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口腔内3Dスキャナー

iTero Element

カメラで素早く歯型を撮影
負担の少ない光学印象

口腔内3Dスキャナー
(iTero Element)採用

渋谷矯正歯科では、矯正治療に欠かせない歯列の型取りを、「口腔内3Dスキャナー」によって基本的に行なっています。

口腔内3Dスキャナによって行われる歯・歯列の型取りはデジタルスキャン、光学印象などと呼ばれていますが、デジタル技術を活用することで、誤差の少ない歯型データを素早く取得することができます。

口腔内3Dスキャナーの使い方

口腔内3Dスキャナーは撮影するカメラ部分がスティック状になっています。このスティック状のカメラによって歯をなぞるだけで、歯型の3Dデータを作成できます。

渋谷矯正歯科で使用している口腔内3Dスキャナー(iTeroElement)は1秒間に6000枚もの画像を取り込むことができ、お口全体のデータ取得は10分から15分程度で完了します。

口腔内スキャナーを使わない
印象方法とは?

口腔内3Dスキャナーが登場するまでは、印象材と呼ばれるペースト状・粘土状の素材(シリコンやアルジネート、寒天など)を用い、歯や歯型の型取りを行うことが普通でした。
虫歯治療などで、ドロっとした少し冷たい素材を一定時間噛まされた経験がある方もいらっしゃると思います。
印象材が固まるまで待たなければならないので、多少患者さまに負担をかけますし、嘔吐反応のある患者さまには少々辛い印象方法です。
また扱い方に気をつけないと、印象材の変形(収縮)や石膏硬化時の変形(膨張)も生じます。

口腔内3Dスキャナーのメリット

口腔内3Dスキャナーは、口を開けている時間が少ないなど患者さまにとっての負担を軽減してくれる一方で、誤差の少ない歯型が取得でき、矯正治療そのものにも貢献する特徴を持ちます。

  1. お口の中を10分から15分程度で素早くスキャンできる。
  2. 実際の歯や歯型と、取得したデジタルデータの誤差が少ない。
  3. お口の中に印象材を入れないので、嘔吐反応のある患者さまでも楽にデータを取得できる。
  4. 印象材の誤飲、誤嚥のリスクが無い。
  5. かみ合わせデータも記録でき、咬合の診断に役立つ。

型取りの一番の目的は
正確な歯列の再現です

矯正治療では歯列の型取り(印象)が欠かせません。なぜなら、その歯列の型から作った模型を用いて、歯並びやかみ合わせ治療の計画を立てていくからです。

型取った歯列は治療計画の要

同時に、その計画に合わせて、矯正装置が作られます。マウスピース型矯正であれば、マウスピースの設計に。裏側矯正(ワイヤー矯正)であれば、装置を接着する位置・ワイヤーの形状の決定に歯列模型が使われます。 そのため、歯列の模型と、実際の歯列との誤差が少なければ少ないほど、事前に計画された治療はスムーズに進むのです。

デジタル印象の良い面

口腔内3Dスキャナを用いたデジタル印象では、実際の歯列をコンピューター上へ鮮明に再現していきます。再現された歯列データは、基本的にデジタルデータのまま治療計画や矯正装置の設計に使用します。 型取った型に石膏を流し入れ模型を作成するといった手作業が入らない分、誤差が生じにくく、患者さまの歯列を再現しやすいのがデジタル印象です。

デジタルデータだからできる
シミュレーション・診断

さらに、取得した歯列データはデジタルだからこそ、さまざまな形で活用でき、患者さまとの意思疎通・コミュニケーションにも役立ちます。

歯の動きがわかる
デジタルシミュレーション

治療開始前に、矯正治療後の歯並びや、どのように歯が動いていくのかをコンピューター上でシミュレーションし、ご覧いただくことができます。 実際に歯の動きが見られるので、分かりやすく、患者さんの治療に関する理解を深めます。また、治療の方向性が患者さまの希望に沿ったものであるのかどうかも確認ができます。

かみ合わせの状態も可視化できる

出っ歯や歯並びのガタガタは分かりやすく自覚しやすい不正咬合ですが、オープンバイトやディープバイトなどの不正咬合は歯並びがきれいな場合もあり、治療が必要かどうか患者さまご自身が気づきにくい場合もあります。 渋谷矯正歯科で使用している口腔内3Dスキャナーは、そうしたかみ合わせ(咬合接触状態)を記録し、可視化する機能も持っています。 かみ合わせの状態(咬合状態)を分かりやすくお見せすることで、治療の必要性を理解いただきやすくなります。

【iTero】
口腔内スキャナーで口の中をスキャンします!

iTeroエレメントという口腔内スキャナーについてご説明します。
実際のスキャンの様子です。
スキャンは数分で完了しデータは3Dですぐに確認できます。
iTeroを使用することにより、従来より高精度なデータを採取することが可能となり治療の質が向上しました。