることもあります。
そうするとお口の中の環境だけでなく、身体にも悪影響が出る場合もあります。
そのまま放置すると、さまざまな弊害が起きてしまうため改善が必要です。
そこで今回は歯並びが悪いことで起きることについてご紹介します。
目次
歯並びが悪いことで発生する弊害とは?
しっかり噛めない
歯並びが悪いと噛み合わせのバランスが悪くなってしまいます。
歯には1本1本役割があり、全ての歯で噛みあっている状態が理想的です。
噛み合わせのバランスが悪いと一部に強く当たってしまうなど、歯に負担がかかってしまいます。
左右のバランスも悪くなるため、しっかり噛みにくくなってしまいます。
むし歯や歯周病のリスク高くなる
歯並びが悪いと、歯が重なりあう部分がでてきたり歯並びが凸凹してしまったりして、汚れが残りやすい環境になります。
また、歯ブラシの毛先が当たりにくくなるため、口内環境が悪くなりやすいです。
そうすると、汚れが残った部分のむし歯や歯周病のリスクが高くなります。
そのほかには、汚れが残っていることで口臭の原因になることもあります。
滑舌に影響が出る
前歯の噛み合わせが悪いと空気が漏れやすくなります。
特に、「出っ歯」や「受け口」などの歯並びは前歯の噛み合わせが悪いため、「サ行」や「タ行」の発音に影響が出ることがあります。
肩こりや頭痛がある
噛み合わせのバランスが悪いまま噛み続けていると、口周りの筋肉が緊張してしまいます。
筋肉はつながっているため、口に近い部分に不調が起きる場合があります。
これらを咬合関連痛といいますが、肩こりや頭痛などの症状が出ることがあるでしょう。
口元がコンプレックスになっている
歯並びが悪いと口元にコンプレックスを抱いてしまうことも少なくありません。
話す時に口元を覆ってしまったり、話すことに消極的になったりすることもあります。
顎に負担がかかっている
噛み合わせが悪いまま噛み続けていると、顎に負担がかかります。
口を開けた時に音がする、口が開きにくい、食事をする時に顎に違和感がある場合には噛み合わせの負担がかかっている可能性があります。
そのまま放置すると顎関節症のリスクもあるため、早めに歯医者に相談しましょう。
歯並びが悪い状態とは?
前歯が出ている
前歯が出ていると噛み合わせのバランスが崩れているため、歯並びが悪い状態です。
日本人の方は顎が小さい傾向があり、歯列に並ばずに出っ歯になってしまうことがあります。
また、顎の成長期に噛むと顎の成長が促されますが、やわらかい物ばかり食べる習慣は顎が十分に発達せず、歯並びの不正につながりやすくなります。
歯が重なり合っている
歯が重なり合って凸凹している状態は、歯に対して歯列が小さく、歯が並んでいない可能性があります。
歯列に歯が並んでいないと、噛み合わせのバランスも崩れているため、歯並びが悪い状態です。
歯の真ん中が合っていない
歯並びが整っていると、歯の真ん中がきちんと合わさっています。
この部分を正中といいますが、ずれが生じている場合には、歯並びが悪い場合や顔にゆがみが生じている可能性が考えられます。
左右非対称になっている
歯の大きさや歯の生えている向きが合っていないと、左右非対称になり歯並びが悪い状態です。
左右のバランスが整っていることで、噛み合わせのバランスも保たれています。
歯並びを改善するためには?
歯並びが悪い状態が自然に整うことはありません。
歯並びを改善するためには、矯正治療が必要です。
矯正治療にもいくつか治療法がありますので、ご紹介します。
ワイヤー矯正
歯の表面に「ブラケット」というパーツをつけてワイヤーを通し、力をかけて歯を動かす方法です。
歴史のある方法で多くの矯正歯科で対応しています。
表側矯正
歯の表側にブラケット装置をつける方法で、多くの歯並びに対応しています。
金属の装置は見た目が気になることがありましたが、矯正中の装置の見た目が気になる方は、白や透明の審美ブラケットや審美ワイヤーを選択できるようになりました。
固定式の装置のため、自己管理が少ない方法ですが、食べ物が挟まりやすいことがあります。
裏側矯正(舌側矯正)
裏側矯正は、歯の裏側に装置をつける方法で、矯正中でも装置が見えにくい方法です。
矯正中の装置の見た目が気になる方におすすめの方法です。
表側矯正と比較すると、装置が内側につくため、出っ歯や受け口などの歯を引っ込めたい歯並びが改善しやすいと考えられています。
ただし、歯の裏側に装置をつける分、歯科医師の技術力が必要で対応できる歯医者が限られています。
マウスピース型矯正
マウスピース型矯正は、患者さまのお口の中をスキャンして透明で薄いマウスピースを作製し、段階的に形の違うマウスピースに交換することで歯を整える方法です。
透明のマウスピースのため、見た目が目立ちにくい方法です。
また、取り外しができるので、食事や歯磨きを今まで通り行うことができます。
そのほかには、スキャンをした情報を元にシミュレーションをして歯が整う予想を見ることができます。
治療期間を把握できるだけでなく、枚数に応じてどの程度歯が動くのか予想を確認することができ、モチベーションにつながりやすくなります。
ただし、取り外しができる分、自己管理が必要です。
1日20~22時間の装着が必要ですが、きちんと装着時間を守らないと治療計画通りに進まなかったり、マウスピースが合わなくなってしまったりすることもあります。
矯正治療にかかる期間とは?
矯正治療にかかる期間は、治療前の歯並びの状態によっても異なります。
歯並びの不正が重度で、大幅に歯を動かす必要がある場合には治療期間が長くなります。
反対に、前歯の一部分など気になる所だけを矯正したい時は、比較的治療期間が短くできるでしょう。
矯正治療の目安の期間は、全体的に歯並びを治したい場合には1年半~2年半程度のケースが多いでしょう。
前歯などの部分的な矯正を希望している場合には、1年半程度の期間がかかる方が多いです。
治療期間は個人差があります。
精密検査をした後に治療計画を立てますが、その段階には目安の治療期間を確認することができます。
矯正治療にかかる費用とは?
矯正費用のほとんどが自由診療になるため、費用は歯医者ごとに異なります。
また、症状によって費用が変わる場合もありますので、詳しくは精密検査をした後の治療計画の時に確認しましょう。
目安の費用
- 表側矯正:80~120万円程度
- 裏側矯正 (舌側矯正):100~140万円程度
- マウスピース型矯正:90~120万円程度
- 部分矯正:30~60万円程度
また、歯医者によって費用の内訳は異なりますが、精密検査料・抜歯代・調整料・保定装置料などがかかる場合があります。
治療計画の際に費用の説明がありますが、費用の内訳やその費用以外にかかる費用がないか確認しておくと安心でしょう。
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まとめ
歯並びが悪いと見た目が気になり、コンプレックスになってしまうこともありますし、機能的にさまざまな弊害があります。
反対に整った歯並びは、口元に自信が持てるようになることはもちろん、しっかり噛むことができて質の高い生活を手に入れることができます。
歯並びを整えるためには、矯正治療が必要ですが表側矯正だけでなく、裏側矯正、マウスピース型矯正など患者さまのご希望と歯並びを考慮した矯正治療をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
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