投稿日:2023.10.3
唇が閉じない、口が乾燥する…矯正中に伴うお悩みについて解説★
こんにちは。
渋谷矯正歯科です!!!いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます!!
みなさん矯正頑張っていますか?
今日は矯正中のお悩みについてお答えしていこうと思います★
目次
歯列矯正は唇が閉じられない?
当院の患者様でよく装置を付けたときに感じられるのが「唇が閉じづらい問題」です。
装置のついた独特な違和感ももちろんですが、唇がなんか持ち上がってるなーーーと感じられる方非常に・・・多いです。。。
これは矯正中あるあるなんですが、装置が邪魔になって唇が閉じにくくなることがあります。
特に、歯の表側にブラケットとワイヤーを装着する表側矯正では、装置の厚みによって唇が閉じにくくなると感じることが多いです。
ブラケットには、金属製やセラミック製、プラスチック製など種類があり、中でもプラスチック製の白いブラケットは、厚みがあるため唇が閉じにくいのです。
出っ歯でお悩みの方は矯正前でも、唇が閉じづらいなと感じてる方が更に唇が閉じづらくなったら正直地獄ですよね……。
そのため、渋谷矯正歯科では出っ歯さんには裏側矯正、もしくはハーフリンガルをおすすめしております!
歯の裏側に装置がついてれば唇が閉じづらくなることもありません。
ハーフリンガルも、上顎は裏側なので装置によるお口の閉じづらさを軽減してくれますよ♪
また、マウスピース矯正の場合も同様です。
マウスピース1枚の厚さは0.5mm、上下で装着すると1mmになるため、歯並びの状態によっては唇が閉じにくくなる可能性があります!!
唇が閉じにくくなるとどんな不調が起きるの?
では、唇が閉じにくくなるとどのような不調が起きるのでしょうか。
唇が閉じにくくなると、お口の中が乾燥し、そこから以下のような不調を引き起こしてしまう可能性があります。
口が乾燥し口臭の原因になる
唇が閉じにくくなると、意識しないと口が閉じられないため、自然に口が開きがちに。
口が開いてる時間が長くなると、唾液が分泌されても蒸発し、唾液の分泌量が減ってお口の中が乾燥しやすくなります。
お口の乾燥は、口臭の原因になります!
「なぜ?」と思った方もいるでしょう。その理由をお話ししますね。
お口の中は唾液で満たされており、唾液の殺菌作用によって細菌の繁殖が抑えられています。
しかし、お口の中が乾燥し唾液が減ると、唾液の殺菌作用が弱まってしまいます。
口臭はお口の中の細菌が出すガスによって生じます。そのため、細菌が繁殖すると口臭を引き起こしてしまうのです。
歯列矯正中の口臭予防は、食後毎回歯磨きを行いましょう!
その際に、デンタルフロスやタフトブラシ、歯間ブラシなど使って、歯間やブラケットの周りの汚れも丁寧に取り除くのがポイントです。
唇が傷つきやすい
ワイヤー矯正(表側矯正)により唇が閉じにくく、乾燥すると、食事や話す際に、唇と装置との間で摩擦が起きやすくなり、唇が傷ついてしまうことがあります。
傷がついた箇所に細菌が侵入すると口内炎の原因に。悪化すると出血や膿が出るなどの症状が現れて、口臭を引き起こすこともあります。
一方、マウスピース矯正は、歯を動かすために「アタッチメント」と呼ばれる装置をつけることがあります。
そのため、ほんの少し凹凸ができますが、マウスピースで覆うため、唇が傷つく可能性は低いです。
歯列矯正中のお口の乾燥を予防するには?
お口の乾燥を予防するには、以下の方法があります。
保湿マスクを選ぶ
マスクの着用が任意になった現在でも、マスクを着用している方は多いのではないでしょうか。
マスクは呼吸する際の蒸気によってお口の中が保湿できますよ。
ただし、厚みがあり呼吸が苦しくなるようなマスクは、逆に口呼吸になってしまうため素材選びには、注意が必要です。
ガーゼやシルク、のどを潤してくれる保湿マスクを選ぶことをおすすめします。
唾液腺マッサージを行う
唾液腺マッサージは、唾液が分泌されるのでおすすめの方法です。
やり方も簡単なので、ぜひ取り入れてみてくださいね!
