投稿日:2023.5.7
矯正中の口内炎の対処法
みなさーん、こんにちは。
渋谷矯正歯科歯科衛生士の陳です(o^―^o)
今回は、口内炎についてブログを書いていこうと思います!!
目次
矯正中の口内炎
矯正中のよく聞くお悩みの中に
口内炎やワイヤーが当たって痛い…など
お痛みに関してのお悩みが多いです!
口内炎は、お口の中の粘膜が傷ついたり、炎症を起こしたりすることで
発生します。それでは、どうして口内炎ができてしまうのか
その原因を調べていきましょう(^_-)-☆
口内炎はどうしてできるのか?
矯正装置が原因で出来てしまう口内炎を「カタル性口内炎」と呼びます。
カタル性口内炎は、装着した矯正の装置がお口の中の粘膜に当たり傷つくことで発症します。
矯正装置の摩擦・突起物
矯正中は口内炎ができやすい状態です。ワイヤー矯正とマウスピース矯正で
それぞれ違いを見ていきましょう(‘ω’)ノ
◇ワイヤー矯正
歯の表側・裏側にブラケットやワイヤーを装着するため、
その部分が粘膜や舌に当たり傷つくことで口内炎が発症することがあります。
とくに唇の裏側や頬の裏側など、装置が直接当たる部分に出来やすいのが特徴です。
◇マウスピース矯正
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比べてマウスピースが柔らかな素材で出来ているため
口内炎が出来にくいといわれていますが、マウスピースを取り外しする際に
マウスピースのふちが口の中の粘膜に当たってしまったり、
唇を挟んでしまった時に口内炎ができてしまう場合があります。
とくにマウスピースのふちが当たりやすい唇の内側、舌の部分にできやすいのが特徴です。
装置の調整・交換
初めて矯正装置を付けた場合、
お口の中の今までなかった場所に装置が触れることで違和感を感じたり、
傷ができやすい環境になります。
また、装置が気になって舌でなぞってしまったりすることで舌先が荒れやすくなることがあります。
個人差はありますが、皆さん大体1週間から数週間程で痛みや違和感に慣れていきます!!
口腔内ケア不足
お口の中をしっかりケアして清潔を保つことは、むし歯や歯周病だけでなく口内炎の予防にもなります。
装置が当たって粘膜に出来た傷口に菌が入ることで口内炎になることが多いですが、
お口の中をしっかり清潔にしていれば菌の繁殖を防ぐことができます(^^)/~~~
特に、矯正装置をつけていると歯と歯の間や装置の間に汚れが溜まりやすいです。
普通の歯ブラシで届かない箇所はタフトブラシ(毛先が細いブラシ)や歯間ブラシでよく磨き
お口の中を清潔に保つようにしましょう!(*‘ω‘ *)
また、口内炎が出来てしまうのは矯正以外が原因となる場合もあります(+o+)
矯正以外で口内炎ができる原因
◇免疫力低下・栄養不足
ビタミンなどの栄養不足のほかに、疲労やストレス・睡眠不足によって免疫力が下がり、
身体が正常に対抗することが難しくなり口内炎が起こりやすくなります。
これらが引き起こす口内炎を「アフタ性口内炎」と呼びます。
アフタ性口内炎は白くて丸い形が特徴で、10日から2週間ほどで自然治癒します。
◇口腔内が不衛生
お口の中が不衛生な状態だと、カビの一種であるカンジダ菌が増殖しやすくなり、
「カンジダ性口内炎」が発生します。
とくに入れ歯を使用している方は、入れ歯の清掃が不十分だと
菌が発生してしまうことから口内炎が発症しやすくなります。
マウスピースを使用している方も注意が必要です。
装置には食べかすやプラークが付着しやすいので、
汚れた状態のままマウスピースをつけてしまうと口内炎が起こる可能性があります。
お食事後にはマウスピースを取り外してしっかりと歯みがきとケアを行いましょう^_^
◇ウイルス
ウイルス性口内炎は、ヘルペスやクラミジアのウイルス感染が原因で発症する口内炎です。
免疫力が低下していると発症しやすいといわれています。
水ぶくれができたあとかさぶたになるのが特徴です。
◇アレルギー
アレルギー性口内炎は金属アレルギーの反応によって発症します。
金属アレルギーをもっている人のお口の中の粘膜部分に
金属の被せ物・矯正の装置が触れることで粘膜が反応し、
口内炎が引き起こされることがあります。
金属アレルギーによる反応は個人差があります。
金属アレルギーをお持ちの方は治療開始前にご相談をお願いします(*’▽’)
口内炎の対処法は?