・耳下腺:耳の前からエラの部分にかけての部分に大きな唾液腺があります。
この部分を指の腹で優しく円を描くようにマッサージします。
・舌下腺:下あごの先端の内側に耳下腺があります。親指の腹で押すようにマッサージしましょう。
・顎下腺:耳の下から下あごの内側に舌下腺があります。親指の腹で5カ所ほど押します。
こまめに水分を摂取する
お口が乾燥する際は、こまめに水分を摂取しましょう。その際は、コーヒーや紅茶、ジュースではなく、水がおすすめです。
水はカロリーがなく、水分補給方法として適しています。また、マウスピース矯正中も装置をつけたまま摂取できますよ。
そのほかにも起こる歯列矯正に伴う不調
歯列矯正には多くのメリットがありますが、一方で治療中に感じる不調がいくつかあります。
どのような不調が起こるのか、詳しくお話ししていきます((+_+))
噛み合わせが合わない
矯正中に、噛み合わせが合わないと感じることがあります。これは、ワイヤー矯正もマウスピース矯正も同じです。
歯が動くことによる一時的な噛み合わせの変化で、歯並びが整うことで改善されるので過度の心配はいりません。
慣れるまで食べ物が噛みにくくなったり、違和感を覚えたりしますが、頑張って矯正を続けましょう。
ただ、噛み合わせがズレている状態なので、一部の歯に負担がかかりやすくなっていることもあります。
そのため、硬い食べ物には注意してくださいね。
食べ物が詰まりやすい
ワイヤー矯正(表側矯正・裏側矯正)では食べ物がブラケットとワイヤーの間に引っかかったり、挟まりやすくなります。
たとえば、えのきや麺類などは、ワイヤーに引っかかりやすいです。
また、パンやお米などは、ブラケットとワイヤーの間に詰まりやすくなります。
外食やデートの際、笑ったときに食べ物がワイヤーについていた……。なんてこともあるので気をつけましょう!!
しかしワイヤー矯正は、食事が難しくなりますが、慣れると案外何でも食べられるようになります!!
なのであまり気にしすぎなくて大丈夫ですよ◎◎
口内炎ができやすい
お口の中に装置が入るため、口内炎はどうしてもできやすいです。
特にワイヤー矯正(表側矯正・裏側矯正)は頬の粘膜、舌、唇などに傷がつきやすく、口内炎に発展しがち。
ただ、個人差があり、矯正中口内炎が全くできない人もいます。
もし、口内炎ができそう、またはできてしまった場合は、矯正用ワックスを使ってブラケットの周囲を覆ってください。
また、口内炎が悪化しないようにお口の中を清潔にし、栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠を取るように心がけましょう。
頭痛や肩こり
歯列矯正の過程で、頭痛や肩こりを引き起こすことがあります。これは、噛み合わせが整う段階で、筋肉のバランスが変化するためです。
また、装置を初めてつけた際は歯が動く痛みと同時に、頭痛が起きることも。3日目をピークに1週間程度でおさまります。痛みがひどければ痛み止めで対処できます。
ただし、長期間続いたり、我慢できないほどの痛みが生じる場合は、スタッフに相談してください!
他にも装置が痛いんじゃないか……と心配される方は沢山いらっしゃるので、
矯正の痛みについて気になる方はこちらをご覧ください★
不調が起こりにくい歯列矯正は?
矯正装置にはさまざまな種類がありますが、中でも裏側矯正やマウスピース矯正は比較的不調が起こりにくいです。それぞれの特徴について紹介しますね。
裏側矯正
裏側矯正は、歯の裏側にブラケットやワイヤーをつける矯正方法です。歯の表面に装置がないため、唇に影響を与えず、外からはほとんど見えません。
最初は、舌に違和感を覚えることがありますが、ブラケットの種類によっては薄くて小さいものもあります。
当院で使用する裏側矯正のブラケットは、患者さま一人ひとりに合わせたオーダーメイド。従来の装置よりも慣れるのが早いのがメリットです◎
マウスピース矯
マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースをつけて、定期的に交換しながら歯並びを整える矯正方法です。
歯列全体にマウスピースを覆うため、唇が比較的閉じやすい装置です。また、凹凸が少ないため、口内炎のリスクも軽減できます。
マウスピースは透明なので、矯正中もほとんど目立ちません。食事や歯磨きの際に外せるので、矯正前と同じようにできます。
歯列矯正は、美しい歯並びを手に入れるための治療方法ですが、治療中はさまざまな不調を感じることがあります。
矯正治療を始める前に、治療方法や特徴、リスクなどをしっかりと理解し、自分のお口の状態や希望に合った装置を選ぶことが大切です。
当院は、目立たない表側矯正・目立ちにくいマウスピース矯正を得意としている矯正歯科です。
精密検査を通じて患者さま一人ひとりに合った矯正方法を提案しています。無料相談を実施していますので、歯列矯正に興味がある方はお気軽にご相談ください(‘ω’)
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