矯正中に口内炎ができてしまうと、はじめのうちは慣れない装置に加えて痛みもあり、
つらい思いをしてしまうかと思います。
こちらで何点か口内炎への対処法や痛みを和らげる方法を紹介いたします( `ー´)ノ
口内炎を刺激しないようにする
まずは、基本となるのは「口内炎に触らない」ことです。
手や舌で押したり触れたりすると炎症が悪化してしまったり、
治るまでに時間がさらにかかってしまったりするのでなるべく刺激しないように気を付けましょう(‘ω’)ノ
歯みがきの時は歯ブラシが当たらないように、お食事の際は食べ物が当たらないようにしましょう!!!
特に食べ物については、「辛い物・酸っぱい物・熱い物」は
口内炎が刺激されてしまうのでなるべく避けましょう。
口内炎を早く治すコツについても記事があるので併せてご覧ください♪
>>必見!口内炎を早く治したい方は見るべし!
ワックス(歯科矯正用粘膜保護剤)
私たちも極力、月一のワイヤー調整の際に
お痛みが出ないようにさせて頂いていますが、
歯の動きによっては奥のワイヤーが長くなって来たりして
お痛みが出たり口内炎になってしまったりします。
そんな時に一度来院していただいて調整ができればいいのですが
予定が合わなかったり
すこしお家が遠かったりすると
なかなか病院までいらっしゃれないですよね。
そんな時にお家で簡単にお痛みを和らげるとっておきの
材料があるんです!!!
とっておきの材料とは『ワックス』です!
当院では初めて装置をつけた日に
お渡しさせていただいています。
これがあるとないとじゃ、しんどさがホントに変わります!
どう使うの?と疑問に思った方!
今から説明していきますね♪
ワックスの使い方
ワックスは当たって痛い装置の上に張り付けて使います。
①まずワックスを使う分だけちぎります。
装置の大きさによりますが
大体米粒分くらいあれば足ります。
➁こねこねまーるくこねます。
丸くこねた方が装置の上につけたときの
違和感が少ないです。
③当たって痛い装置の水気をティッシュでとります。
濡れたままワックスをつけるととっても外れやすくなってしまいます!
④装置の上にワックスを押し当てて形を整えます。
装置がしっかり覆うようにつけると外れにくいです。
以上です!
すごく簡単ですよね(⌒∇⌒)
また、ワックスは当院で矯正されている方には無料でお渡しできます。
通院して頂いている方でワックス持ってないよーって場合は
お声かけ下さい(´-`).。oO
口内炎のお薬
出来てしまった口内炎早く治したいですよね。
当院で口内炎用のお薬も販売しています!!
どーーん!!!
『デキサメタゾン』
330円で販売しています。
こちらを使う時も
表面の水気を軽くとっていただいて
綿棒などを使って口内炎に塗布してください。
ワックスとデキサメタゾンのダブル使いで
早めに口内炎を治すことができます!
ぜひ使ってみてくださいね(´-`).。oO
渋谷矯正歯科って、どんな歯医者さん?
渋谷矯正歯科では、裏側矯正を専門に、ハーフリンガル・
「私にはどんな治療方法があっているんだろう?」
ぜひ一度、無料カウンセリングにお越しください!
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また、渋谷駅徒歩三分・ヒカリエ徒歩一分と好アクセスの為、
矯正の帰りにヒカリエによってお買い物するのも素敵かもしれませ
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ここまでブログを読んでいただき、ありがとうございました(^_